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(更新:2024年1月)

上海/浦東空港
第1ターミナル
乗り継ぎレポート
(中国東方航空利用時)
(国際線→国際線の場合)

上海/浦東空港 乗り継ぎ/トランジット方法

※ このページでは、中国東方航空で日本→上海浦東→国際線と飛ぶ場合、浦東空港で乗り継ぐ時の様子を、詳しく解説しています。

※ 上海航空利用時も、国際線同士の乗り継ぎである限り、乗り継ぎ方法は同じです。





目次



基本的に、日本の出発空港で、乗り継ぎ便の搭乗券も受け取る


基本的に、日本の出発空港のカウンターで、日本→上海、上海→最終目的地と、乗り継ぎ便の搭乗券も一緒に渡されます。

上海浦東空港 乗り継ぎ 搭乗券

中国東方航空の搭乗券です。最初の出発空港で、2枚の搭乗券をもらいます。

ちなみに、発券システムのエラー等で、乗り継ぎ便の搭乗券を受け取れなくても大丈夫です。乗り継ぐ上海浦東空港のカウンターに寄れば、乗り継ぎ便の搭乗券を発券してくれます。

乗り継ぎ路線・タイミングによっては、乗り継ぎ便の搭乗券にも、ゲート番号が印字されている場合があります。


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預けた手荷物は、浦東空港で引き取る必要なし


浦東空港で乗り継ぐ時、日本の出発空港で預けたスーツケース等の荷物は、引き取る必要はありません。最終目的地で受け取ります。

例えば、羽田→上海→パリと飛ぶ場合、羽田空港で預けたスーツケース等の荷物は、最終目的地のパリで受け取ることになります。


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最低の乗り継ぎ時間 & 実際にかかった乗り継ぎ時間


↓中国東方航空が定めている、最低の乗り継ぎ時間
国際線 → 浦東 → 国際線
90分
↓実際に乗り継ぎにかかった時間
38分

(飛行機を降機して、Transfer方向へ数分歩き、自動ゲート、保安検査を通り、乗り継ぎ便が出発するゲートエリアまでにかかった時間)

(飛行機からのバス移動の場合、乗り継ぎ便の出発ゲートがターミナルの端にある場合は、10-15分程度をプラス)


関空→上海→バンコクのように、中国東方航空が定めている、国際線同士の最低乗り継ぎ時間は90分です。

実際にかかった時間は約38分と、短い時間になりました。予約上の乗り継ぎ時間が90分のように短めでも、基本的には余裕で乗り継ぎができることになります。

ただし、上海の到着便が集中する時間帯だと、荷物検査の列が長い可能性もあり、プラス5〜10分くらいはかかるかもしれません。


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乗り継ぐ手順:
(日本→上海→国際線)
(日本へ帰国する時も同じ)


まず、上海浦東空港に着いた後の、大まかな順序は、

1.
「降機」
 (バスの場合は、まずはバスに乗り、ターミナルまで移動)

2.
「Transfer 方面に歩く」

3.
「乗り継ぎ専用カウンター」
 (乗り継ぎ便の搭乗券がある場合はスキップ)

4.
「自動ゲートを通る」

5.
「保安検査(荷物検査)」

6.
「各ゲートへ向かう」


となります。

それでは写真と共に、細かくお伝えします。


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1.
降機し、Transfer方向へ進む
(バスに乗る場合もあり)


上海浦東空港 乗り継ぎ バス移動

飛行機を降ります。この写真は、駐機場からターミナルまでバス移動の場合です。

上海浦東空港 乗り継ぎ ターミナル内

ターミナル内に入ります。バス移動がない場合はここからです。

上海浦東空港 乗り継ぎ Transfer方向へ

ターミナル内に入ったら、「Transfer」の方向へ進みます。しばらくは「Transfer」「Arrivals(入国審査)」は同じ方向です。

上海浦東空港 乗り継ぎ 1つ上の階へ

1つ上の階へ上がります。

上海浦東空港 乗り継ぎ 入国審査との分かれ道

進んでいくと、途中分かれ道があります。赤丸で囲っている左側の
「International Connecting Flights」
へ進みます。

上海浦東空港 乗り継ぎ 赤い矢印方向へ

この分かれ部分で、フロアには矢印が描かれていて、
赤色が「国際線の乗り継ぎ」
青色が「入国審査」
になります。この時点より、赤色の矢印方向に歩いていきます。


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2.
乗り継ぎカウンター
(乗り継ぎ便の搭乗券がある場合はスキップ)


