マイルで得得クレジットカードマイラー向けの注目カード > ANA VISA Suicaカード

裏技


ANAマイレージクラブのマイルが貯まる提携クレジットカードには、たくさんの種類があります。

ANAカードでも、VISA、JCB、アメリカン・エキスプレス、ダイナースクラブなど、数種類から選ぶことができます。

ポイントをANAマイルに交換できるクレジットカードの場合、セゾンカード、ライフカード、エポスカード、漢方スタイルクラブカードなどをはじめ、たくさんのカードが存在します。

これほどカードが乱立していると、「ANAマイルを貯めるには、一体どのカードにすればいいの?」と悩まれる方も多いかもしれません。

一番ANAマイルが貯まるのは、
ANA VISA Suicaカード


それでは、どのクレジットカードにすればいいのでしょうか。ANAマイラーであれば、誰でも「ANAマイルが一番貯まるクレジットカードがいい」と思うのではないでしょうか

それでは、どのクレジットカードだと、ANAマイルが一番貯まるのでしょうか。

ずばり、それは

ANA VISA Suicaカード

になります。

三井住友VISAカードが発行しているANAカードになり、ブランドは世界中で使えるVISAで、それにJR系電子マネーのSuicaが搭載されているカードになります。

このANA VISA Suicaカードですが、何と100円支払いにつき1.3マイル貯まります

しかも、場所限定、期間限定などの制限はありません。どこでカード払いしても、常に100円=1.3マイル貯まるのです

他のクレジットカードでは平均で100円=1マイルになるので、たったの0.3マイルだけ多いと思われるかもしれませんが、金額が多くなるほど、この差は大きくなります。

例えば、年間の支払い額が100万円の場合、

100円=1マイルの場合  → 10,000マイル
100円=1.3マイルの場合 → 13,000マイル


と、3,000マイルも多く獲得することができるのです

年間の利用額が多くなるほど、獲得できるANAマイル数もどんどん増えることになります。

100円=1.3マイルにするには条件がある。
条件とは「マイ・ペイすリボ」の利用


今までの説明だと、
「100円につき1.3マイルも貯まるANA VISA Suicaカードに決まり!」と思われるかもしれません。

しかし、ANA VISA Suicaカードで、100円につき1.3マイル貯めるには、ある条件が必要になります。

その条件とは、「マイ・ペイすリボ」を利用することです

マイ・ペイすリボとは、いわゆるリボ払いのことを指します。

つまり、ANA VISA Suicaカードで使った金額の支払いを、一括払いではなく、リボ払いに設定すれば、100円=1.3マイルになるのです。逆に、一括払いにすれば、100円=1マイルと、他のカードと一緒になってしまうので意味がありません

マイ・ペイすリボを利用し、金利を支払うと
ポイントが2倍に


ANA VISA Suicaカードですが、通常の1回払いにすると、支払い金額1,000円に付き、三井住友カードの1ポイント獲得できます。

10マイルコース選択の場合、1ポイントをANAの10マイルに交換できるため、1,000円支払い=10マイルとなり、100円=1マイルのレートになるわけです。

しかし、マイ・ペイすリボを利用し、金利(リボ払いの手数料)を支払うと、通常1,000円で1ポイントのところが、1,000円で2ポイントになるのです

ただし、残念ながら、2ポイントなので単純に1,000円=20マイルになるわけではありません。

実は、

通常の1,000円支払いによる1ポイント → 10マイル
マイ・ペイすリボによる1ポイント → 3マイル


と、ANAマイルへの交換率が異なって設定されているのです

つまり、1,000円支払いにつき、合計13マイル貯まることになり、結果100円で1.3マイル貯まることになります

ポイントを2倍にするには、
少しでもいいから、
リボ払い手数料を払う必要がある


今までの説明で、ANA VISA Suicaカードでマイ・ペイすリボ(リボ払い)を利用し、金利を支払えば、100円で1.3マイル獲得できることはご理解していただけたと思います。

