待ちに待っていたフラットシート
生まれて初めてのフラットシートの体験です。ここで1つ注意したいのですが、フラットシートという言葉、ベッドのように180度平らになる意味ではありません。
あくまでも平らに近づいているという意味で、斜めの状態で平らになっているという意味です。180度ベッドのように平らになる場合は、フラットではなく、フルフラットシートと呼ばれるようです。
ちなみに、ビジネスクラスでフルフラットシートを導入しているところにはブリティッシュエイウェイズ、ニュージーランド航空、ヴァージンアトランティック航空などがあります。
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これがノースウェスト航空・ビジネスクラスのフラットシートです。写真を見ても分かるとおり、完全に平らではありませんが、エコノミーとは天国と地獄の差があるのは明らかです。
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肘掛のところには、このようにシートの角度を調節するためのボタンがありました。ちゃんと操作できるかちょっと不安でしたが、いすの形をしたものの上にボタンがあり、押した場所の部分が動くという、とてもシンプルな操作方法でした。
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これは読書灯です。ご覧の通り、かなりまぶしかったです。上の普通のライトでは十分な明かりが得られないという方でも、この読書灯があれば、目を悪くせずに読むことができそうです。
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これはシートが倒れていない時のシート前方の写真です。ご覧の通り、エコノミーとは比べものにならないくらいのスペースがあります。これだけの空間があれば、隣の乗客が何をしていようと、好きなときに通路に抜けることが可能です。
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モニターは肘掛の下にあります。このように、目の前に引き上げることができます。エコノミーのモニターより一回り大きいサイズでした。
コントローラーでチャンネルを変えたり音量を調節したりするのは、他の航空会社のエコノミーと全く一緒でした。
ちなみに、今回のNWのビジネスでは、映画の上映数は少なかったですが、全てオンデマンドでした。
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エアショー(航空飛行マップ)の写真です。成田を離陸後、名古屋、大阪、鹿児島の上空を飛んでいきました。この後は那覇、台北付近の上空を通過していきました。
手荷物の引渡しも優先
無事、香港に着きましたが、荷物受け取り場に着き、自分のスーツケースを取ると、今までに見たことがないものが目に入ってきました。
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よーく見てみると、右端にPriority(優先)と書かれていました。そうなんです、ビジネスクラスの荷物にはこのタグが貼られることにより、一番はじめにでてくるというわけです。
ちょっとした上流気分を味わえましたが、結局は入国審査の列で約20分も待たされたので、荷物が早く出てきてもあまり意味がなかったような気もします(笑)。
荷物を受け取り、ホテルまでのバスチケットを買いにいきました。バスはホテリンクという名前で、香港空港から市内のほとんどの主なホテルまで直接送迎してくれます。
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これがホテリンクのチケット売り場カウンターです。A01番またはB01番のカウンターです。
ちなみに、ホテリンクの日本語サイトで事前に申し込むと、私が払った空港料金よりも安くチケットを購入できるみたいです。
バス乗り場へ案内されるまで少し待っていたので、何となく到着ロビーの写真を撮ってみました。
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ものすごい人です。夜の11時でもこの混み具合です。24時間空港ならではの光景ではないでしょうか。さすがアジアの拠点都市である香港、アジア系、中東系、白人系、黒人系と世界中の人たちで溢れていました。
ノースウェスト航空の感想
最後に、私と母のノースウェスト航空に乗った感想を述べたいと思います。
まず私の意見ですが、まあアメリカ系レベルのサービスだなーと思いました。私の列を担当した乗務員は二人いたのですが、一人は中国系の女性、もう一人はラテン系の男性でした。
中国系の女性乗務員の態度は、一応笑顔をするなどノースウェスト航空の評判にして良かったほうだと思いました。
逆に、ラテン系の男性乗務員ですが、無愛想で、物の渡し方とかもおおざっぱで、ごく普通のアメリカスタイル?の対応でした。ビジネスなんだから、もう少し気を配ってもいいんじゃないの?と感じたのも事実です。
続いて母の意見ですが、全日空や日本航空のエコノミー乗務員の対応に比べると、やっぱり良くないということです。やることだけやって、あとは乗務員同士で雑談をしている感じです。
母と私の両方が同意したのは、アメリカ系航空会社に乗る限り、日本風のサービスを期待してはいけないということです。アメリカ系に乗る場合は、接客なんか気にせず、本を読む、映画を見るなど、自分の世界に入ってしまうのがよいようです。
以上ですが、ノースウェスト航空・ビジネスクラスの体験レポートでした。
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