マイルで得得 > エアライン大辞典 > JAL > 搭乗記・ビジネスクラス


JAL
(2012年12月)
(同じシートなら現在も内容は基本同じ)

JAL国際線
ビジネスクラス
SHELL FLAT NEO シート
搭乗記/レポート


※ このページでは、JAL・ビジネスクラス・シェルフラットネオ(SHELL FLAT NEO)シートの様子・詳細を掲載しています。

※ このページで掲載している搭乗記は機種B787ですが、他の機種でも、同じシートになる可能性があります。

このシートは、ソウル・北京・上海・台北・バンコク・ホーチミンなど、主にアジア近辺の一部便に導入されています





このページの目次



機種・路線


乗った機種・路線は、以下の通りです。

↓機種
ボーイング
B787-8
↓路線
成田〜サンディエゴ


今回乗ったのはJALのサンディエゴ線ですが、同じ787−8型機が飛んでいるソウル金浦、上海、北京、ホーチミン、バンコク、ロサンゼルス路線の一部便でも、同じシートが導入されています。

JAL SHELL FLAT NEO シートの導入路線一覧はこちら



出発ゲートから見えた飛行機です。機種はボーイングの787−8です。


↑目次へ戻る↑



シートマップ・避けるべき席


JAL・ビジネスクラス・SHELL FLAT NEOシートの、シートマップ・避けるべき座席番号に関してです。

↓シートの配列
2−2−2
↓避けるべき座席番号
3 A C H K
10 A C D G H K




Seatguru.com から引用した、シートマップです。

座席の配列は、2〜2〜2です。

黄色のシートである、3列目と10列目の一部座席は、

「すぐ後ろがトイレ」

「すぐ後ろがエコノミークラスで少しの騒音があるかもしれない」

という理由で、要注意シートになっています。

ただし、トイレは常に使用されるわけではなく、エコノミークラスから必ずしも大きな話し声がするわけでもないので、絶対に避けるべきシートでもありません。

逆に、7列目の座席は、「前にシートがないので、足元がゆったりしている」おすすめのシートになっています。


↑目次へ戻る↑



機内の様子・雰囲気


JAL・ビジネスクラス・SHELL FLAT NEOシートの、機内の様子・全体の雰囲気です。



ビジネスクラス全体の様子です。シートの配列は2列〜2列〜2列です。

少し古いタイプのシートになるので、各シートにちゃんと仕切りがあるタイプではありません。



機内食の後、暗くなった機内です。




今回乗った787ですが、窓に日よけのシェードが付いていません。エコノミークラスでも同じです。



日よけカバーが無い代わりに、このようなボタンがあります。



このボタンを操作して数分待つと、このようにほぼ真っ黒になります。ただ、完全に真っ黒ではないので外を見ることは可能です。


↑目次へ戻る↑



座席のタイプ・リクライニング角度


JAL・ビジネスクラス・SHELL FLAT NEOシートの、座席のタイプ・リクライニング角度に関してです。

↓座席のタイプ
ライフラット
↓リクライニング角度
斜めの状態で170度前後
(ライフラット)
↓通路へのアクセス
窓側席は、直接通路へ出れず、通路側に座っている人を横切る必要あり

真ん中の2席は、それぞれ通路側にあるので、直接通路に出れる




倒す前のシートです。JAL国際線のビジネスクラスには、いくつかの種類がありますが、JAL SHELL FLAT NEOというタイプのシートになります。



完全にリクライニングした状態のシートです。180度完全にフラットにはならず、斜めの状態でほぼ水平になるライフラットシートです。

ただし、同じB787のビジネスクラスでも、完全にフルフラットになるSky SUITES シートが導入されている路線もありません。



足元の様子です。斜めの状態ですが、ちゃんと足を延ばせます。




シートのリクライニング操作ボタンです。BEDにすると最大のリクライニングになり、Relaxだと心地よい角度で停止します。


↑目次へ戻る↑



テーブル・ドリンクホルダー・収納


JAL・ビジネスクラス・SHELL FLAT NEOシートの、テーブル・ドリンクホルダー・収納についてです。

↓ドリンクホルダー
〇 あり
↓小物入れの収納
△ あり
(あるがショボい)



アームレストの下にテーブルが収納されています。これは機内食の時に、テーブルを開いている状態です。



シートの間にあるサイドテーブルです。このようにウェルカムドリンク、おしぼり、おつまみ等、ちょっとした物を置く時に役立ちます。

しかし、隣の人とシェアするので、グラスを置く位置に少し気を遣ったりと、自分専用のサイドテーブルがあるほうが良いのは明らかです。



ペットボトル専用のドリンクホルダーがあります。すぐに取り出せるので便利です。一部航空会社のビジネスクラスでは、扉付きの収納棚がありますが、ペットボトルを取るだけのために、扉の開け閉めが必要なのは意外に不便だったりします。



