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【特集】マイレージプラスの改悪に対する対策
ANA国内線は国際線の特典航空券に含める
(ANA国内線だけの特典は利用しないという考え)

(※以下は、マイレージプラスの特典航空券必要マイル数が引き上げられた後(2014年2月1日以降に特典航空券を予約する場合)の話になります)

中には、「今まで12,000マイルだけで国内往復飛べたのに、これから20,000マイル使っていくのはどうしても嫌」という方もいるかと思います。

そのような方におすすめなのが、「国際線の特典航空券の中に、無理やりANA国内線区間を含める方法」です

「日本のどこかにマイルを使って行きたいけれど、それだけのために往復2万マイルを使うのは嫌だ」という方は、マイルを使って海外に行く時に、ついでに日本国内のどこかに寄る方法が便利です。

例えば、「マイルを使って福岡に行きたかったけど往復2万マイルも使いたくない」「今度はマイルでシンガポールに行きたいな」という場合は、シンガポールへの特典航空券の中に、故意にANA国内線区間も含めればいいわけです。

例えば、東京からシンガポールへ特典航空券で行く場合、大抵は羽田・成田〜シンガポール線の利用が考えられますが、別に、マイレージプラスでは、「目的地へ直行便を利用しなければならない」というルールはありません。

目的地であるシンガポールへ、どこかを経由しながら飛ぶことも可能です。シンガポールへ経由して行くと聞くと、経由地はバンコクや台北あたりを思いつく方が多いかもしれませんが、別に経由地は日本国内でもいいわけです。

例えば、羽田→シンガポールと直行便で飛ぶ代わりに、羽田→福岡→シンガポールと飛ぶこともできるわけです。そして帰りは、シンガポールから羽田へ直接戻ってくることができます。

ここで大事なのは、行きも帰りも羽田〜シンガポール間の直行便を利用した場合も、行きは福岡経由でシンガポールに飛んだ場合も、マイレージプラスでは必要マイル数が同じだということです

経路 . 必要マイル数
往路
羽田→シンガポール

復路
シンガポール→羽田
45,000マイル
(エコノミークラス)
往路
羽田→福岡→シンガポール

復路
シンガポール→羽田
45,000マイル
(エコノミークラス)


このように、どうせ必要マイル数が同じになるなら、ANA国内線区間を含めたほうが、特典航空券の価値が高くなるわけです

経由する福岡に数日間滞在することも可能

同じマイル数でANA国内線を含められるわけですが、うれしいことに、マイレージプラスでは、日本国内の経由地でもストップオーバーすることが可能です(他のマイレージプログラムでは、日本国内ではストップオーバーできないケースがほとんど)。

例えば、羽田から福岡へ飛び、福岡に3泊した後にシンガポールへ飛ぶことが可能です。

つまり1つの特典航空券で、福岡とシンガポールの2箇所に滞在できることになります。

帰りはシンガポールから直接羽田に戻れば、国内旅行だと本来必要になる、帰りの福岡→羽田の区間も必要になりません。

もし、マイレージプラスのマイルを使って、福岡への旅行とシンガポールへの旅行を別々にすれば、

経路 . 必要マイル数
羽田〜シンガポールの往復 45,000マイル
(エコノミークラス)
羽田〜福岡の往復 20,000マイル
(普通席)
. . 合計
65,000マイル必要


上の表の通り、合計65,000マイルも必要になってしまいます。それが、シンガポールへ行く途中に福岡に寄る旅程にすれば、45,000マイルだけで済んでしまいます

国内旅行と海外旅行をどうしても別々にしたい場合を除き、国際線の特典航空券の中に、ANA国内線区間を入れてしまえば、マイレージプラスの特典航空券の価値を高めることができます

最後に、上の例では、シンガポールへ行く途中に福岡に寄るパターンですが、他の組み合わせも可能です。

例えば、羽田からソウルへ行く途中に広島に寄って、羽田→広島→ソウルと飛ぶ、大阪からニュージーランドへ行く途中に東京に寄って、伊丹→羽田・成田→オークランドと飛ぶ、というようなことが可能になります。


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