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マレーシア航空
(更新:2019年7月)
(現在も内容はほぼ同じ)

マレーシア航空
ビジネスクラス
搭乗記/レポート
(機種:A350)


※ このページでは、マレーシア航空・A350・ビジネスクラスの様子・詳細を掲載しています。

※ このページで掲載している搭乗記は機種A350でが、A330型機でも、ビジネスクラスの様子は基本同じになります。





このページの目次



機種・路線


乗った機種・路線は、以下の通りです。

↓機種
エアバス
A350
↓路線
成田〜クアラルンプール
関空〜クアラルンプール


一部便・日程を除き、基本的に成田・関空〜クアラルンプールの両路線で、このページで紹介しているエアバス350型機が飛んでいます。

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シートマップ・避けるべき席


マレーシア航空・A350・ビジネスクラスの、シートマップ・避けるべき座席番号に関してです。

↓シートの配列
1−2−1
or
1−2−2
↓避けるべき座席番号
3K
6K
10K

窓側席で、となりに通路側席があり、通路へ直接アクセスできない


マレーシア航空 A350 ビジネスクラス シートマップ

Seatguru.com から引用した、シートマップです。

Seatguru.com では、避けるべきシートは赤色で表示されますが、赤色の座席はありません(A350の場合)。

しかし実際に乗ってみて、個人的に避けたいと思うシートに、赤い丸を載せてあります。

避けたいシートは、直接通路にアクセスできない窓側の座席になります。最新のA350型機のビジネスクラスでも、3席あるので注意が必要です。

2人組なら問題ありませんが、1人なら要注意です。機内食後、ほとんどの乗客はシートをライフラットかフルフラットにして寝るケースが多いです。

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機内の様子・雰囲気


マレーシア航空・A350・ビジネスクラスの、機内の様子・全体の雰囲気です。

マレーシア航空 A350 ビジネスクラス 全体

前方から後方を見た、ビジネスクラスキャビンの様子です。座席の配置は1−2−2か、1−2−1です。

マレーシア航空 A350 ビジネスクラス 雰囲気

後方から前方を見た様子です。


マレーシア航空 A350 ビジネスクラス 前方

座っている状態で、斜め前のシートを見た感じです。シェル型シートになっていて、プライバシーがあるのがわかります。

マレーシア航空 A350 ビジネスクラス 横から

通路を挟んで、隣のシートを見た様子です。


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座席・リクライニング角度


マレーシア航空・A350・ビジネスクラスの、座席のタイプ・リクライニング角度に関してです。

↓座席のタイプ
フルフラットシート
↓リクライニング角度
約180度
↓通路へのアクセス
となりに席がある窓側の席からは、直接通路へ出れない


マレーシア航空 A350 ビジネスクラス シート

シートを倒す前の様子です。

マレーシア航空 A350 ビジネスクラス フルフラットベッド

最後までリクライニングした状態です。一応フルフラットですが、実際に寝てみると、実際は175度くらいの感覚ではあります。ただし熟睡するには十分のリクライニングです。