肘かけあたりのスペースには、小物置きスペースがあります。最新のシートだと、引き出しタイプや扉付きの収納スペースが一般的になので、これはちょっとショボいです。古めのシートなので仕方ありません。


↑目次へ戻る↑



電源・充電・コンセント・USB


JAL・ビジネスクラス・SHELL FLAT NEOシートの、電源・コンセントに関してです。

↓コンセントの数
↓USB電源の数
1




USBポートが1つあります。写真は撮りませんでしたが、他にもコンセント型の電源もあります。

航空会社によっては、ビジネスクラスでも未だにUSBポートを設置していないところがあるので、1つあるだけマシです。


↑目次へ戻る↑


テレビ・ヘッドフォン


JAL・ビジネスクラス・SHELL FLAT NEOシートの、テレビ・ヘッドホンに関してです。



モニターです。ここ最近のビジネスクラスでは、平均的な大きさでしょうか。


↑目次へ戻る↑



機内エンターテイメント・チャンネル


JAL・ビジネスクラス・SHELL FLAT NEOシートの、機内エンターテイメント・チャンネルに関してです。

↓日本語メニュー
〇 あり
↓操作方法
リモコン式




エンターテイメントシステムのメインメニューです。映画、オーディオ、ゲーム、フライトマップなど一般的な内容です。バージョンは「MAGIC-V」です。



なんとマンガを読むことができます。日本人にはうれしいコンテンツです。



フライトマップです。


↑目次へ戻る↑



毛布・枕・スリッパ


JAL・ビジネスクラス・SHELL FLAT NEOシートの、毛布・枕・スリッパに関してです。

↓毛布
〇 あり
↓枕
〇 あり
↓スリッパ
〇 あり


これは成田〜サンディエゴ線に乗った場合です。SHELL FLAT NEOシートとかは関係なく、路線により提供されるものは異なります。




白いのがブランケット、青いのが枕です。


↑目次へ戻る↑



アメニティ・セット


JAL・ビジネスクラス・SHELL FLAT NEOシートの、アメニティグッズに関してです。


以下は、成田〜サンディエゴ線に乗った場合です。SHELL FLAT NEOシートとかは関係なく、アメニティグッズの内容は路線により異なります。



何も言わずに配られたアメニティ類です。歯ブラシ、アイマスク、モイスチャーマスクと、少し寂しい品揃えです。


↑目次へ戻る↑




WIFI・インターネット


JAL・ビジネスクラス・SHELL FLAT NEOシートの、WIFI・インターネットに関してです。

↓WIFI
ない機材が多い
↓料金


JAL・ボーイングのB787では、古めのシートである「SHELL FLAT NEOシート」が導入されている機材では、WIFIが利用できないケースが多いです。

逆に、同じB787でも、JAL SKY SUITEのシート搭載の飛行機だと、基本的にWIFIは使用可能です。

参照ページ↓
JAL公式サイト:国際線・WIFIサービスの詳細

↑目次へ戻る↑



客室乗務員/CAの態度・接客


JAL・ビジネスクラス・SHELL FLAT NEOシートの、客室乗務員の態度・接客に関してです。

↓外国人・乗務員の接客
↓日本人・乗務員の接客
親切・丁寧


機種・シート・路線に関係ありませんが、
ビジネスクラス担当の客室乗務員は、みなさん丁寧・親切・プロフェッショナルな接客でした

日本人・日系航空会社ならではの安心感を満喫できるフライトでした。

SHELL FLAT NEOシートは、少し古いバージョンの座席になりますが、
CAによるサービスが、それを補ってくれると言ってもいいかもしれません

いくらシートが最先端でも、乗務員の態度が最低だと、ビジネスクラス全体の体験が悪くなってしまうケースもあります。

(※ 客室乗務員の態度は、今回搭乗したフライトでの評価です。フライトによっては、親切な乗務員もいますし、とても態度の悪い乗務員もいます)


↑目次へ戻る↑



まとめ・感想


JAL・ビジネスクラス・SHELL FLAT NEOシートの、メリット・デメリットは、以下の通りです。

良かった点

・フルフラットではないが、アジアの短距離・中距離路線で乗れるビジネスクラスのシートとしては十分

・ペットボトル専用置き場がある

・(シートの種類・機種とは関係ないが)客室乗務員の接客が丁寧・親切・プロフェッショナル


残念な点

・シートは完全に水平にならず、ライフラットシート(斜めの状態でほぼ水平になるシート)

・窓側席は、直接通路へアクセスできない

・プライベート感がない


以上、JAL・ビジネスクラス・SHELL FLAT NEOシートの搭乗記でした。





↑目次へ戻る↑

> JAL・徹底ガイドへ