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2015年に改悪されてしまった、エアカナダの3万マイルで行ける、東南アジアへのビジネスクラス
2015年12月まで、一部のマイラーに大人気だったのが、「エアカナダのマイルを使った、たったの3万マイルで行ける東南アジアのビジネスクラス特典航空券」です。
エアカナダは、ANAと同じスターアライアンスに加盟しているので、ANAのビジネスクラスに乗れるのも魅力的でした。
しかし、2015年12月にルールが改悪されて、必要マイル数は3万マイルから、一気に8万マイルへと引き上げられてしまいました。
8万マイルは他社マイレージと比べても平均なので、通常の必要マイル数になったと考えることもできますが、往復3万マイルは破格の必要マイル数だったのがわかります。
エアカナダのマイレージが改悪されてしまってから、東南アジアへのビジネスクラス特典航空券は少し遠い存在になったわけですが、2019年現在、東南アジアへのビジネスクラス必要マイル数が少なめに設定されている、新しいマイレージが誕生しています。
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2020年、注目の特典航空券! アラスカ航空のマイルを使った、JALビジネスクラスの特典航空券
2015年12月まで人気だった「エアカナダのマイルを使った、たったの3万マイルで行ける東南アジアのビジネスクラス特典航空券」のような、「お得な穴場の特典航空券」ですが、2020年現在、注目されているのがあります。
それは、「アラスカ航空のマイルを使った、JALの特典航空券」です。
具体的には、アラスカ航空のマイレージプログラム「マイレージプラン」(Mileage Plan)のマイルを使って予約する、JAL(日本航空)の特典航空券です。
ちなみに、アラスカ航空は、ワンワールドのようなアライアンスには加盟していません。
なので、「どうしてワンワールドに入っているJALと、入っていないアラスカ航空が提携しているの?」と思われるかもしれませんが、実は、一部航空会社では、アライアンスの枠を超えたマイレージ提携がされており、アラスカ航空とJALは、2社間で独自に提携していることになります。
そのため、アラスカ航空のマイルを使って、JALに乗れるわけです(反対に、JALマイルを使ってアラスカ航空に乗ることもできますが、このページでは、アラスカ航空のマイルを使って、JALにお得に乗る方法を紹介しています)。
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注目はJAL・日本〜東南アジア・インド線。 ビジネスクラス往復の必要マイル数が50,000マイル!
「どうしてアラスカ航空のマイルがお得なの?」と思われるかもしれませんが、いつもと理由は同じですが、今回も「特典航空券の必要マイル数が少ない」のが人気の理由です。
具体的には、JALのアジア内路線が対象になります。実際の必要マイル数は以下の通りです(予告なしに変更される可能性あり)。
座席クラス |
必要マイル数 |
エコノミークラス
往復 |
30,000 |
ビジネスクラス
往復 |
50,000 |
上記の表通り、アジア内のビジネスクラス往復が、往復50,000マイルで利用できるのです(予告なしに変更される可能性あり)。

↑
実際に、アラスカ航空の公式サイトにも、JAL特典航空券の必要マイル数が掲載されています。赤い下線の箇所に、「Business」「25,000マイル」と書かれています。
片道25,000なので、往復50,000マイルになります。
必要マイル数は路線別に設定されているのではなく、「Asia to Asia」つまり、「アジア内」という1つのゾーン制になっています。
ということは、日本〜韓国・台湾といった短距離路線でも、タイ・シンガポール・マレーシア・インドネシア・インドのような中距離路線でも、同じ「アジア内」となり、必要マイル数は同じになるのです。
ならば、ソウルや台北などの近場ではなく、バンコク、シンガポール、クアラルンプール、ジャカルタ、デリーなど、アジアの中でも長めの路線で、ビジネスクラスに乗るのが賢い方法になるわけです。
多くのマイレージプログラムでは、東南アジアへエコノミークラスで行くだけでも、最低3〜4万マイルは普通にかかるわけですから、ビジネス往復で50,000マイルは少ないのがわかります。
JALはワンワールドに加盟しているので、JALのほか、同じワンワールドに加盟するアメリカン航空、キャセイパシフィック航空、ブリティッシュエアウェイズなどのマイルを使っても、JALの特典航空券を予約することが可能です。
それでは、JALマイレージバンクや、アメリカン航空などのマイレージを使った場合、JAL・ビジネスクラス往復には、何マイル必要になるのでしょうか。比較表は以下の通りです(東京〜バンコク往復の場合)。
マイルを使う
マイレージプログラム |
必要マイル数 |
日本航空
JALマイレージバンク |
80,000 |
ブリティッシュ
エグゼクティブクラブ |
