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2021年 10月31日予約分より
JALマイレージバンク：
主要空港発着路線で、国内線の必要マイル数を引き上げ
（旅客施設使用料をマイルで支払う必要があるため）
日本航空・JALマイレージバンクでは、国内線特典航空券の必要マイル数が引き上げられます。
詳細は以下の通りです。
●変更日
２０２１年１０月３１日予約分より対象
予約日が２０２１年１０月３０日までであれば、搭乗日が１０月３１日以降でも、変更前の少ない必要マイル数が適用されます。
予約日が２０２１年１０月３０日までであれば、後から搭乗日を変更しても、差額の必要マイル数は請求されません。
●対象路線と追加マイル数
| 発着空港 | 追加 マイル数 |
| 羽田 | 290 マイル |
| 成田 | 290 マイル |
| 伊丹 | 260 マイル |
| 関空 | 260 マイル |
| 中部 | 440 マイル |
| 福岡 | 100 マイル |
| 新千歳 | 270 マイル |
| ※ 新千歳〜女満別線は対象外 |
|
| 仙台 | 230 マイル |
| 北九州 | 100 マイル |
| 那覇 | 120 マイル |
航空券を購入する場合、航空券代に旅客施設使用料が含まれて請求されていましたが、今のところ、特典航空券ではこの旅客施設使用料は請求されていません。
ところが、２０２１年１０月３１日予約分より、特典航空券でも旅客施設使用料の請求が開始され、JALマイレージバンクの場合、この旅客施設使用料の支払い方法がマイルになるため、強制的に特典航空券の必要マイル数が引き上げられる形になります。
代わりに現金（クレジットカード）払いする手段は用意されていません。
２０２１年１０月３１日予約分より、以下のように必要マイル数が引き上げられます（一部主要路線を抜粋）。
| 路線 | 追加 マイル数 （片道） |
| 羽田- 伊丹 |
550 マイル |
| 羽田- 新千歳 |
560 マイル |
| 羽田- 福岡 |
390 マイル |
| 羽田- 那覇 |
410 マイル |
| 大阪- 那覇 |
380 マイル |
例えば、羽田〜新千歳線は、変更後は片道で560マイル、往復で1,120マイルの追加となります。
通常の必要マイル数が往復15,000マイルなので、変更後は往復16,120マイル必要になります。
路線によっては往復で1,000円近くになるので、旅客施設使用料の支払い方法が、強制的にマイルしか選択できないのは、利用者側の立場を考慮していないので、残念な改悪になります。
２０２１年１０月３０日までに予約すれば、後から搭乗日を変更しても、上記の追加マイル数は請求されません。
国内線の特典航空券は、予約日より１年間であれば何度も搭乗日の変更が可能です。２０２２年１０月までに必ず特典航空券を利用するのがわかっている方は、２０２１年１０月３０日まで予約されることをおすすめします。
ちなみに、ANAマイレージバンクでは、旅客施設使用料の支払いは現金（クレジットカード）払いにしてくれているので、今回の対応ではANAのほうが良心的だと言えます。
公式サイト：
JAL：
国内線特典航空券における国内線旅客施設使用料（PFC）対象空港発着路線の必要マイル数改定について
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※ このページの情報は2021年8月現在のもので、予告なしに変更されることがあります。