マイルで得得コツ賢く特典航空券を使うコツ > このコツ

賢く特典航空券を使うコツ
少なめのマイルでビジネスクラスを利用する
対象プログラム:全てのマイレージプログラム

出張などでビジネスクラス、ファーストクラスをよく利用する方以外にとって、上級クラスでのフライトはとても豪華な体験ですが、ほとんどの方にとっては、ビジネスクラスを利用する余裕などないのが実情です。

ところが、この夢のような豪華な体験を、マイレージが実現させてくれるのです。夢を実現させると言うと大げさかもしれませんが、マイレージ特典を使ってビジネスクラスの特典旅行を楽しむことが可能です。

ビジネスクラスはエコノミークラスより多めのマイル数が必要になりますが、思ったより少なめのマイル数でビジネスクラスを利用できるマイレージプログラム、エリアが実在するのです

アジア近辺への特典航空券が狙い目

まず押さえておきたいのが、日本からアジア近辺への特典航空券です。

多くのマイレージプログラムでは、アジア近辺へのビジネスクラス特典旅行が最低3万マイルからで楽しむことができるのです

例にエアカナダ・アエロプランを見てみます。

同マイレージプログラムでは、日本〜バンコク間をビジネスクラスで利用した場合、必要マイル数はたったの3万マイルです。

これは、エコノミーの必要マイル数である2万マイルよりたった1万マイルしか多くありません

言い方を変えてみると、ビジネスはエコノミーの1.5倍だけのマイル数で利用できるのです

マイル数で見ると1.5倍だけの違いになりますが、実際の航空券の料金ではどうでしょうか。

例えば、ANA・成田〜バンコク間のエコノミー格安航空券が5万円で買えるとします。それでは、同路線のビジネスを1.5倍である約7.5万円で利用できるでしょうか。

とんでもありません。

格安航空券でも15万円前後はします。ビジネスクラスの特典必要マイル数が低く設定されているのは一目瞭然です。

このように、近めのエリアへ、少なめのマイルでビジネスクラスを利用することにより、マイルの利用価値は一気に上がります

その他方面でもビジネス利用はお勧め

3万マイルのようにはいきませんが、ビジネスクラスを利用することにより、マイルの価値を高めることは、その他たくさんのエリアへの特典旅行でも実践することができます。

例に全日空・ANAマイレージクラブを見てみます。

同マイレージプログラムの成田〜ニューヨーク間の必要マイル数(自社便利用)は、エコノミーが55,000マイル、ビジネスが85,000マイルです(レギュラーシーズンの場合)。

つまり、エコノミーの約1.5倍のマイル数だけでビジネスに乗れてしまうのです

マイル数から見ると、1.5倍だけと手に届く範囲ですが、実際のチケット代となるとどうでしょうか。

例えば、全日空・エコノミーの成田〜ニューヨーク往復が7万円だとすると、その約1.5倍である約11万円でビジネスクラスに乗れるでしょうか。

とんでもありません。

最低でも数十万円はかかってしまい、エコノミーの何倍ものチケット代になってしまいます。

何十万円もかかってしまうフライトを、エコノミーの約1.5倍だけのマイル数で利用することができるのも、マイレージプログラムの魅力であり、特典の価値も一気に高めてくれます

これはアメリカだけでなく、南米、ヨーロッパ、オセアニア、アフリカなど、世界中への特典航空券で言えることです。

「ビジネスなんて高くて自腹では乗れないけど、いつか体験してみたい」という方は、ぜひマイレージの力を借りてビジネスクラスを利用してみてください。


>賢く特典航空券を使うコツ の一覧へ

↑ページのトップへ

>マイルで得得のトップへ