77,500 |
アメリカン航空
アドバンテージ |
60,000 |
キャセイパシフィック
アジアマイル |
80,000 |
少ないところでも、アメリカン航空・アドバンテージの6万マイル必要になります。
そんな中、アラスカ航空のマイレージなら50,000マイルで済むわけですから、お得なのがわかります。
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オンラインで予約可能。アメリカのコールセンターに電話する必要はなし。ただしページは英語のみ。
アラスカ航空は日本に就航していませんが、幸いにも、アラスカ航空の公式ホームページから、JALの特典航空券を予約することができます。なので、アメリカにあるアラスカ航空のコールセンターに、電話する必要はありません。
さすがに日本語ページは用意されておらず、予約画面は全て英語になりますが、全て中学生レベルの英語なので、それほど心配する必要もありません。

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アラスカ航空の公式サイト。ここでJAL特典航空券の予約をします。デザイン・操作方法は分かりやすいほうです。
他の航空会社のサイトも同じですが、From、To、Date、Use-milesなど、基本的な単語が主になります。地名もTokyo、Bangkok、Singaporeのように、英語で入力します。
理解できない部分があれば、その単語の意味を調べれば、理解できる程度です。
特典航空券の予約の大まかな流れは、「飛ぶ区間・日程の検索」→「便を選ぶ」→「乗客情報の入力」→「支払い」→「予約確定」となり、他の航空会社のサイトと、大きな違いはありません。
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日本でアラスカ航空のマイルを貯められるクレジットカードは、アメックスのSPGカードだけ。でも100円で1.25マイル貯まる
アラスカ航空のマイルを使った、お得なJAL・ビジネスクラス特典航空券の内容がわかったら、することは「アラスカ航空のマイルを貯めること」のみです。
アラスカ航空のマイレージ「マイレージプラン」のマイルを貯める必要があるわけですが、日本でこのマイルをメインに貯めている方は少ないのが現状です。
基本的には、クレジットカードをコツコツ利用して貯めていくわけですが、現在、日本でアラスカ航空のマイルが貯まるクレジットカードは、
スターウッド プリファード ゲスト アメリカン・エキスプレス・カード
だけになります。
マイルの付与率は、
100円につき、1.25マイルになります。
具体的に見てみると、まず、スターウッド プリファード ゲスト アメリカン・エキスプレス・カードを使うと、マリオット(旧SPG)のポイントが貯まります。
ポイントの積算率ですが、スターウッド プリファード ゲスト アメリカン・エキスプレス・カードを100円利用すると3ポイントが貯まり、3ポイントを1マイルに交換することができます(最小の交換単位は3,000ポイント)。
つまり、100円で 3ポイント → 1マイルとなるので、100円で1マイル貯まることになります。
「あれ?100円で1マイルなら、マイルが貯まる一般的なクレジットカードと変わらないのでは?」と思われるかもしれません。
ところが、「一度に、6万ポイントをマイルに交換すれば、5,000ボーナスマイルがプレゼントされる特典」が用意されているのです。
例えば、30,000ポイントを貯めて、これをマイルに交換すれば、3ポイント→1マイルの交換率なので、アラスカ航空の10,000マイルになります。これだと、100円で1マイル貯まる計算になるので、一般的なクレジットカードと変わりません。
ところが、60,000ポイントを貯めて、60,000ポイントをマイルに交換すると、5,000ボーナスマイルが加算されて、合計アラスカ航空の25,000マイルに交換されます。
つまり、60,000 ポイント → 25,000 マイルとなるので、100円につき、アラスカ航空の1.25マイル貯まる計算になります。
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ポイントは無期限だから、有効期限があるアラスカ航空マイルも、実質無期限で貯められる!
スターウッド プリファード ゲスト アメリカン・エキスプレス・カードの利用で貯まるポイントですが、1年に1回でもポイント加算がある限り、有効期限はさらに1年間延長されます。
ということは、年に1回でもこのカードを使う限り、ポイントを半永久的に貯めることができます。
ポイントを実質無期限で貯められるため、実質無期限で貯められることになります。
※ポイントの有効期限に関する規約は、将来変更される可能性あり
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年会費は31,000円と高めだが、以下2つの特典を利用すれば、実質の年会費はかなり安くなる。 実質無料になる可能性もあり!
