航空会社のマイレージ会員である限り、私たちはマイレージ会員として1つ覚えておくべきことがあります。
それは、マイレージプログラムではいつルールの変更が起きてもおかしくないということです。
変更の対象は加算率かもしれませんし、特典必要マイル数の加減かもしれません。マイルの有効期限かもしれませんし、ある航空会社との提携が終了してしまうかもしれません。
変更がいつされてもおかしくないことはわかっているけど、実際に変更なんてほとんどないんでしょ?と思われる方もいるかもしれません。答えはその通りで、変更は頻繁には行われません。
今までにあった実際のルール変更
当サイトが始まってから、当サイトで認識していて、当サイトでニュース記事として掲載した変更内容について触れてみたいと思います。
●ユナイテッド航空・マイレージプラスのケース
ユナイテッド航空のマイレージプラスですが、結構不便な変更が2005年の12月に実施されました。その変更内容とは、加算率が1ヶ月間だけ変更になったことです。
この変更の詳細は、当サイトのコラム・たったの1ヶ月間だけ加算対象外に!で触れています。
12月の1ヶ月間だけ、タイ国際航空の一部の格安運賃の加算率が100%から一気に0%へ下がってしまったのです。
もちろん予告なしに変更が行われたので、100%加算されると思っていたのに、実際にはマイルが加算されなかったのを知ってがっかりされた方もいるはずです。
●アリタリア航空・ミッレミリアのケース
アリタリア航空・ミッレミリアは長い間、マイルの有効期限がないということが大きなメリットのマイレージプログラムでした。
有効期限はマイルの計画を立てるのに最も大切な項目の1つになるので、有効期限がないことを理由にミッレミリアに入会された方も多いかと思います。
しかし、アリタリア航空は十分な予告もなしに、いきなりマイレージの有効期限を設定することを発表しました。
その上、公式サイト上では発表は一切なかったので、この変更にはかなり不満を感じる方がいるのも事実です。
以上、2社のルール変更のケースを挙げましたが、上記のようなルール変更は、いつどのマイレージプログラムで起きてもおかしくありません。
どんな変更が起きても大きく影響されないためにも、マイルを貯めた後は計画を立ててできるだけ早くマイルを使ってしまおうという心構えも時には必要です。 |