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マイラー日記 (2014年12月)
タイ国際航空・A320のビジネスクラスに注意を

特典航空券でタイ国際航空を利用して、東南アジアに行くかもしれない人に注意です。

2014年9月、タイ国際航空は、東南アジア内・一部路線の機種エアバス320で、エコノミークラスの座席を、ビジネスクラスとして提供すると発表しました

具体的には、3列のエコノミークラスのシートのうち、真ん中のシートを空席にすることで、窓側・通路側の2人だけを座らせることにして、そこをビジネスクラスとして運用することになります。

「ビジネスクラス用として、隣に人が来ないのはいいな」なんて思ったらダメです。 これは、隣に人が座っていない、エコノミークラスの席に座っていることと全く同じことなのです

せっかくビジネスクラスに乗るために、エコノミークラスより多くのマイルを使うのに、座わるシートがエコノミークラスじゃがっかりです。

大事なのは、特典航空券を予約する前に、自分が利用する路線・便では、どの機種になるのかを事前に調べることです

そして、利用する予定の路線・便での機種がA320であれば要注意です。 もしB777、B787、A330などの機種であれば、基本的にビジネスクラス用のシートになるので大丈夫です(リクライニング角度などの細かな違いはありますが)。

もし、予約する予定の便の機材がA320であれば、同じ路線の他の便を選ぶことをおすすめします。

しかし、乗り継ぎ時間や路線によっては、どうしてもエアバス320で運航される便しか選べないケースもあるかと思います。

その場合は、

「あきらめて素直にA320で我慢する」
「タイ国際航空以外の航空会社を選ぶ」


のどちらかになります。

2014年12月現在、タイ国際航空の日本〜バンコク間の路線ではA320は飛んでいませんが、バンコク〜一部のアジアの都市では、A320が使用されています。

もし、タイ国際航空でバンコクから乗り継ぐルートを特典航空券で飛ぶかもしれない方は、機種に注意してみてください。

ちなみに、この日記を書いている2014年12月上旬時点では、一部の便でA320が飛んでいる(一部の)路線は以下の通りです。

・バンコク〜プノンペン
・バンコク〜ガヤ(インド)
・バンコク〜ビエンチャン(ラオス)
・バンコク〜ホーチミン


ビジネスクラスの特典航空券で東南アジアに行く予定の方は、タイ国際航空の上記の路線にご注意ください。

例えば、バンコク経由でホーチミンへ行く場合、バンコク〜ホーチミン間の便では、ビジネスクラスなのにエコノミークラスの座席になってしまうA320と、フルフラットの豪華なビジネスクラスシートになるB787の2便があります(予告なしに変更される可能性あり)。

乗り継ぎで待つ時間など、他にも考慮する点もあるわけですが、シートにこだわる方は、上の例の場合、ぜひB787運航の便でホーチミンへ行きたいところです。

最後に、特典航空券では約11ヶ月先まで予約ができますが、特に半年以上先だと、機種が変更されることも多々あるのでご注意ください。機種・シートにこだわる方は、1〜2ヵ月毎に使用予定の機種をチェックされることをおすすめします。

もし、ANAマイレージクラブなど、特典航空券の日付と便名を無料で変更できるマイレージプログラムであれば、乗る予定の便がA320になってしまったら、無料で他の便に変更することができます。

関連ページ:
タイ国際航空・ビジネスクラスのシートタイプ一覧


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※このページの情報は2014年12月現在のもので、予告なしに変更されることがあります。