アラスカ航空のマイレージが、100円で1.25マイル貯まり、しかも実質無期限で貯めることができるスターウッド プリファード ゲスト アメリカン・エキスプレス・カードですが、1つデメリットもあります。それは、「カードの年会費が高い」ということです。
年会費は、31,000円(税抜)と、高めなのが現状です。
しかし、以下で紹介する
「ホテル無料宿泊特典」
「Marriott Bonvoy ゴールド会員資格」
の2つをうまく活用すれば、実質の年会費をかなり下げることも可能です。
それぞれのメリットを、以下で詳しく見てみます。
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特典1
「ホテルの無料宿泊」
スターウッド プリファード ゲスト アメリカン・エキスプレス・カードの特徴の1つとして、
「カードを継続すれば(翌年の年会費を払えば)、マリオット系グループ・スターウッド系グループの対象ホテルに、無料で泊まれる特典」
が付いてきます。
マリオット系グループ・スターウッド系グループのホテルには、以下のようなブランドがあります(一部抜粋)。
・マリオット
・ルネッサンス
・コートヤード
・モクシ−
・シェラトン
・ウェスティン
・セントレジス
無料宿泊特典はポイントベースになり、具体的には、1泊の必要ポイントが50,000ポイントまでのホテルに、1泊無料で泊まれることになります。
必要ポイントが50,000マイル以内のホテルには無料で泊まれますが、50,001ポイント以上のホテルでは、無料宿泊特典の対象外になります。
日本国内にある、ホテル別の必要ポイント数は以下の通りです。
必要ポイント数はシーズンにより異なり、
オフピーク
↓
スタンダード
↓
ピーク
の順で多くなります。
ホテルによっては、全てのシーズンで50,000ポイント以内になり泊まれるところもあれば、オフピークのみ50,000ポイントになり泊まれるホテルもあります。
必要ポイント数
オフピーク → 20,000
スタンダード → 25,000
ピーク → 30,000
※1年中特典で泊れる
※50,000ポイント無料宿泊特典では、オフピーク・スタンダードでも2泊は不可 |
・フォーポイントバイシェラトン函館
・フォーポイントバイシェラトン中部国際空港
・コートヤード・バイ・マリオット白馬 |
|
必要ポイント数
オフピーク → 30,000
スタンダード → 35,000
ピーク → 40,000
※1年中特典で泊れる |
・コートヤード・マリオット東京ステーション
・コートヤード・マリオット銀座東武ホテル
・モクシー東京錦糸町
・横浜ベイシェラトン
・コートヤード新大阪ステーション
・コートヤード・マリオット大阪本町
・モクシー大阪本町
・シェラトン都ホテル大阪
・ウェスティン都ホテル京都
・神戸ベイシェラトン
・ウェスティンホテル淡路
・名古屋マリオット
・シェラトン北海道キロロリゾート
・キロロ トリビュートポートフォリオホテル 北海道
・ウェスティンホテル仙台
・軽井沢マリオット
・富士マリオット山中湖
・伊豆マリオット修善寺
・琵琶湖マリオット
・南紀白浜マリオット
・シェラトングランド広島ホテル
・シェラトン・グランデ・オーシャンリゾート |
|
必要ポイント数
オフピーク → 40,000
スタンダード → 50,000
ピーク → 60,000
※ピーク期間は利用不可 |
・ウェスティンホテル東京
・シェラトン都ホテル東京
・東京マリオットホテル
・ザ・プリンスさくらタワー東京
・シェラトン・グランデ・トーキョーベイ
・大阪マリオット都ホテル
・ウェスティンホテル大阪
・オキナワマリオット
・シェラトン沖縄サンマリーナ |
|
必要ポイント数
オフピーク → 50,000
スタンダード → 60,000
ピーク → 70,000
※オフピーク期間のみ利用可能 |
・リッツカールトン大阪
・セントレジスホテル大阪
・リッツカールトン沖縄
・ルネッサンスリゾートオキナワ
・ウェスティン ルスツリゾート |
|
必要ポイント数
オフピーク → 70,000
スタンダード → 85,000
ピーク → 100,000
※全てのシーズンで50,000ポイント以上必要なため、無料宿泊特典では利用不可 |
・ザ・プリンスギャラリー 東京紀尾井町
・リッツカールトン東京
・リッツカールトン京都
・翠嵐 ラグジュアリーコレクションホテル 京都
・イラフSUIラグジュアリーコレクションホテル沖縄宮古 |
日本国内だと、マリオット東京、ウェスティン東京、ディズニーリゾート近くのシェラトン、ウェスティン大阪、ウェスティン名古屋、横浜ベイシェラトン、シェラトン広島などがあります。
