香港ドラゴン航空が2007年11月1日、JALが加盟している航空連合(アライアンス)であるワンワールドに加盟しました。これでワンワールドの加盟航空会社数は11になりました。
ワンワールド加盟後、ワンワールドに加盟している各航空会社のマイレージプログラム会員は、香港ドラゴン航空便でマイルの獲得、特典航空券の利用ができるようになりました。
実際に、香港ドラゴン航空のワンワールド加盟後には、どのような変化があるのでしょうか。マイレージプログラム別に見てみたいと思います。
●日本航空・JALマイレージバンク
日本航空・JALマイレージバンクですが、すでに香港ドラゴンとはマイレージ提携しているので、マイルの獲得、特典の利用は今までと同じです。
変わるのは、香港ドラゴンで獲得したマイルは、上級会員用のマイルとして加算される点です。また、ワンワールド特典に、香港ドラゴンを含めることができるようになりました。
●キャセイパシフィック航空・アジアマイル
キャセイパシフィック航空・アジアマイルですが、JALマイレージバンクと同様で、すでに香港ドラゴンとはマイレージ提携しています。また、これからは上級会員用マイルの対象にもなりました。
●アメリカン航空・アドバンテージ
●カンタス航空・フリークエントフライヤー
アメリカン航空、カンタス航空は、11月1日から香港ドラゴンとのマイレージ提携が開始するので、提携航空会社が1社増えたことになります。同時に、上級会員のマイル対象にもなります。
肝心なマイル加算率ですが、アメリカン航空、カンタス航空共に、キャセイパシフィック航空と同じ加算率に設定されています。
ちなみに、当サイトでは扱っていない他のワンワールド系マイレージプログラム(フィンランド航空、ブリティッシュエアウェイズ、イベリア航空など)も同時に、香港ドラゴンとマイレージ提携を開始しました。
香港ドラゴン航空ですが、その名の通り、香港を拠点として、中国国内線を中心に、北アジア、東南アジアへ就航しています。アメリカ、ヨーロッパなどの遠方へは飛んでいません。
日本ですが、香港から福岡、仙台の2都市に乗り入れています。以前は成田へ乗り入れていましたが、2007年10月下旬に成田線は、親会社であるキャセイパシフィック航空に移行されました。 |