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マイルを電子マネー・ポイント・クーポン券に交換するのは損
※このページでは、マイルの損な使い方について解説しています。
マイルは特典航空券で使うのがベスト
ほとんどの方は、マイルを貯めている理由は、「マイルを貯めて、特典航空券(無料航空券)に交換すること」なのではないでしょうか。
貯めたマイルを特典航空券に交換する場合ですが、1マイルの価値は、特典航空券の内容によって異なります。
例えば、2万マイルを使う場合、その2万マイルで利用する特典航空券と同じ内容の航空券を買った場合、その航空券の料金が4万円だとします。
つまり、この2万マイルの価値は、4万円になるわけです。
1マイルの価値を計算するには、
40,000円 ÷ 20,000マイル = 2円
となり、この場合、1マイルの価値は2円になります。
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エコノミーよりビジネス・ファーストの特典航空券のほうが得(であることが多い)
この1マイルの価値ですが、エコノミークラスの特典航空券よりもビジネスクラスの特典航空券のほうが、ビジネスクラスの特典航空券よりもファーストクラス特典のほうが高くなる傾向にあります。
国際線の場合、エコノミークラスであれば、格安航空券やパッケージツアーで安く乗ることが可能ですが、ビジネスクラスやファーストクラスになると、エコノミークラスほどのお手頃ではないため、自然に1マイルの価値も高くなる傾向があります。
例えば、アメリカへのビジネスクラス特典の必要マイル数が10万マイルとして、その航空券を買うと40万円かかる場合、
400,000円 ÷ 100,000マイル = 4円
と、1マイルの価値は4円になります。
上の1マイル2円と比べて、2倍の価値になるわけです。
このように、マイルを特典航空券に交換して使う場合、特典航空券の内容によって、1マイルの価値は2〜4円のように異なるわけです。
言い換えると、1マイルの価値を5円以上にすることも可能で、マイルの価値を自分で決められるのが、特典航空券の醍醐味になるわけです。
なお、極端に損な使い方をしない限り、マイルを特典航空券に使う場合、1マイルの価値は平均で2円になると考えられています。
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電子マネー・ポイントへの交換だと1マイル=1円だから損
貯めたマイルを、提携ポイント・電子マネー・ギフト券特典に交換した場合はどうでしょうか。
例えば、JALマイレージバンクのマイルであれば、電子マネーのWaonに交換できます。
交換レートですが、キャンペーンを除き、1万マイルを1万円分のWaonに交換することができます。つまり、1マイルの価値は1円と固定されているわけです。
ANAマイレージクラブのマイルであれば、例えば、1万マイルを1万円分のNanacoポイントに交換することができます。これも、1マイルの価値は1円と決まっていることになります。
上で説明した特典航空券の場合、1マイルの価値は2円以上になることが多く、使い方によっては5円以上の価値になることもあります。
しかし、電子マネー、提携ポイント、ギフト券にマイルを使ってしまうと、基本的に1マイルの価値は、たったの1円になってしまうのです。
つまり、マイルを特典航空券に使う場合に比べて、マイルを電子マネーや提携ポイントに交換してしまうと、マイルの価値は半分以下になってしまうのです。
せっかく一生懸命貯めたマイルを、何も考えずに、電子マネー、提携ポイント、ギフト券などに交換するのはもったいないことです。出来る限り、特典航空券の利用をおすすめします。
しかし、マイルの有効期限があり、旅行の繁忙期にしか休みが取れず、特典航空券用の空席がないなど、どうしても特典航空券を利用することができない場合は、マイルを無駄にしないためにも、電子マネー・提携ポイント・ギフト券特典の利用を、最後の手段として選ぶのは仕方ありません。
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