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(更新:2024年1月)

ソウル仁川空港
第2ターミナル
乗り継ぎレポート
(大韓航空利用時)
(国際線→国際線の場合)

ソウル仁川空港 第2 乗り継ぎレポート (大韓航空利用時)

※ このページでは、大韓航空で日本→ソウル仁川→国際線と飛ぶ場合、仁川空港で乗り継ぐ時の様子を、詳しく解説しています。

※ 2018年1月に新しくオープンした、第2ターミナルの乗り継ぎ方法になります。ちなみに、アシアナ航空利用時は、第1ターミナルでの乗り継ぎになりますが、基本的な流れは同じです。





目次



基本的に、日本の出発空港で、乗り継ぎ便の搭乗券も受け取る


今回飛んだ区間は、羽田→ソウル仁川→ハノイです。

基本的には、日本の出発空港のカウンターで、羽田→ソウル、ソウル→ハノイと、乗り継ぎ便の搭乗券も一緒に渡されます。

大韓航空 乗り継ぎ便の搭乗券をもらう

羽田空港でもらった、大韓航空の搭乗券です。羽田→ソウル、ソウル→ハノイと2枚の搭乗券をもらいます。

ちなみに、発券システムのエラー等で、乗り継ぎ便の搭乗券を受け取れなくても大丈夫です。乗り継ぐ仁川空港のカウンターに寄れば、乗り継ぎ便の搭乗券を発券してくれます。

乗り継ぎ路線・タイミングによっては、乗り継ぎ便の搭乗券にも、ゲート番号が印字されている場合があります。


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預けた手荷物は、仁川空港で引き取る必要なし


仁川空港で乗り継ぐ時、日本の出発空港で預けたスーツケース等の荷物は、引き取る必要はありません。最終目的地で受け取ります。

例えば、成田→ソウル→パリと飛ぶ場合、成田空港で預けたスーツケース等の荷物は、最終目的地のパリで受け取ることになります。


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機内で乗り継ぎ便の出発ゲート・遅延情報がわかる場合も


上記のように、乗り継ぎ便の搭乗券にゲート番号が印字されてなくても、仁川行きの機内でわかる場合もあります。

仁川到着の約1時間前から、座席のテレビ画面で、乗り継ぎ便情報を調べることができます(システムの状態によっては、表示されない可能性もあり)。

大韓航空 機内エンタメの旅行情報メニュー

エンターテイメントシステムのメニューから、旅行情報→運航情報→連結便の情報、と進みます。連結便とは乗り継ぎ便のことです(エンタメシステムのアップグレード等で、メニューの操作方法が変わっている可能性もあります)。

大韓航空の機内で見れる乗り継ぎ便の情報

このように乗り継ぎ便の搭乗ゲート、定刻・遅延の情報が見れます。

乗り継ぎ時間が短めでも、もし乗り継ぎ便の出発が遅延していれば、急ぐ必要がないので、事前にわかるのは助かります。定刻の場合は「On Time」と表示されます。

ただし実際には、便によっては上記の乗り継ぎ便の情報が表示されないこともあります。


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ソウル仁川空港・第2ターミナルのマップ・構内図・ゲート


ソウル仁川空港 第2ターミナル 乗り継ぎマップ

ソウル仁川空港・第2ターミナルのマップです。

飛行機を降りた後、
緑の矢印のように進むと、緑色の丸がある辺りに、乗り継ぎ用の保安検査場があります。

乗り継ぎ用の保安検査場は2箇所ありますが、降機後、ターミナル内に入ると、近いほうの保安検査場へ矢印があるので、それに沿って進んでいきます。

深夜など到着便が少ない時間帯だと、片方の保安検査場が閉鎖されている可能性もありますが、その場合は、そのまま通り過ぎて、もう1つの保安検査場に向かいます。


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最低の乗り継ぎ時間 & 実際にかかった乗り継ぎ時間


↓大韓航空が定めている、最低の乗り継ぎ時間
国際線 → 仁川 → 国際線
45分
↓実際に乗り継ぎにかかった時間
21分

(飛行機を降機して、Transfer方向へ数分歩き、保安検査を通り、乗り継ぎ便が出発するゲートエリアまでにかかった時間)

(乗り継ぎ便の出発ゲートが、ターミナルの端にある場合は、10分程度をプラス)


成田→仁川→ドバイのように、大韓航空が定めている、国際線同士の最低乗り継ぎ時間は45分です。

実際にかかった時間は21分と、短い時間になりました。予約上の乗り継ぎ時間が50〜60分のように短くても、基本的には乗り継ぎができることになります。

ただし、ソウルの到着便が集中する時間帯だと、荷物検査の列が長い可能性もあり、プラス5〜10分くらいはかかるかもしれません。


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乗り継ぐ手順:
(日本→ソウル→国際線)
(日本へ帰国する時も同じ)