続いて、今度は、マイ・ペイすリボ(三井住友カードのリボ払い)の制度について理解する必要があります。

まず、1回払いであれば、カードで利用した金額分が、翌月または翌々月に銀行口座から引き落とされます。例えば、10万円カードで支払ったら、銀行口座からは10万円が引き落とされます。

これが、リボ払いになると、10万円使っても、銀行口座からは、全額の10万円が引き落とされないのです。

例えば、リボ払いの「最低お支払い金額」を5万円に設定すると、実際には10万円使っても、翌月または翌々月に口座から引き落とされるのは、最低お支払い金額の5万円だけになります。

まだ引き落としが完了していない残り5万円に対しては、後からリボ払いの手数料(つまり金利)が上乗せされて、銀行から引き落とされることになります。

つまり、毎月10万円カードで使っていて、毎月引き落とされるのが5万円という状態が、数ヵ月、数年と続いていけば、金利部分の金額がどんどん上乗せされることになり、気付かないうちに金利がものすごい額になってしまった、という問題があるのも事実です

リボ払いの対象になる金額を数百円にすれば、
ポイント2倍のまま、リボ払い手数料は少なく済む


上の説明だと、「ポイント2倍が理想だけど、マイ・ペイすリボにすると、後からの金利の請求が怖いから、控えたほうがいいかも」と思われるかもしれません。

しかし、金利を数十円にする方法があるのです

例えば、1カ月のカード利用金額が15万円だとします。

そして、「マイ・ペイすリボ」の最低お支払い金額を10万円に設定したとします。

この場合、何もしないと、翌月または翌々月に口座から引き落とされるのは15万円ではなく10万円になり、残りの5万円に対して、リボ払いの手数料(金利)が発生することになります。

ここで悩むのが、「ポイント2倍(100円でANA1.3マイル)欲しいけど、残りの5万円に対して将来かかる、リボ払いの手数料(金利)を払ったら本末転倒じゃないのか?」ということです。

その通りで、そのままにしておくと、本末転倒になります。

そこでできる裏技が、繰り上げ返済です

上のケースだと、マイ・ペイすリボの最低お支払い金額を10万円に設定しておき、実際にカード利用金額が15万円だった場合、差の5万円に対して、リボ手数料が発生することになります。

この場合、5万円に対してリボ手数料を払いたくない場合、例えば、49,500円分を繰り上げ返済してしまうのです

繰り上げ返済とは、カード利用額が、口座から引き落とされる前に、自らカード会社へ利用額を先に振り込んでしまうことを意味します

上のケースの場合、リボ払いの最低お支払い金額の10万円と、実際に使った15万円の差である5万円に対して手数料が発生するところ、先に49,500円を繰り上げ返済してしまえば、残りの500円だけに対して手数料が発生することになるのです。

500円だけに対してリボ払いの手数料(金利)が発生するので、実際に負担する金利は数十円だけで済んでしまいます

つまり、上のような方法を活用すると、「数十円の金利を支払うだけで、ポイント2倍の条件をクリアすることができ、結果、100円でANAの1.3マイル獲得できる」ということになります

ところで、繰り上げ返済の額を多くし過ぎて、最低お支払い金額と同じになってしまうと、リボ払いの金利が0円になり、ポイント2倍の対象外になるので注意が必要です

例えば、カードの利用額が15万円で、リボ払いの最低お支払い金額が10万円の場合、5万円を繰り上げ返済してしまうと、残りは10万円となり、最低お支払い金額の10万円と同じになり、金利を払う必要がないため、、ポイント2倍の対象にはなりません。

注意すべきなのは、
実際の利用額と最低支払い金額の差を
計算すること


上までの説明では、

「実際にカードで支払った金額と、最低お支払い金額の差に対して、リボ払いの手数料が発生する。例えば、カードで支払ったのが15万円で、リボ払いの最低お支払い金額が10万円であれば、差の5万円に対して金利が発生する」



「5万円に対しての金利を避けるため、例えば、49,500円を繰り上げ返済すれば、残りの500円だけに対して金利を払うことになるので、実際に払う金利は数十円程度だけになる」



