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特典航空券で行けるところまで行き、最終目的地へは有償航空券で行く

※このページでは、特典航空券と有償航空券を組み合わせる方法を解説しています。





目次(このページの内容)



特典航空券では行けるところまで飛ぶ


マイルを使って旅行する場合、

「特典航空券で最終目的地まで飛ぶ」

と考えるのが一般的です。

しかし、全ての提携航空会社で、希望日に最終目的地までの空席がないケースもあります。

例えば、特典航空券でロサンゼルスに行きたい場合、(マイレージプログラムにより飛べる航空会社・ルートは異なりますが)、ロサンゼルスへの直行便や、サンフランシスコ、バンクーバー経由など、全てのルートで満席だとします。

すべての提携航空会社、そして(ほぼ)全てのルートを探しても空席がない場合、希望日にロサンゼルスへ行くのが最優先であれば、
特典航空券に、有償航空券(自分でお金を払って買う航空券)をプラスするのも1つの方法です

例えば、往路の羽田→ロサンゼルスは満席、復路のロサンゼルス→羽田は空席があるとします。そして、往路は成田→シアトルで空席あり、シアトル→ロサンゼルス(シアトル→他の空港経由→ロサンゼルスも含む)で空席なし、とします。

この場合、往路は成田→シアトル、復路はロサンゼルス→羽田という旅程で特典航空券を予約することができます。

そして、シアトル→ロサンゼルスの片道航空券は、自分で購入することになります。

つまり、
往路は、特典航空券による成田→シアトル、自分で買った航空券によるシアトル→ロサンゼルスを組み合わせることになります

そして、帰りは特典航空券の復路部分で、ロサンゼルスから羽田へ戻ることになります。

なお、復路のロサンゼルス→羽田(または成田)に空席がなく、成田〜シアトル間に往復とも空席がある場合は、特典航空券による成田〜シアトルの往復、有償航空券によるシアトル〜ロサンゼルス往復、という組み合わせもありです。


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有償航空券の料金が安くなる空港まで特典航空券で飛ぶ


もし、最終目的地までは特典航空券で行けないけれど、空席がある他の空港が数箇所ある場合は、有償航空券が安くなる空港を選んで、特典航空券で飛ぶのもありです

例えば、特典航空券でニューヨークへ飛びたいとします。しかし、往路の希望日には、ニューヨークへの直行便のほか、サンフランシスコ、シアトル、ロサンゼルス経由なども満席とします。

しかし、往路の希望日に、成田〜シカゴ線と、成田〜ヒューストン線に空席があるとします。

ということは、「成田→シカゴは特典航空券、シカゴ→ニューヨークは有償航空券」「成田→ヒューストンは特典航空券、ヒューストン→ニューヨークは有償航空券」のどちらか選べることになります。

この場合、
シカゴ→ニューヨーク、ヒューストン→ニューヨークの航空券代を比較し、安いほうを選べば、お金を節約することができます

上の例の場合、特典航空券で飛ぶのは、日本から直行で飛べるシカゴ、ヒューストンまでにしていますが、もちろん、そこから先も特典航空券で乗り継ぐのもありです。

例えば、シカゴ経由のニューヨーク行きは全部満席だけど、ボストン行きには空席がある、ヒューストン経由のニューヨーク行きは全部満席だけど、ワシントンDC行きには空席がある、というケースもあります。

この場合、
ボストン→ニューヨーク、ワシントンDC→ニューヨークの航空券代を比較し、安いほうを選べばいいことになります


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乗り継ぎ時間には余裕を持つこと。3−4時間以上が理想


最後に、特典航空券と有償航空券を組み合わせる場合、1つ注意すべきことがあります。

それは、
特典航空券+有償航空券のように、2つ別々の航空券で乗り継ぐ場合、同じ航空会社だとしても、万が一乗り継げないと、無料で次の便の振り替えはしてくれないことになっています

例えば、特典航空券(有償航空券でも同じ)で、成田→ヒューストン→ニューヨークと飛ぶ場合、もしヒューストン着が遅れて、予定のニューヨーク行きに乗り継げなくても、これは1つの予約(航空券)なので、ヒューストンでは次のニューヨーク行きの便に無料で振り替えてくれます。

しかし、成田→ヒューストンは特典航空券、ヒューストン→ニューヨークは有償航空券の場合、2つの別々の予約(航空券)なので、もしヒューストンで乗り継ぎができなくても、他のニューヨーク行きの便に、無料で振り替えはしてくれないことになります(手数料を払えば可能)。

通常なら、(一部の混雑している空港を除き)、乗り継ぎ時間は2時間程度で大丈夫な場合が多いですが、
特典航空券と有償航空券を組み合わせる場合は、余裕を持って、4〜5時間以上にするのがベターです

そうすれば、日本からの特典航空券の便が1〜2時間遅れて到着しても、乗り継ぎに4〜5時間以上確保しておけば、自分で購入した乗り継ぎ便にも乗れることになります。




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