まず、ソウル仁川空港に着いた後の、大まかな順序は、

1.
「降機」
 (バスの場合は、まずはバスに乗り、ターミナルまで移動)

2.
「Transfer 方面に歩く」

3.
「乗り継ぎ専用カウンター」
 (乗り継ぎ便の搭乗券がある場合はスキップ)

4.
「自動ゲートを通る」

5.
「保安検査(荷物検査)」

6.
「各ゲートへ向かう」


となります。

それでは写真と共に、細かくお伝えします。


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1.
降機し、Transfer方向へ進む
(バスに乗る場合もあり)


ソウル仁川空港 第2ターミナル 乗り継ぎ 降機

飛行機を降りて、ターミナル内に入ります。

ソウル仁川空港 第2ターミナル 乗り継ぎ Transferへ進む

ターミナル内に入ったら、「Transfer」の方向へ進みます。

ソウル仁川空港 第2ターミナル 乗り継ぎ 歩く

進んでいくと、途中分かれ道がありますが、緑色の「Transfer」方向に進みます。青色の「Passport Control」は入国審査です。

ソウル仁川空港 第2ターミナル 乗り継ぎ Transferエリア

Transferの入口に到着です。日本語でも「乗り継ぎ」と書かれているので間違うことはないです。このまま中へ入ります。


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2.
乗り継ぎカウンター
(乗り継ぎ便の搭乗券がある場合はスキップ)


Transferのエリアに来たら、そのまま中に入ります。

ソウル仁川空港 第2ターミナル 乗り継ぎカウンター

中に入ると、このようなトランスファーデスクがあります。基本、乗り継ぎ便の搭乗券があるので、ここはスルーです。

日本の出発空港で乗り継ぎ便の搭乗券をもらえなかった場合、搭乗券を紛失してしまった場合などは、このトランスファーデスクに寄れば、搭乗券を発券してくれます。


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3.
自動ゲートを通る
(搭乗券をスキャンする)


続いて、搭乗券をスキャンしてゲートを通過します。

ソウル仁川空港 第2ターミナル 乗り継ぎ 自動ゲート

トランスファーデスクを通過後、今度はゲートを通ります。列は途中2方向に分かれますが、「アメリカ行きの人」「アメリカ以外へ行く人」で分かれます。

係員がいて、搭乗券を見せるよう言われるので、見せるとどちらの列に並ぶか指示されます。

ソウル仁川空港 第2ターミナル 乗り継ぎ 搭乗券をスキャン

ゲートに来たら、搭乗券のバーコード部分をスキャンします。パスポートはスキャンする必要ありません。


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4.
保安検査(荷物検査)


続いてセキュリティチェックです。

ソウル仁川空港 第2ターミナル 乗り継ぎ 保安検査

荷物検査場です。時間帯により開いている検査場の数は異なりますが、好きなところで並びます。

ペットボトルなどの飲み物類は捨てる必要があり、ノートパソコンなどは鞄の外に出す必要があります。スマホは外に出さなくても大丈夫です。

ソウル仁川空港 第2ターミナル 荷物検査 荷物用トレー

荷物を入れるトレーは自動で出てきます。英語で「指を挟まないように注意」と注意書きがあります。

ソウル仁川空港 第2ターミナル 荷物検査 靴用トレー

靴を脱ぐ必要があります。靴を入れるトレーは緑色です。荷物用と靴用のトレーが分かれているので、分かりやすいし清潔感もあります。


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5.
掲示板で出発ゲートを確認


保安検査を終えたら、出発フロアに上がります。

ソウル仁川空港 第2ターミナル 乗り継ぎ 保安検査の後

荷物検査を済ませたら、扉を通り進みます。

ソウル仁川空港 第2ターミナル 乗り継ぎ 出発ロビーへあがる

エスカレーターであがります。大きな吹き抜けの空間になっていて、壮大さを感じます。

ソウル仁川空港 第2ターミナル 乗り継ぎ 出発便掲示板

出発便の電光掲示板があるので、乗り継ぎ便の出発ゲート、定刻かどうか確認します。


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6.
搭乗ゲートへ向かう


ゲート番号を確認したら、その搭乗口を目指します。

ソウル仁川空港 第2ターミナル 乗り継ぎ ゲート標識

このようなゲートの標識があるので、相当する方向へ進みます。

ちなみに、232番・270番がそれぞれ一番離れているので、この番号に近いゲートほど、歩く距離・時間が長くなります。232・270ゲートなら、ゆっくり歩いて10分くらいの距離でしょうか。

