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【特集】マイレージプラスの改悪に対する対策
東南アジア経由でヨーロッパに行く
(遠回りしても燃油サーチャージ無料がポイント)

注意:
現在、このページで紹介している方法で、特典航空券の発券はできなくなっています。(過去にこのような方法があったということを伝える意味で、このページは残してあります)

2014年2月1日からのマイレージプラス改悪後は、必要マイル数が上がる分、同じ特典航空券でも、今までより効率よく特典航空券を活用する必要性が増してきました。

その活用方法の1つとして、今回はマイレージプラスのマイルを使って、日本からヨーロッパへ向かうケースについて触れたいと思います。

ずばり、日本からヨーロッパへ特典航空券で行く時のポイントは、「東南アジア経由でヨーロッパに向かい、東南アジアではストップオーバーする」ことになります

例えば、マイレージプラスの場合、日本からヨーロッパへ向かう時は、大抵、ANAまたはヨーロッパ系航空会社を使って、ヨーロッパへ直行で行くケースが考えられます。

例えば、東京からロンドンへ向かう場合、ANAで直行で飛んだり、ルフトハンザドイツ航空のフランクフルト経由、スイス航空のチューリッヒ経由、トルコ航空のイスタンブール経由などが考えられます(他にもソウルや北京などの北アジア経由もあり)。

しかし、マイレージプラスのマイルをお得に使いたいのであれば、ヨーロッパ方面への特典航空券は東南アジア経由がおすすめです。

なぜなら、マイレージプラスでは、日本からヨーロッパへ直行で飛んでも、東南アジア経由でヨーロッパへ飛んでも、必要マイル数が同じになるからです(例外あり)

しかも、マイレージプラスでは特典航空券の燃油サーチャージが無料になるため、遠回りになっても、余計な出費を心配する必要がないのも大きなメリットになります(予告なしに燃油サーチャージが有料になる可能性あり)。

例えば、ANAマイレージクラブのマイルを使って、タイ国際航空のバンコク経由や、シンガポール航空のシンガポール経由などでヨーロッパに向かう場合、往復で数万円の燃油サーチャージが発生します。

しかも、ヨーロッパへ直行で飛ぶ場合と比べて、飛行距離も長くなるため、特典航空券の必要マイル数も多くなってしまいます。

つまり、ANAマイレージクラブのマイルを使うと、「直行で飛ぶより多い必要マイル数」「膨大な燃油サーチャージ」のダブルパンチを食らうわけです

ところが、マイレージプラスだとそのような心配はなく、「東南アジア経由でヨーロッパに向かっても同じ必要マイル数」「燃油サーチャージも無料」と、優しいルールになっています

ちなみに、往路だけ東南アジア経由にして、復路はヨーロッパから直行便で日本に帰ってくる旅程も大丈夫です。その逆でも大丈夫です。

例えば、往路はタイ国際航空で成田→バンコク→パリと飛び、復路はパリから成田へANAの直行便を利用する、という旅程もOKです。

東南アジアでストップオーバーすることも可能。しかも、バンコク、シンガポール以外の都市に滞在するのもOK

ここまでの説明で、東南アジア経由でヨーロッパへ飛ぶのが、お得な内容であることがおわかりいただけかと思いますが、経由する東南アジアの都市では、ストップオーバー(滞在すること)も可能です

例えば、東京〜バンコク〜パリと飛ぶ場合、経由地であるバンコクに、数日間滞在するのもOKです。ただし、往復とも東南アジア経由で飛ぶ場合、東南アジアでストップオーバーできるのは行きか帰りのどちらか1回だけになります。

このように、1つの特典航空券で、バンコクとパリの2都市に滞在することができます。

あくまでも1つの特典航空券なので、「日本〜バンコク」「日本〜パリ」と2つの特典航空券を利用する場合と比べて、かなりマイルを節約することができます。

最後に、

「東南アジアでストップオーバーできるのは、タイ国際航空を利用した場合のバンコクか、シンガポール航空を利用した場合のシンガポールだけになるのか?」

という疑問がわくかもしれません。

答えは「ノー」で、バンコクかシンガポール以外の都市にも滞在(ストップオーバー)することが可能です

例えば、マレーシアのクアラルンプールに滞在したいとします。

その場合は、例えば、往路はタイ国際航空で成田→バンコク→クアラルンプール(ここでストップオーバー)、続いてシンガポール航空でクアラルンプール→シンガポール→パリ、というようなルートも組むことが可能です。

別に、「日本から直行で飛べる東南アジアの都市でしかストップオーバーできない」というルールはありません

上の例のように、バンコクやシンガポールなどを経由して、東南アジアの好きな都市に行き、そこでストップオーバーしてから、さらにどこかを経由してヨーロッパに向かうことが可能です

また、日本から東南アジアへ向かう場合、必ずしも東南アジア系の航空会社である必要はありません。ANAの直行便でもいいですし、台北経由のエバー航空、ソウル経由のアシアナ航空、北京経由の中国国際航空などでもいいわけです。

例えば、ANAの直行便でバンコク→タイ航空でホーチミン(ホーチミンでストップオーバー)→ルフトハンザドイツ航空でフランクフルト→パリ、帰りはパリからエバー航空で台北→成田、というような旅程も可能になります。

こう考えると、マイレージプラスのマイルを使って、東南アジア経由でヨーロッパへ向かう場合は、いろんな航空会社や経路のパターンが考えられるわけです

航空会社や経路を考えるのは少し面倒かもしれませんが、マイレージプラスのマイルをお得に、そして面白く活用するためにも、ぜひ東南アジアの好きな都市に滞在してから、ヨーロッパに向かう旅も面白いかもしれません

最後に、ユナイテッド航空公式サイトから特典航空券の空席照会ができますが、そこでは、決められたルート・航空会社から選ぶようになっています。

その場合は、特典航空券の検索ページでは、「ご希望の旅行タイプを指定してください」から「複数の目的地」を選択して、飛びたい区間を1つ1つ指定していく方法があります。

ただし、この方法で特典航空券の旅程を組み立てようとすると、通常より多い必要マイル数が表示されたり、エラーになったりと、スムーズに希望通りの特典航空券の予約ができないケースも多々あるので、その場合は、ユナイテッド航空のコールセンターに電話をする必要があります。


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