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マイラー日記 (2015年09月)

ダイナースクラブカードのポイントは、慌ててブリティッシュエアウェイズのマイル(Aviosポイント)に交換してなくてもいいかも?


最近、当サイトにある方からメールをいただきました。

メールは、

ダイナースクラブカードのポイントが、2015年9月末でブリティッシュエアウェイズのマイルへ交換できなくなってしまいますが、片道4,500マイルのJAL国内線特典航空券がお得だと思うので、今のうちに持っている数万ポイントを全てブリティッシュエアウェイズのマイルに交換してしまおうと思っているのですが、どう思いますか?」

という内容です。

上記の方のおっしゃる通り、2015年9月末をもって、ダイナースクラブカードのポイントは、ブリティッシュエアウェイズを含む、多数のマイレージプログラムへのマイル交換が終了します(ANAやユナイテッド航空などとの提携は維持)。

ダイナースクラブカードのポイントをマイルに移行して、日本国内線の特典航空券に乗るつもりなら、2015年9月現在だと、JAL国内線を片道4,500マイルで乗れる、ブリティッシュエアウェイズ・エグゼクティブクラブのマイルが第一候補になります。

以下、この方へのご返答内容を、まとめてみたいと思います。

片道5,000マイルだけのユナイテッド航空・マイレージプラスもあるから、慌てて全ポイントをブリティッシュエアウェイズのマイル(Aviosポイント)に交換してなくてもいいかも。

結論から言うと、日本国内線の特典航空券に乗るからと言って、数万ポイント全てを、ブリティッシュエアウェイズのマイルに交換しなくてもいいかもしれません

なぜなら、ダイナースクラブカードのポイントと提携は維持されるユナイテッド航空・マイレージプラスでも、片道5,000マイル(から)でANA国内線の特典航空券を利用できるからです。

ブリティッシュエアウェイズ・エグゼクティブクラブはJAL国内線片道が4,500マイルなので、差はたったの500マイルになります。

500マイルの差のために、数万ポイントを全てブリティッシュエアウェイズのマイルに交換しなくてもいいかもしれません。

その上、ユナイテッド航空・マイレージプラスなら、片道に2区間以上(乗り継ぎで)飛んでも、必要マイル数は同じ5,000マイルになります(予告なしに変更される可能性あり)。

ところが、ブリティッシュエアウェイズ・エグゼクティブクラブなら、片道2区間だと、必要マイル数は2倍の9,000マイルになってしまいます

直行便に空席があればブリティッシュエアウェイズのマイルでも問題ありませんが、日によっては、直行便だと満席になっていることもあります。

例えば、ブリティッシュエアウェイズのマイルを使う場合、希望日に、JALの羽田→宮崎の直行便に特典航空券の空席がなければ、他の日にしなければなりません。

ところが、ユナイテッド航空・マイレージプラスのマイルなら、ANAの羽田→宮崎の直行便が満席でも、羽田→伊丹→宮崎や、羽田→福岡→宮崎などのルートで空席があれば、片道同じ5,000マイルで利用することができます。

つまり、たったの500マイル多く使うだけで、乗り継ぎしても同じ必要マイル数で済むというメリットが活かせるので、むしろユナイテッド航空・マイレージプラスのANA国内線特典航空券を優先したほうがいいかもしれません

前日や当日など、出発ギリギリに予約する可能性がある人は、ブリティッシュエアウェイズのAviosポイントがおすすめ

ただし、ブリティッシュエアウェイズ・エグゼクティブクラブのJAL国内線特典航空券のほうがいい面もあります。

それは、ブリティッシュエアウェイズ・エグゼクティブクラブのJAL国内線特典航空券は、出発の当日まで予約ができることです

自社のJALマイレージバンクのマイルでさえ、国内線の特典航空券を予約できるのは、出発の4日前までになります。

ところが、ブリティッシュエアウェイズのAviosポイントでは、前日や当日でも、特典航空券の空席さえあれば、予約することができます。

(※出発の前日・当日に予約できるルールは、予告なしに変更される可能性があります)

もし、

「休みは急に決まることが多い」

「事前に休みの計画を立てることは難しい」


という場合は、前日や当日でも予約できる、ブリティッシュエアウェイズのマイルのほうがいいかもしれません。

以上、まとめてみると、

「ユナイテッド航空のマイルは、ANA国内線特典航空券で乗り継いでも同じ必要マイル数だから、希望日に目的地まで飛べる可能性が高い。ただし、予約は出発の4日前まで」

「ブリティッシュエアウェイズのマイルだと、JAL国内線特典航空券は直行便しか利用できないけど、代わりに、出発当日でも空席があれば予約できる」

となります。

乗り継いでも片道5,000マイルで済むユナイテッド航空のマイルを選ぶのか、直行便限定だが出発当日まで予約できるブリティッシュエアウェイズのマイルを選ぶのか、判断はちょっと難しいかもしれません。

もし、マイルでは国内線に乗ると決めていて、ダイナースクラブカードのポイントをどちらに交換すべきか迷っている方は、上記の視点で決めるのがいいかもしれません。

どちらもありという場合は、持っているポイントの半分くらいだけ、ブリティッシュエアウェイズのマイルへ交換するのもありかもしれません。

ちなみに私ですが、ダイナースクラブカードのポイントは、ユナイテッド航空・マイレージプラス用にキープしておく予定です。やはり、片道3区間飛んでも5,000マイルはおいしいので・・。

ブリティッシュエアウェイズのJAL国内線特典航空券用には、アメリカン・エキスプレス・スカイ・トラベラー・カードで貯めたポイントを使う予定です。


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※このページの情報は2015年09月現在のもので、予告なしに変更されることがあります。