ここで大事なのは、ホテル無料宿泊特典で、できるだけ高いホテル(または高くなる日)を選ぶことです。そうすれば、前年のカード年会費が、実質かなり安くなります。
スターウッド プリファード ゲスト アメリカン・エキスプレス・カードに入会し、入会から1年経って、2年目の年会費を払った後、無料宿泊特典を利用することができます。
そして、無料宿泊特典を使い、上記の中で好きなホテルに1泊すれば、その宿泊代分、前年のカード年会費が実質割引されたことになります。
それでは、日本国内にあるスターウッド系・マリオット系のホテルは、1泊でいくらするのでしょうか。シーズンや混雑状況により宿泊料金は常に変動しますが、以下、2018年9月某日(週末)の宿泊料金で比較してみます。
(料金の高い順)
(無料宿泊特典対象外のホテルは除く)
ホテル名 |
宿泊料金
(1泊・2名) |
軽井沢
マリオットホテル |
約 57,000円 |
シェラトン・グランデ
トーキョーベイ・ホテル |
約 52,000円 |
沖縄マリオット
リゾート&スパ |
約 44,000円 |
南紀白浜
マリオットホテル |
約 43,000円 |
ウェスティン都ホテル
京都 |
約 43,000円 |
大阪マリオット
都ホテル |
約 43,000円 |
ウェスティンホテル
大阪 |
約 38,000円 |
名古屋マリオット
アソシアホテル |
約 38,000円 |
東京
マリオットホテル |
約 36,000円 |
ウェスティンホテル
東京 |
約 30,000円 |
シェラトン・グランデ
オーシャンリゾート宮崎 |
約 26,000円 |
神戸
ベイシェラトン |
約 26,000円 |
横浜
ベイシェラトン |
約 25,000円 |
ウェスティンホテル
仙台 |
約 24,000円 |
何と、軽井沢のマリオット、大阪のマリオット、舞浜のシェラトン、沖縄のマリオット、京都のウェスティンなどは、1泊の宿泊料金が、スターウッド プリファード
ゲスト アメリカン・エキスプレス・カードの年会費である31,000円よりも高くなっています。
ということは、これらのうち1つのホテルに泊まれば、前年のカード年会費の元がとれるので、前年のカード年会費は実質無料になったことになります。
もし、1泊約44,000円もする沖縄マリオットに、無料宿泊特典で泊まった場合、前年のカード年会費である31,000円の元がとれただけでなく、約13,000円も得したことになります。
また、少し安めである、ウェスティン大阪や横浜シェラトンに泊まっても、20,000円前後はするので、前年のカード年会費は半分程度で済んだことになります。
この無料宿泊特典は、カードを継続する限り毎年使えるので、毎年、高めのホテルに無料で泊まる限り、ずっと(前年の)カード年会費の元(またはそれ以上)を取ることができるのです。
つまり、31,000円(税抜)と一見、年会費の高いスターウッド プリファード ゲスト アメリカン・エキスプレス・カードですが、実は実質無料(または半額程度)で持てるカードになります。
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特典2
「マリオットのゴールド会員資格」
スターウッド プリファード ゲスト アメリカン・エキスプレス・カードには、もう1つの特徴があり、それは、「マリオットのゴールド会員資格が付与される」ことです。
ゴールド会員になるには通常、対象のホテルに、1暦年(1〜12月)に10回以上の滞在、または合計25泊以上する必要があります。
ところが、スターウッド プリファード ゲスト アメリカン・エキスプレス・カードを維持している限り、毎年マリオットのゴールド会員でいることができます。
ゴールド会員には、いくつかの特典がありますが、1番注目すべきなのが、「無料アップグレード特典」です。
例えば、スタンダードルームで予約をしたところ、チェックイン当日、フロントでエグゼクティブルームにアップグレードしてくれるケースがあります(混雑状況により、アップグレードされない可能性もあり)。
または、部屋のアップグレードは無理でも、眺望指定なしの安めのプランで予約したところ、料金が高めのオーシャンビューにしてくれるケースもあります。
ホテル、シーズンなどにより異なりますが、自分で予約した安めの部屋(眺望希望なしなども含む)と、アップグレードされた後の部屋の料金の差が、1万円くらいになるケースもあります。
例えば、1年に3回対象のホテルに泊まり、3回ともアップグレード(より良い眺望の部屋へのアップグレード・広めの角部屋へのアップグレード等を含む)されて、1回のアップグレードの価値が約1万円だった場合、3回なら約3万円の価値になり、これだけでカードの年会費である31,000円(税抜)のほぼ元を取れた計算になります。