上海浦東空港 乗り継ぎ トランジットデスク

赤い矢印方向へ進むと、途中このような乗り継ぎカウンターがありますが、既に乗り継ぎ便の搭乗券を持っている場合、ここはスルーします。

日本の出発空港で乗り継ぎ便の搭乗券をもらえなかった場合、搭乗券を紛失してしまった場合などは、このトランスファーデスクに寄れば、搭乗券を発券してくれます。



乗り継ぎカウンターを通過後、赤い矢印通りに進みます。途中、係員がいるので、搭乗券とパスポートを提示します。


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3.
自動ゲートを通る
(搭乗券・パスポートをスキャンする)


続いて、自動ゲートを通過します。

上海浦東空港 乗り継ぎ トランジットエリア

TRANSIT AREAというエリアに着くと、自動ゲートがあります。

上海浦東空港 乗り継ぎ 自動ゲートの操作手順

自動ゲートです。手順は4つあり、

1.
同意画面で同意する(Agree)を押す

2.
パスポートをスキャンする

3.
顔写真を撮影する

4.
ボーディングパスをスキャンして、スタンプが押される

になります。

上海浦東空港 乗り継ぎ 搭乗券とパスポートをスキャン

上の白い部分で搭乗券をスキャンします。パスポートは下の段でスキャンします。

上海浦東空港 乗り継ぎ 搭乗券にスタンプ押される

搭乗券のスキャンが完了すると、搭乗券の左上に、このようなスタンプが押されます。

上海浦東空港 乗り継ぎ 自動ゲートの隣にある有人ゲート

自動ゲートでうまく操作できない場合、搭乗券にスタンプが押されない場合は、自動ゲートの左側に有人ゲートがあるので、そこでも対応してもらえます。


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4.
保安検査(荷物検査)


続いてセキュリティチェックです。



自動ゲート通過後、エスカレーターで1つ上の階へ上がります。荷物検査場は1つ上の階にあります。

上海浦東空港 乗り継ぎ 荷物検査の列

荷物検査場です。この荷物検査は乗り継ぎ客専用ではなく、上海空港から出国する客と合流になるので、ここから一気に人が多くなります。

時間帯により開いている検査場の数は異なりますが、好きなところで並びます。

上海浦東空港 乗り継ぎ 荷物検査で鞄から取り出す物一覧

荷物検査場に、カバンから外に出さなければならないアイテム類が書かれています。他の国の空港より厳しめで、

・パソコン
・タブレット
・カメラ
・スマートフォン
・モバイルバッテリー
・折り畳み傘
・水筒


を外に出す必要があります。特にスマートフォンや折り畳み傘は、カバンの中に入れっぱなしOKな国が多いので要注意です。

折り畳み傘を取り出さない日本人が多いのでしょうか、日本語で「傘ありますか?」と聞かれました。

また、ベルトや腕時計も外す必要があります。

上海浦東空港 乗り継ぎ 小物を分けておくと便利

ビニール袋でも何でもいいので、スマホや折りたたみ傘など、上記の小物類は、このように別の袋にまとめておくと、荷物検査はスムーズに進みます。



それぞれの荷物検査場の終了後、このような台があるので、外に出した小物類を収納し直せます。他の空港よりカバンから出す小物類が多いので、置忘れに要注意です。


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5.
掲示板で出発ゲートを確認


保安検査を終えたら、出発ゲートの確認です。

上海浦東空港 乗り継ぎ 出発ゲート番号を確認

出発便の電光掲示板があるので、乗り継ぎ便の出発ゲート、定刻かどうか確認します。


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6.
搭乗ゲートへ向かう


ゲート番号を確認したら、その搭乗口を目指します。

上海浦東空港 乗り継ぎ 搭乗ゲートへ進む

このようなゲートの標識があるので、相当する方向へ進みます。

ちなみに、16・17番ゲートが一番近く、29番ゲートが1番離れています。

213−216番ゲートは、バスゲートからバス移動になります。



208−212番ゲートは、エスカレーターで下の階へおりると、バスゲートがありバス移動になります。


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入国する必要はないので、入国審査・税関はなし


上記の説明のように、国際線→国際線の乗り継ぎは、中国へ入国する必要がないので、入国審査・税関共にありません。

アメリカのように、乗り継ぎだけでも、入国しなければならない手間がないので楽です。


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まとめ・感想


上海浦東空港・第1ターミナルで乗り継ぎした時の、感想・まとめは以下の通りです。

メリット:

・乗り継ぎの場合は入国審査がなく、流れがスムーズでわかりやすい

・到着便・出発便のゲートにもよるが、保安検査場がすいていると、30分程度で乗り継ぎできる


デメリット:

・荷物検査は、スマホや折り畳み傘なども、鞄から取り出す必要があり厳しめ


以上、上海浦東空港・第1ターミナルでの乗り継ぎレポートでした。




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