マレーシア航空 A350 ビジネスクラス リクライニング

フルフラットの状態を、真上から見た感じです。

マレーシア航空 A350 ビジネスクラス 足元

足元の様子です。

マレーシア航空 A350 ビジネスクラス 寝ている状態

毛布を掛けて寝ている様子です。

マレーシア航空 A350 ビジネスクラス 操作ボタン

リクライニングの操作ボタンです。比較的わかりやすいデザインです。


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テーブル・ドリンクホルダー・収納


マレーシア航空・A350・ビジネスクラスの、テーブル・ドリンクホルダー・収納についてです。

マレーシア航空 A350 ビジネスクラス サイドテーブル

サイドテーブルです。ドリンク類や小物を奥には十分な大きさです。

マレーシア航空 A350 ビジネスクラス テーブルのフック

サイドテーブルのところに、テーブルを引き出すためのフックがあります。

マレーシア航空 A350 ビジネスクラス テーブル

完全に出した状態のテーブルです。ものすごい大きさではありませんが、サイドテーブルも含めると、これで十分かと思います。

マレーシア航空 A350 ビジネスクラス ペットボトル置き場

ペットボトル専用置き場があります。航空会社によっては、最新のビジネスクラスでも、これがない場合もあります。

ペットボトル置き場は常にライトアップされていて、就寝中に喉が渇いても、どこにペットボトルがあるかすぐにわかります。ちょっとした嬉しい気配りです。



リクライニング操作ボタンの上に、ネット状の小物入れがあります。スマホなどを入れるのに便利です。


マレーシア航空 A350 ビジネスクラス 収納棚

扉付きの収納棚です。最新のビジネスクラスですから、これぐらいは付いていないと困ります。

マレーシア航空 A350 ビジネスクラス 収納ケースの中

扉付き収納棚の中の様子です。扉の裏に鏡があるのはGOODです。


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電源・充電・コンセント・USB


マレーシア航空・A350・ビジネスクラスの、電源・コンセントに関してです。

↓コンセントの数
↓USB電源の数
1


マレーシア航空 A350 ビジネスクラス 電源

コンセント・USBポート共にが1つです。一部航空会社ではビジネスクラスだとUSBポートが2つあるので、マレーシア航空は普通でしょうか。


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テレビ・ヘッドフォン


マレーシア航空・A350・ビジネスクラスの、テレビ・ヘッドホンに関してです。

マレーシア航空 A350 ビジネスクラス パーソナルモニター

パーソナルモニターです。ビジネスクラスにしては、平均のサイズでしょうか。他社より大きい!という印象はありません。

マレーシア航空 A350 ビジネスクラス ヘッドセット

収納棚の上がヘッドフォン置き場になっています。搭乗すると既に置かれています。

マレーシア航空 A350 ビジネスクラス ヘッドフォン

袋から出したヘッドホンです。ビジネスクラスでは普通のレベルです。どのメーカーかわかる会社のロゴ等はありません。

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機内エンターテイメント・チャンネル


マレーシア航空・A350・ビジネスクラスの、機内エンターテイメント・チャンネルに関してです。

マレーシア航空 A350 ビジネスクラス エンタメ

エンターテイメント画面です。マレーシア航空のA350型機では、ビジネスクラス・エコノミークラスのエンタメ内容は同じです。

メニュー言語に日本語はないので、英語を選びます。

マレーシア航空 A350 ビジネスクラス 映画

最新映画の一覧です。各映画を選択すると、一部映画では日本語字幕が用意されています。

マレーシア航空 A350 ビジネスクラス フライトマップ

フライトマップです。


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毛布・枕・スリッパ


マレーシア航空・A350・ビジネスクラスの、毛布・枕・スリッパに関してです。

↓毛布
〇 あり
↓枕
〇 あり
↓スリッパ
× なし




毛布と枕は、搭乗時シートに置かれています。

マレーシア航空 A350 ビジネスクラス 毛布

毛布です。

マレーシア航空 A350 ビジネスクラス 枕

枕です。

マレーシア航空 A350 ビジネスクラス シートカバー

もう1つ、ブランケットっぽいものが置いてあるのですが、実はこれ、毛布ではなく、シート専用カバーになります。



シートカバーをかける前にシートです。



シートカバーをかけた後のシートです。このシートカバー、シートの頭部分から足元部分までの長さがあります。

