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行きと帰りは、異なる航空会社を選ぶ
※このページでは、特典航空券の行きと帰りで、違う航空会社を選んだ場合のメリットを解説しています。
行きも帰りも、同じ航空会社になるのが普通
今まで海外旅行をされた方は、おかわりだと思いますが、例外を除き、行きも帰りも同じ航空会社だったのではないでしょうか。
例えば、自分で成田〜バンコク往復の航空券を購入したのであれば、往復ともタイ国際航空のように、行きも帰りも、同じ航空会社になるのが普通です。
パッケージツアーでも同じで、例えば、ツアーでソウルへ行かれたのであれば、行きも帰りも大韓航空だった、というのが一般的ではないでしょうか。
これは普通のことで、航空券にせよツアーにせよ、、往復とも同じ航空会社になります。
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行きと帰りで異なる航空会社にすると、高くなるケースが多い
普段あまり考えないことですが、例えば、行きと帰りに異なる航空会社を飛ぶには、どうすればいいのでしょうか。
基本的には、
1.
異なる航空会社の、片道航空券を合わせて利用する
2.
好きな区間で好きな航空会社に乗れる、ノーマル(普通)運賃、IATA /PEX運賃などを利用する
と、2つの方法があります。
1番目ですが、これは単純で、例えば、行きの羽田〜ソウルはアシアナ航空の片道航空券で、帰りのソウル〜羽田は全日空の片道航空券で飛ぶ、という方法になります。
この方法は比較的簡単な方法ですが、片道航空券は往復航空券より高くつくことが多いので、あまり現実的な方法ではありません。
2番目の、普通(ノーマル)運賃、IATA/PEX運賃などですが、これらの航空券だと、基本的に好きな航空会社を選ぶことができます。
例えば、全日空の羽田〜ソウル往復の普通運賃航空券を買ったとしても、実際に行きはANA、帰りは大韓航空に乗る、ということが可能になります。
好きな区間で好きなエアラインを選べるので、利便性が非常に高いのですが、これができるのは、ノーマル運賃、IATA/PEX運賃などの、高めのチケットだけなのが現状です。
上の2つの例のように、往路と復路で違う航空会社を飛ぶということは、通常よりお金がかかってしまうことになるわけです(国内線、LCCなどの例外もあります)。
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特典航空券なら、異なる航空会社にしても、必要マイル数は同じ(例外あり)
行きと帰りに異なる航空会社を利用するのは、金銭的にも難しいことなのですが、特典航空券では、提携している航空会社である限り、好きな区間で、好きな航空会社を飛ぶことができます(ルールにより例外あり)。
例えば、ユナイテッド航空・マイレージプラスのマイルを使って羽田〜ソウル間を往復する場合、以下のようなチョイスが可能になります。
1.行きも帰りもANA
2.行きも帰りもアシアナ航空
2.行きはANA、帰りはアシアナ航空
3.行きはアシアナ航空、帰りはANA
このように、好きな区間で、好きなエアラインを選べるわけですが、もちろんどの旅程でも、必要マイル数は同じです(ユナイテッド航空のマイルを使う場合)。
つまり、どうせ同じ必要マイル数なのであれば、ノーマル運賃、IATA /PEX運賃のような高い運賃でしか、実行できない旅程にすることにより、特典航空券の価値を上げることができます。
例えば、同じマイル数でも、
1.行きも帰りもアシアナ航空の旅程
(これはアシアナ航空の格安航空券
→約2万円で利用可能)
2.行きはアシアナ航空、帰りはANAの旅程
(これはIATA PEX運賃航空券
→約6万円で利用可能)
のように、同じマイル数を使う場合でも、約2万円分の価値しかない航空券、約6万円分の価値もある航空券と、利用価値に大きな差がでることもあるのです(金額は例です)。
この金額は、あくまでも例なので、利用価値の差額が数万円のケースもあれば、10万円以上になる場合もあります。
どうせ同じマイル数で済むのであれば、行きと帰りに異なるエアラインを選ぶことにより、上の例のように、特典航空券の価値を上げることができます。
そして、行きと帰りに異なる航空会社を飛べば、サービスや機内食などを比較することもできるので、飛行機旅行も楽しくなります。
行きと帰りに違う航空会社を選べる場合は、ぜひ違う航空会社を選び、「特典航空券の価値を上げる」「異なるサービスを比較できる」と、一石二鳥の特典旅行をされてみてはいかがでしょうか。
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