「ポイント2倍の条件である、(数十円の)金利の支払いをしたので、100円につきANA1.3マイル獲得できる」


ということになります。

ここで特に大事なのは、常に、「自分はいくら繰り上げ返済すれば、最低限の金利(リボ払い手数料)で済むのか、計算しておく」ということです。

例えば、リボ払いの最低お支払い金額の設定が5万円、実際のカード利用額が10万円であったら、約49,500円を繰り上げ返済すれば、残りの500円だけに金利が発生するので、ほんの少しの手数料だけで済みます。

リボ払いの最低お支払い金額の設定が10万円、実際のカード利用額が20万円であったら、約99,500円を繰り上げ返済すれば、残りの500円だけに対して手数料を払うので、少しの手数料だけで済みます。

このように、毎月、「今月はいくらカード払いしたのか? リボ払いの最低お支払い金額はいくらか? いくら繰り上げ返済すればいいのか?」ということを、考えておく必要があります

初めの数ヵ月は面倒かもしれませんが、数回繰り上げ返済をしていくうちに慣れてしまい、問題なくできるようになります。

繰り上げ返済の方法はたくさんある

繰り上げ返済の方法ですが、

・三井住友銀行のATM
・ローソンのローピー
・コールセンター


など、多数の方法が用意されています。

毎月、金利が最小限で済むように、繰り上げ返済額を決めたら、上の方法で繰り上げ返済することができます。

マイ・ペイすリボを利用すると、
カードの年会費はたったの975円(税抜)


今までの説明で、マイ・ペイすリボを活用すると、ポイントが2倍になり、100円につきANA1.3マイル貯まるのがおわかり頂けたと思いますが、実は、マイ・ペイすリボにはもう1つのメリットがあります。

それは、年会費が975円(税抜)になるということです

通常のカード年会費が2,000円(税抜)なので、半額以下になることになります。

つまり、マイ・ペイすリボを利用することにより、「ポイント2倍+年会費半額以下」と一石二鳥になります

Suicaのチャージ、電子マネー「iD」でも
100円で1.3マイル


ANA VISA Suicaカードのもう1つのメリットとして、JR東日本の電子マネーであるSuicaのチャージに対しても、マイルが付与されます

例えば、ANA VISA SuicaカードでSuicaへ1万円チャージすると、130マイル(分のポイント)が付与されます。

ANA VISA SuicaカードにはSuica機能が搭載されているので、カードに搭載されているSuicaにオートチャージを設定すれば、チャージをする手間が省けます。

もちろん、携帯電話に搭載されているモバイルSuicaのチャージに対しても、マイル(ポイント)は付与されます。

同時に、ANA VISA Suicaカードは、電子マネーの「iD」も利用することができます

「iD」は、マクドナルドなど、クレジットカードが使えないお店で使えるので、カード払いできない場所でも、100円につきANA1.3マイル貯めることができます

かなり長くなってしまいましたが、ANA VISA Suicaカードのメリットをもう1度まとめてみると、

1.
「100円で1.3マイルと断トツのマイル積算率」

2.
「カードの年会費は975円(税抜)と格安」
(ただし、マイル移行手数料として年間6,000円(税抜)が発生。移行する年のみ手数料が発生)

3.
「Suicaのチャージでもマイル付与」
「iD」の利用でもマイル付与」

と、とにかく効率よくANAマイルを貯めたい方には、必須のクレジットカードと言えます


リボ払いの設定、繰り上げ返済と、少しすることが増えますが、一旦慣れてしまえば、後はずっと100円につき1.3マイル貯めることができます。

ANA VISA Suicaカードで
100円につき1.3マイル獲得する手順


その1
ANA VISA Suicaカードに入会する
●初年度年会費は無料
●翌年からも年会費は975円(税抜)のみ
●マイル移行手数料は別途発生



その2
カード入会後、マイ・ペイすリボに登録し、同時に、最低お支払い金額を設定する



その3
毎月、マイ・ペイすリボの最低お支払い金額を、少しだけ超える金額になるように、繰り上げ返済をする



その4
100円支払いに対して、
ポイント2倍(1.3マイル分)獲得



その5
貯まったANA VISA Suicaカードのポイントを、
ANAマイルへ移行する

となります。

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