ソウル仁川空港 第2ターミナル 乗り継ぎ ゲートに到着

各ゲートに着くと、このようにゲート番号があります。


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入国する必要はないので、入国審査・税関はなし


上記の説明のように、国際線→国際線の乗り継ぎは、韓国へ入国する必要がないので、入国審査・税関共にありません。

アメリカのように、乗り継ぎだけでも、入国しなければならない手間がないので楽です。


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喫煙所


ソウル仁川空港・第2ターミナルの制限エリア内に、喫煙室が用意されています。

喫煙室の場所:
235番ゲート近く
247番ゲート近く
254番ゲート近く
264番ゲート近く

ソウル仁川空港 大韓航空ラウンジ 喫煙所

247番ゲート近くにある喫煙所です。このような孤立したカプセル状の建物です。

ソウル仁川空港 大韓航空ラウンジ 喫煙室

喫煙室の入口です。

ソウル仁川空港 大韓航空ラウンジ 喫煙室

喫煙室の中のようです。奥に椅子席があります。


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WIFI・インターネット


ソウル仁川空港・第2ターミナルの、WIFIに関してです。

↓無料WIFI
あり
↓パスワード
必要なし
↓時間制限
なし
↓WIFIの速度
速いほう


ソウル仁川空港 第2ターミナル 乗り継ぎ WIFI

WIFIのネットワーク名は「Airport Wifi」です。ネットワーク名は予告なしに変更される可能性があります。


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仮眠エリア


仁川空港の第2ターミナルは、2018年1月に完成したばかりということもあり、設備も充実しています。その1つが仮眠エリアです。

ソウル仁川空港 第2ターミナル 仮眠エリアは4階

ゲートがあるフロアより1つ上の階(4階)に、Transfer Loungeというエリアがあります。

ラウンジという単語が使われいますが、大韓航空のKALラウンジではなく、誰でも無料で使えるリラックスエリアになります。

ソウル仁川空港 第2ターミナル 乗り継ぎ NAP ZONE

4階にあがり、奥のほうへ進むと仮眠室があります。英語で「Nap Zone」と書かれている部屋です。

ソウル仁川空港 第2ターミナル 乗り継ぎ 仮眠室

仮眠エリアです。仮眠用のソファーが並んでいます。無料で使える仮眠室としては十分です。


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フードコート・レストラン・コンビニなど


ソウル仁川空港 第2ターミナル フードコート

フードコートがあります。写真に写っているのはタコスのTaco Bellです。フードコートの営業時間は7時〜22時です。

ソウル仁川空港 第2ターミナル スターバックス

スターバックスもあります。こちらは24時間営業なので、深夜・早朝の時はスタバでサンドイッチなどを購入できます。

ソウル仁川空港 第2ターミナル 乗り継ぎ 韓国料理

欧米系のほか、もちろんビビンバ・チゲ・冷麺などの韓国料理もあります。本場の韓国料理を食べれるのも、仁川空港乗り継ぎの醍醐味の1つです。

通常のビビンバは7,500ウォン、チゲは12,000ウォン〜と、極端に高い値段設定でもありません(市内と比べたら高いですが)。

ソウル仁川空港 第2ターミナル レストラン

ちょっと高級感のあるレストランもあります。フードコートよりは基本高いので、人も多くなくゆったり食事ができます(混んでいる場合もあり)。

ソウル仁川空港 第2ターミナル セブンイレブン

24時間営業のセブンイレブンが1か所あります。248番ゲートの近くです。ゲートがあるフロアより1つ上の階にあります。カード払いもできるので、ウォンに両替する必要もありません。


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まとめ・感想


ソウル仁川空港・第2ターミナルで乗り継ぎした時の、感想・まとめは以下の通りです。

メリット:

・乗り継ぎの場合は入国審査がなく、流れがスムーズでわかりやすい

・到着便・出発便のゲートにもよるが、保安検査場がすいていると、15−20分程度で乗り継ぎできる

・無料の仮眠エリアがあるなど、乗り継ぎ客用の施設が充実している

・本場の韓国料理を食べられる(韓国料理大好きな人にはメリット)


デメリット:

・ラウンジや施設はターミナル中心部に集中しており、ターミナル端に行ってしまうと、ほとんど何もない(ゲートだけ)


以上、ソウル仁川空港・第2ターミナルでの乗り継ぎレポートでした。





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