このように、
「無料宿泊特典で泊まれる価値」
「ゴールド会員資格の価値」
を考慮すると、スターウッド プリファード ゲスト アメリカン・エキスプレス・カードは、とても年会費の元を取りやすいカードなのがわかります。
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期間未定:
入会3か月以内にカードを10万円以上利用すると、もれなく30,000ポイント(1万マイル相当)がプレゼント
期間未定ですが、現在スターウッド プリファード ゲスト アメリカン・エキスプレス・カードでは、入会から3か月以内に10万円以上利用すると、もれなく3万ポイントがもらえるキャンペーンが実施されています。
3か月で10万円なので、1ヵ月に約33,000円と、達成しやすい条件になっています。
通常であれば、3万ポイント貯めるには100万円のカード利用が必要になるわけですが、10万円だけで済むということは、100円で30ポイントも貯められる計算になります。
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SPGの12万ポイントが、アラスカ航空の5万マイルになる
入会キャンペーンで、10万円のカード利用で3万ポイント獲得すれば、通常利用分の3,000ポイントを含めると、33,000ポイントになります。
ということは、あと90万円カードを利用して、87,000ポイント獲得すればすれば、合計120,000ポイント貯まり、アラスカ航空の50,000マイルへ交換することができます。
100円で3ポイント貯まるので、87,000ポイント貯めるには、290万円のカード利用が必要になります。
290万円自体は多い金額ですが、数年で考えればそれほどハードルの高くない金額です。例えば、月16万円のカード利用なら、約1年半で達することが可能です。
日常生活でカード払いを徹底的に行い、「月に16万円以上利用すれば、約1年半に1回のペースで、東南アジア・インドへJALのビジネスクラスで行ける」と考えれば、思ったより悪くない内容ではないでしょうか。
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マイルが貯まったら即予約。どうしても休みが限られる場合は、ポイント交換の前に空席の確認を
120,000ポイント貯まったら、すぐにアラスカ航空の「マイレージプラン」のマイルへ交換します。
そして、マイレージプランのアカウントに50,000マイル加算されたことを確認したら、すぐにJALの特典航空券を予約します。
ここで1つ注意すべきなのが、必ずしも希望日に特典航空券用の空席があるわけではないということです。
もし、暦通りの休みしか取れなかったり、希望日に有給を取れる確率が低いことがわかっているのであれば、ポイントをアラスカ航空のマイルへ交換する前に、JAL・ビジネスクラスの特典航空券に空席があるか、事前に確認することをおすすめします。
特典航空券の空席状況は、アラスカ航空の公式サイトで確認できます。ログインする必要もなく、「use miles」にチェックを入れれば、JAL特典航空券の空席状況がわかります。
もし、全ての希望日で特典航空券の空席がない場合は、ポイントのアラスカ航空マイルへの移行は、一旦保留することをおすすめします。
そうすれば、「ポイントをアラスカ航空のマイルへ交換 → 希望日にJALの特典航空券に空席がなく予約できない状態が続く → 予約する前に必要マイル数が上がってしまった」という失敗を避けることができます。
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改悪されても(必要マイル数が増えても)、他社のマイレージへ切り替えが可能
JALのお得な特典航空券ですが、ポイントを貯めている最中に、マイルの改悪(特典航空券の必要マイル数の急きょ引き上げ)が実施されてしまうリスクもあるわけです。
しかし、マリオットのポイントは、世界中の30社以上の航空会社マイルへ交換することができます。日本では、ANA・JALの両方のマイルへ交換できるのも特徴です。
つまり、もしアラスカ航空のマイレージが改悪されてしまい、他の特典航空券を目指すことになっても、ポイントの移行先を、他の航空会社のマイレージにすればいいだけの話です。
一生懸命貯めたポイント自体は、無駄になることはありません。
ポイントの新しい交換先は、JAL国内線に少ないマイル数で乗れるブリティッシュエアウェイズのマイルでもいいですし、欧米へのビジネスクラスの必要マイル数が少ないANAのマイルも可能です。