ビジネスクラスとはいえ、飛行機のシートは基本雑菌がいっぱいなので、シートカバーは綺麗好きの日本人にはありがたいです。ただし掛けるのが面倒です。


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アメニティ・セット


マレーシア航空・A350・ビジネスクラスの、アメニティグッズに関してです。

マレーシア航空の日本〜クアラルンプール線では、アメニティグッズが提供されます(予告なしに変更される可能性あり)。

マレーシア航空 A350 ビジネスクラス アメニティグッズ

アメニティセットのポーチです。

マレーシア航空 A350 ビジネスクラス アイグナー

ブランドはドイツの「アイグナー」です。

マレーシア航空 A350 ビジネスクラス アメニティセット

アメニティセットの中身は、靴下、アイマスク、歯ブラシセット、保湿クリームなど一般的な内容です。


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WIFI・インターネット


マレーシア航空・A350・ビジネスクラスの、WIFI・インターネットに関してです。

↓WIFI
あり
↓料金
有料


マレーシア航空・エアバスのA350には、WiFiが搭載されています。

料金は、

2米ドル → 10mb
10米ドル → 50mb
25米ドル → 200mb

となり、データ無制限プランはありません。ビジネスクラスはWIFI無料という優遇もありません。

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機内食(和食)


マレーシア航空・ビジネスクラスの機内食に関してです。

以下レポートしている機内食は、クアラルンプール深夜発・成田/関空行きになります。

マレーシア航空 A350 ビジネスクラス サテ

離陸後、水平飛行になると、深夜の軽食として、串焼きのサテが提供されます。

甘辛いピーナッツソースが美味しいです。これはマレーシア航空のビジネスクラスで長い間提供されているので、これを食べる度にマレーシア航空に乗ったことを実感できます。

マレーシア航空 A350 ビジネスクラス ヌードル

深夜なので、残りの軽食はオプションになります。せっかくなので、マレーシア風焼きそばをいただきます。おいしいです。

マレーシア航空 A350 ビジネスクラス フルーツ

デザートのフルーツです。

日本には午前7時過ぎに到着しますが、到着の約2時間前に朝食が提供されます。和食・洋食から選べます。

マレーシア航空 A350 ビジネスクラス 和食

いただいた和食です。ANA/JALの和食にも劣らない美味しさです。

マレーシア航空 A350 ビジネスクラス 焼き魚

和食のメインである焼き魚です。

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客室乗務員/CAの態度・接客


マレーシア航空・ビジネスクラスの、客室乗務員の態度・接客に関してです。

↓マレーシア人・乗務員の接客
普通〜親切・丁寧
↓日本人・乗務員の接客
普通〜親切・丁寧


マレーシア航空 A350 ビジネスクラス 女性CA

接客をしている客室乗務員です。日本人・マレーシア人共に、基本的には問題ない接客です。

ただし、ANAやJALのCAのような、日本人らしい「おもてなし」を感じる接客ではなく、表面的な親切さだけかもしれません。

中には、親切ではあるけれでも、笑顔がほとんどないCAもおり、当たりはずれがあるようです。

また、トイレに行く途中、ギャレーに座っていたCA達が「トイレはそっちだよ」みたいにトイレ方向を指して教えてくれたのですが、その言い方や仕草も少し雑で、細かい点ですが、日系エアラインの日本人CAのレベルの高さを再認識できました。

ただし、よほど運が悪くない限り、ビジネスクラスでは、気分が悪くなるほど態度の悪いCAには当たらない印象です。


(※ 客室乗務員の態度は、今回搭乗したフライトでの評価です。フライトによっては、親切な乗務員もいますし、とても態度の悪い乗務員もいます)


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まとめ・感想


マレーシア航空・A350・ビジネスクラスの、メリット・デメリットは、以下の通りです。

良かった点

・フルフラットになる

・一部の窓側席は隣がいなくプライベート感がある

・ヘッドから足元まで全体を覆うシートカバーがあり清潔

・機種とは関係ないが、マレーシア人の客室乗務員は基本的に親切。ただし、日系エアラインのCAほどではない


残念な点

・リクライニングがフルフラット(180度)ではない

・一部の窓側の席からは、直接通路へアクセスできない


以上、マレーシア航空・A350・ビジネスクラスの搭乗記でした。





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