2012年5月29日、サウジアラビアの航空会社であるサウディア(サウジアラビア航空)が、航空連合のスカイチームに正式に加盟しました。
これで、スカイチームの加盟航空会社数は16社になりました。中東の航空会社が航空連合に加盟するのは、今回のサウディアが初めてになります。
ちなみに、スカイチーム加盟と同時に、航空会社名をサウジアラビア航空から、サウディアへ変更されています。
スカイチーム加盟後は、各スカイチーム加盟航空会社のマイレージ会員は、サウジアラビア航空でマイルの獲得、特典航空券の利用ができるようになりました。
例えば、スカイチーム加盟後は、デルタ航空・スカイマイル、大韓航空・スカイパス、エールフランス航空・フライングブルー会員などが、サウジアラビア航空でマイル獲得、使用ができるようになりました。
マイレージプログラムで異なるマイル加算率。
特にファーストクラス・ビジネスクラスは注意を。
当サイトで扱っているマイレージプログラムでの、サウディア(旧名はサウジアラビア航空)でのマイル加算率は、下のリンク先よりご確認ください。
●サウディアと提携している各マイレージの加算率
・デルタ航空・スカイマイルの加算率
・エールフランス航空/KLM・フライングブルーの加算率
・アリタリア航空・ミッレミリアの加算率
・大韓航空・スカイパスの加算率
(デルタ航空・スカイマイルでは、サウディアのマイル加算率がまだ公式サイトに掲載されていません)
サウディアでのマイル加算率ですが、特にファーストクラスとビジネスクラスの加算率は、マイレージプログラムによって差があるので注意が必要です。
例えば、サウジアラビア航空のファーストクラスの場合、エールフランス航空・フライングブルーに加算すると最高で250%加算されますが、アリタリア航空・ミッレミリアに加算すると、一律125%と半分しか加算されません。
逆にエコノミークラスの場合、普通運賃など高めの運賃は100%、割引運賃は50%前後と、極端に大きな違いはありません。
サウディア利用で中東への利便性アップ
サウディア(サウジアラビア航空)は、サウジアラビアのリヤドなどをハブとして、中東、アジア、アフリカ、ヨーロッパ、北米へネットワークを広げています。
2012年5月現在、サウディアは日本へは乗り入れていません。日本近辺のアジアでは、香港、マニラ、シンガポール、クアラルンプールなどに就航しています。
特典航空券でサウディア(サウジアラビア航空)を活用する場合、日本からは香港やシンガポールなどを経由して一旦サウジアラビアのリヤドへ飛び、リヤドから中東各地へ飛ぶことが可能です。
2012年にはアルゼンチン航空などが、2013年にはインドネシアのガルーダインドネシア航空などがスカイチームに加盟する予定です。スカイチーム加盟予定の航空会社一覧はこちらからご覧ください。 |