このように、アラスカ航空側でJAL特典航空券のマイル数が改悪されてしまっても、他の選択肢がたくさん残るのが、マリオットポイントの大きなメリットになります。
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詳しい手順
以下、スターウッド プリファード ゲスト アメリカン・エキスプレス・カードで、アラスカ航空のマイルを貯めて、お得なJALの特典航空券をゲットするまでの詳しい手順です。
その1
スターウッド プリファード ゲスト アメリカン・エキスプレス・カードに入会する
●マリオットの会員でない方は、まずはマリオットのプログラムに入会し、マリオット会員番号を取得する。マリオット会員の入会は、上記リンク先にて可能
↓
その2
スターウッド プリファード ゲスト アメリカン・エキスプレス・カードを使い、ポイントを貯めていく
●入会から3か月以内に10万円以上カード利用すると、30,000ボーナスポイントをプレゼント
●ポイントは、1年に一度でもポイントの加算があれば、さらに有効期限が1年延長されるため、実質無期限で貯めていくことが可能
↓
その3
スターウッド プリファード ゲスト アメリカン・エキスプレス・カードを継続したら(2年目になったら)、ホテル無料宿泊特典を活用し無料で泊まる。そして、前年のカード年会費を実質無料(または実質半額程度)にする
●カードを更新すると(2年目の年会費を払うと)、マリオットホームページからログイン後、予約時に無料宿泊特典用の50,000ポイントクーポンを使えるようになります
●ホテル無料宿泊特典は、毎年カードを更新する度に使えるので、毎回前年のカードの実質年会費を安くするために、宿泊料金が高いホテル・日付を選ぶようにする
↓
その4
スターウッド系列・マリオット系列ホテルに宿泊する際は、ゴールド会員証を提示し、無料アップグレード、無料レイトチェックアウトなどの特典を満喫する
●ゴールド会員になっているアカウントでログインした状態で予約した場合は、予約にゴールド会員資格は自動で反映されます
↓
その5
アラスカ航空のマイレージ「マイレージプラン」に入会する
●マイレージプランの入会費・年会費は無料
●オンライン入会ページはこちら(英語のみ)
↓
その6
120,000ポイント貯まったら、アラスカ航空のマイルへ交換する
●マイルへの交換手続きは、マリオット公式サイト、またはマリオットのコールセンターにて可能
●60,000ポイントにつき、5,000ボーナスマイルがプラスされるので、120,000ポイント交換すると、アラスカ航空の50,000マイルになる
↓
その7
ポイントがアラスカ航空のマイルへ移行された後、マイルを使って、特典航空券を予約する
●アラスカ航空のマイルを使ったJAL特典航空券は、アラスカ航空の公式サイトで予約することができます

↑
アラスカ航空公式サイトのトップページです。「Use miles」の項目にチェックを入れて、出発空港、到着空港、日付を選択し、「FIND FLIGHTS」をクリックします。
ちなみに、日本の出発空港は、国際線の直行便がある成田・羽田・関空・中部である必要はなく、札幌、仙台、広島、福岡などでも大丈夫です。
札幌〜羽田〜バンコクのように日本国内線区間を含めても、ビジネスクラスの必要マイル数は同じ50,000マイルになります。

↑
次の画面では、空席状況が表示されます。「Partner Business」がビジネスクラスの空席状況になり、空席がある日付・便では「25K」と表示されます。25Kとは、25,000マイルを意味します。
JALのほか、シンガポール航空などの便も表示されますが、往復ともJAL便を選ぶ必要があります。
行きの25,000マイル、帰りの25,000マイルの便をそれぞれ選択して、合計50,000マイルになります。
ちなみに、アラスカ航空のマイルを使う場合、25,000マイルで片道だけの特典航空券も予約可能です。

↑
便を選択した後は、Passenger Namesなど、乗客に関する情報を入力していきます。住所、生年月日、住所、電話番号などです。Citizenship(国籍)には「Other」を選びます。選択肢の中に「Japan」はありません。
この後、支払い画面でクレジットカード情報を入力すれば完了です。
↓
その8
アラスカ航空のマイルで予約した、JALビジネスクラスの特典航空券で、日本〜アジア間を飛ぶ
(例:羽田〜バンコク)
となります。
「アラスカ航空のマイルを使った特典航空券」と「自分で購入した航空券」組み合わせる必要はありますが、たったの25,000マイルで、日本〜東南アジア間のビジネスクラスを飛べる方法を紹介しました。
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