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片道ずつ予約した特典航空券を、往復キャンセルすると手数料は2倍

※このページでは、片道ずつ予約した特典航空券をキャンセルするデメリットについて解説しています。





目次(このページの内容)


今は多くの航空会社(マイレージプログラム)で、片道特典航空券の予約が可能に


10年以上前は、半分のマイル数で片道だけ予約できるマイレージプログラムはまだ少なく、一部のマイレージプログラムに限定されていました。

なので、片道だけマイルを使いたい場合は、その航空会社のマイレージを貯める必要がありました。

しかし現在は、JALマイレージバンクをはじめ、多くのマイレージで片道特典航空券を予約できるようになっています。

(ANAマイレージクラブでは、国際線に限り、現在も半分のマイル数で片道の特典航空券を予約できません)


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帰りの予約開始日までに、行きの特典航空券が満席になる可能性もあり


片道の特典航空券を利用するには、いろいろな理由がありますが、1つに、

「復路を予約できる日が来るまでに、往路の空席がなくなる可能性があるから、往路の空席があるうちに、往路の片道だけ予約してしまい、そして後から復路を予約できる日になったら、復路も片道として予約する」 ケース


があります。

例に、日本航空・JALマイレージバンクを例に挙げてみます。

現在、JALマイルを使って、JAL国際線の特典航空券を予約できるのは、出発の330日前からになります。

ただし、往路の出発日の330日前になっても、復路の出発日が335日前であれば、往復の予約は同時にできないことになります。

この場合は、復路の出発日の330日前になってから(つまり、往路の出発日の325日前になってから)、往復の予約が同時にできるようになります。

この場合、1つのリスクがあります。

それは、復路の出発日が330日以内になるまで待っている間に、往路の空席がなくなってしまうリスクです

特に、ゴールデンウィーク、お盆休み、年末年始などの繁忙期だと、初日(出発の330日前)で特典航空券の空席が埋まってしまうケースもよくあります。

そのリスクを避けるために、まず往路の片道、そして復路の片道と、2つの特典航空券を別々に予約する方法があります


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片道ずつ予約した特典航空券は、往復キャンセルすると手数料が2倍


片道ずつ予約すれば、往路・復路共に希望日に予約できる確率が上がりますが、1つ、注意すべきことがあります。

それは、

「往路と復路を片道づつ予約した場合、あとからキャンセルとなったら、手数料は片道づつ請求されるので、キャンセル手数料も2倍になる」

ということです


特に、ユナイテッド航空・マイレージプラスの場合、出発日から60以内のキャンセルだと、手数料は125米ドルもかかるので、片道ずつ予約した場合は、なんと200米ドルもかかってしまいます。

円安が進んでいるタイミングだと、25,000円に近い金額になってしまいます。

もし、往路と復路を別々に予約する場合は、

「本当にキャンセルする必要はないか?」
「休みは確実に取れるのか?」


等を、確認することをおすすめします。

ちなみに、特典航空券のキャンセル手数料は、アメリカ系マイレージプログラムは高めに設定されているので注意が必要です。

逆に、JALマイレージバンクは3,100円程度と、良心的な料金設定になっています。

マイレージプログラム別の特典航空券キャンセル手数料は一覧はこちらからご覧ください。




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