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旅行記 (2008年04月)
サンフランシスコ旅行記

シカゴ・オヘア空港での乗り継ぎレポート」の続きです。ここでは、サンフランシスコの簡単な観光レポートをしたいと思います。

まず、今回滞在したのはサンフランシスコではなく、車で南に1時間くらいのところにあるサンノゼという街です。別称、シリコンバレーとしても有名な街です。

ヤフー、グーグル、アップルなどのインターネット業界を代表する会社の本社がこのシリコンバレーに集まっています。

しかし、いくら有名な会社が集まっていても、我々一般者から見れば単なる建物が集まっているに過ぎないので、別に町並みは普通です。シリコンバレーは観光地ではありません。

それじゃなぜサンノゼに滞在したの?と思われるかもしれませんが、実は高校生の時に、このサンノゼにホームステイプログラムで来たのです。なので、今回は当時お世話になったホストファミリーの家に泊めてもらいました。

これはサンノゼに住んでいるホストファミリーも同意していますが、サンノゼには何もありません。なので、ここでは観光は何もせず、サンフランシスコの観光レポートをしたいと思います。



観光の当日、まずはサンノゼで朝食を食べました。私が頼んだフレンチトーストです。おいしかったのですが、毎日こういうものを食べているせいでしょうか、周りは大きめの人ばかりでした。

アメリカに来るたびに、日本食を食べる日本人に生まれて本当に恵まれていると思ってしまいます。



サンノゼからサンフランシスコまでは、このような電車で行きました。地元の友人と行ったのですが、ガソリン代が高いということで、電車で行くことになりました。

サンノゼからサンフランシスコまで、車だと約1時間で着きますが、電車はノロノロと走っていくので、1時間半以上はかかります。

乗った電車は「CalTrain(カルトレイン)」という路線で、サンフランシスコの中心部までは行かずに、少し離れたところにあるサンフランシスコスタジアムが終点になります。



これがサンフランシスコスタジアムです。サンフランシスコ・ジャイアンツの拠点スタジアムだそうです。野球に興味がない私は素通りしましたが、野球好きの方は、おみやげを購入するのにいい場所かもしれません。



カルトレインの終点駅からサンフランシスコ中心部へ行くには、Munimetro(ミュニメトロ)という路面電車に乗ります。しかし、サンフランシスコ中心部に入ると地下に入ります。

私が撮ったこの写真は、中心部で地下に入った後に降りた駅です。



地上に出ると、このようなサンフランシスコ中心部が目に入ってきます。



サンフランシスコの名物でもあるケーブルカー乗り場がありました。申し訳ありませんが、私が行きたかったフィッシャーマンズワーフは逆の方向にあったので、今回は乗りませんでした。



日曜日ということもあり、このような路上マーケットが行われていました。

ピア39へ

フィッシャーマンズワーフで有名なのが、ピア39(Pier39)です。ここにはたくさんのレストランとショップがあります。

特別にすごいところではありませんが、ホームステイの時にも連れてきてもらったので、昔の思い出が蘇ってきました。



ピア39の様子です。日曜日の日中であることもあり、このようにたくさんの人で賑わっていました。



フィッシャーマンズワーフの看板です。港町らしくカニが描かれていました。



このように、カニ、ロブスター、エビなどのシーフードを売っていた露店がたくさんありました。



でも、私が食べたのはパンのうつわに入っているクラムチャウダーです。これもフィッシャーマンズワーフで有名な食べ物です。



フィッシャーマンズワーフから、アルカトラズ島が見えました。昔行ったことがあるので今回は行きませんでしたが、この島には、昔使われていた刑務所がそのまま残っています。

もちろん人気のある観光地で、特に私が覚えているのは、囚人が逃亡するために作った人形が、そのまま囚人のベッドに残されている牢屋です。

警備員はその人形を見て、囚人はそこで寝ていると勘違いしているうちに逃げたということです。刑務所を訪れてみて、こういうところに長くいると、どんな手段を使ってでも逃げたいと思う気持ちが何となくわかる気がしました。

