日本航空・JALマイレージバンクでは、JAL国際線の特典航空券に含められる、JAL国内線区間の乗り継ぎルールが厳格化されます。
詳細は以下の通りです。
●変更日
2016年11月1日予約分から
搭乗日が2016年11月1日以降でも、特典航空券の発券日が2016年10月31日までであれば、今回の変更の対象にはなりません。
●変更内容
JALマイレージバンクのマイルを使って、JAL国際線の特典航空券を予約する場合、JAL国内線区間で乗り継げる回数が変更
●JAL国際線特典航空券で飛べる国内線区間
予約日 |
飛べる
国内区間数 |
2016年
10月31日まで |
往路・復路で
合わせて2回
(往路だけで2回も可能)
(往路で1回、復路で1回も可能) |
2016年
11月1日から |
往路・復路で
それぞれ1回
(合計2回)
(往路だけで2回は不可)
(往路で1回、復路で1回は可能) |
例えば、変更前は、JAL国際線の特典航空券に、往路(行き)に国内線区間を2区間含めることができます。
羽田→那覇→関空→ホノルルのように、沖縄などを経由してから海外に行くルートで予約することも可能なので、日本国内の好きなところで1泊してから海外に行くことが可能です(スケジュールにより1泊できない空港もあり)。
ところが、変更後は、往路(行き)に国内線区間を1区間しか含められなくなるため、上記の羽田→那覇→関空→ホノルルというルートで予約することはできなくなります。
1区間だけは許されるので、例えば、羽田→関空→ホノルルのような旅程は可能になり、乗り継ぎの大阪で1泊することは可能です。
JAL国際線の特典航空券に、札幌や沖縄など、遠回りする国内線区間を含めるのは、賢いマイルの活用方法になるわけですが、変更後は、このようなルートで予約することができなくなるのでご注意ください。
海外に飛ぶ前に(または海外から戻ってきてから)、札幌や沖縄などに寄るルートで予約をしたい場合は、2016年10月31日までに特典航空券を予約する必要があります。ただし、実際の搭乗日は2016年11月1日以降でも大丈夫です。
JALマイレージバンクの国際線特典航空券で、日本国内線区間の乗り継ぎルールに関する詳細はこちらのページでご確認ください。
ちなみに、2016年7月現在、ANAマイレージクラブのマイルを使う場合、提携航空会社の国際線特典航空券では、ANAの日本国内線区間を、最大で3区間含めることが可能で、JALマイレージバンクより優れている内容になります(予告なしに変更される可能性あり)。 |