別世界を楽しむのにも、このアルカトラズ島は一度は行ってみることをおすすめします。



フィッシャーマンズワーフからもケーブルカーに乗ることができます。せっかくなので乗り場に行ってみると、このように1時間以上の長い列ができていました。

本来は待ってでも、乗ってレポートすべきなのですが、過去に乗ったことがあるので今回はパスしました。ご了承ください。



ケーブルカーはこのように坂道を登っていきます。



歩いていると、有名な三角形のビルが見えました。



ショッピングエリアとしても有名なユニオンスクエアです。高級ブランド店はもちろん、庶民向けの安いショップもありました。



このような路面電車に乗って、サンフランシスコの静かな住宅街エリアへ向かいました。



みてください。このような坂道に家が並んでいる光景は、映画などで一度は見たことがあるのではないでしょうか。

家はヴィクトリア朝のデザインが使われていて、歩いているだけで気持ちがよくなる住宅街でした。

ちなみに、この住宅街を訪れた理由には「幸せの力」という映画があります。黒人俳優のウィルスミスが主演していて、実話が再現された映画です。

一時はホームレスにもなってしまった父子が、さまざまな試練を乗り越えて、最終的には自分の証券会社までも設立してしまい、大成功を収めるという実話のストーリーです。

おそらくこのストリートではありませんが、映画は、父と子がサンフランシスコの住宅街の通りで会話をしながら歩いているシーンで終わります。

私はこの映画を見る度、時間を無駄にせず、毎日を一生懸命に生きるべきである、ということを思い出さしてくれます。

1年に2〜3回は見るのですが、毎回見ると、もっとマイレージの勉強をしなくては、とやる気モードになります(笑)。

ノンフィクションのサクセスストーリー系の映画が大好きな方は、絶対にこの映画は気に入るかと思います。



帰りは、サンフランシスコ中心部から「バート(Bart)」という電車に乗り、途中で来る時に乗ったカルトレインに乗り換えました。

実は、このバートも「幸せの力」で何回か登場します。ホームレスになった時に寝ていたのも、このバートの駅のトイレになります。



ちなみに、バートの駅にはこのようにキャセイパシフィック航空の広告がありました。ビジネスクラスのフルフラットベッドをアピールした広告のようです。

最近はビジネスクラスでのフルフラットベッド化が進んでいますが、私はいつかニュージーランド航空ヴァージンアトランティック航空、またはブリティッシュエアウェイズのビジネスクラスに乗るのが夢です。

何回来ても落ち着く街

大学生の時にもホストファミリーを訪れたこともあり、今回でサンフランシスコ(サンノゼ)は5回目となりました。

本当は他にもゴールデンゲートブリッジ(金門橋)などの観光スポットもあるのですが、今回は時間がなかったため行くことができませんでした。

おそらく数年後にまたサンフランシスコに来ると思うので、その時には他の観光スポットをレポートしたいと思います。

サンフランシスコはニューヨークなどに比べると小さいですが、とにかく街並みがとても美しいです。

街の迫力さだとニューヨークの方が上だと思いますが、私にはやはり昔の思い出があるので総合的にはサンフランシスコの方が気に入っています。

ちなみに、高校生の時にサンフランシスコに2回来たのですが、2回とも、親が安心する日本航空を利用しました。もちろん当時はマイレージのマの字も知らなかったので、マイルは一切貯めませんでした。

ホストファミリーとの良い思い出もありますが、マイレージ的には一切思い出したくない過去でもあります(笑)。

以上ですが、ノースウエスト航空、サンフランシスコ空港、コンチネンタル航空、ヒューストン空港、ケネディ宇宙センター観光、デルタ航空、アトランタ空港、ニューヨーク観光、ユナイテッド航空、シカゴ空港、そしてサンフランシスコ観光とたくさんのレポートをさせていただきました。

アメリカには数回来たことがあるのですが、このようにたくさんの航空会社を利用する旅行は頻繁にできないと思うので、細かくレポートさせていただきました。

ここ数日はこの旅行レポートばかりで飽きた・・・という方もいるかもしれませんが、明日からはまたマイレージの最新情報をお届けいたしますので、どうかまた当サイトにお越しください(笑)。

アメリカ国内の飛行機旅行の楽しさが、少しでも伝わっていただければ幸いです。以上、アメリカ旅行のレポートでした。


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※このページの情報は2008年04月現在のもので、予告なしに変更されることがあります。