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コラム (2010年09月)
Tポイントカードは持ち歩かない方がいい?

こんにちは。マイルで得得のデイビッドです。

特にANAマイレージクラブに入っている場合、ANAマイルへ交換できるTポイントも貯めている方も多いかと思います。

私はスターアライアンスのメインはユナイテッド航空・マイレージプラスなのですが、Tポイントは有効期限の延長が可能なので、2008年に古本を売ったのをきっかけに、Tポイントを貯め続けています。

今は出来ませんが、昔、CMサイトのポイントを、JCB/ANAカードを経由してANAマイルへ交換すると、交換レートがとてもいい時期がありました。

ANAマイルへの交換率が高かった時期に、当時貯まっていたCMサイトポイントをANAマイルへ交換したので、現在ANAの約15,000マイルあります。

いつか国内か韓国特典で使ってしまおうと考えているのですが、その時に、Tポイントが数千ポイントあれば助かるかもしれないと言う意味でも、Tポイントを貯めています。

CMサイトポイントをTポイントへ交換

私は今でもCMサイトのポイントをコツコツ貯めています。メールで送られてきたCMは一応見ますし、時間がある限り、ボーナスポイントをもらうキャンペーンにも参加しています。

余談ですが、約半年前、「コンタクトレンズ店に行って新しいコンタクトレンズを試すとボーナスポイント」というキャンペーンがあったので、都心に寄ったついでに行ってきました(笑)。

居たのは1時間もかかりませんでしたが、これで確か400ポイント(ANAの100マイル分)ゲットできました。

2010年9月現在、CMサイトのポイントは、4,000ポイント貯まれば2,000Tポイントに交換できますが、最近4,000ポイント貯まったので、2,000Tポイントに交換しました。



Tポイントの管理画面です。ちゃんと2,000ポイントが追加され、現在は約2,300ポイントあります。これは、ANAの約1,150マイルに相当します。

ファミリーマートで異変が

ちょっとした飲み物やお菓子を買うのに、ファミリーマートは週に約1回のペースで利用しています。

そして、100円、200円の買い物でも、Tポイントカードを渡してTポイントも貯めています。

毎週利用しているファミリーマートですが、ここ数回、少し変わったことが起こりました。

いつもだと、Tポイントカードを渡せば、レジ係は何も言わずにポイントを加算してくれたのですが、ここ数回、なぜか「Tポイントは使いますか?それとも貯めますか?」と聞いてきたのです。

ANAマイルに交換するのが、Tポイントを貯めている唯一の理由である私にとって、ある意味これは嫌味にも聞こえてしまいました(笑)。

こう聞かれる度に私は「貯めてください」と言いましたが、「妙に最近使うかどうか聞いてくるなぁ」と思っていたのも事実です。

そこで、少し考えてみた結果、上でご説明したCMサイトのポイントが加算されていることに気付きました。

ファミリーマートなどのレジ係は、Tポイントカードを機械に通すと、何ポイント残っているか表示されるのでわかります。

おそらく、2,000ポイント以上貯まっているのを見たレジ係は、「この人2,000ポイント以上貯まっているし、今回の買い物も数百円だから、今回ポイントを使いたいかもしれない」と思い、私に「ポイント使いますか?」と聞いたのだと思います。

私のANAマイル交換への目標は別にして、レジ係の方は気を配って聞いてくれているのでしょうから、これは仕方のないことです。

間違って使ってしまうリスク

このファミリーマートでの出来事ですが、とても怖いことを想定してしまいました。

それは、何となくレジ係が「ポイント使いますか?」と言った時、それを「ポイント貯めますか?」と勘違いし、「はい」と返事してしまうことです。このような経験、日本全国に数人はいるかもしれません。

間違って「はい」と言ってポイントを使ってしまっても、現金のように、Tポイントは戻ってこないので注意が必要です。

そういう意味では、少し大げさかもしれませんが、買い物でTポイントカードを出す回数が多いほど、間違ってTポイントを使ってしまうリスクも少しあるような気がします

落として他人に使われてもTポイントは戻ってこない

上のようなリスクを考えていると、もう1つのリスクも頭に入ってきました。それは、Tポイントカードを紛失した時のリスクです。

明らかにするために、さっそくTポイントのコールセンターに電話して聞いてみると、案の定「紛失されたカードによって使われたTポイントは戻りません」と返答されました。

つまり、もし私がTポイントカードを落としてしまい、誰かに使われてしまったら、今までCMサイトなどで一生懸命貯めてきたポイントは、全てパーになってしまうのです

これ、かなり恐ろしいことです。

通常のマイレージ会員証を落としても、貯めているマイルが使われることはありませんが、Tポイントでは、「落とす=ポイントをなくす」というリスクが常にあるわけです

落とす確率は低いとは言え、一度サイフを無くした経験がある私にとって、この確率は平均より高いと言えます。

なので、将来ANAマイルになるTポイントを無くすリスクを消すために、Tポイントカードを財布から出しました。どうせ数百円の買い物なので、所詮貯まるのも1〜2ポイントのみです。

1〜2ポイントだけのために、2,000ポイント以上を一気に無くしてしまうリスクはあまりにも大きすぎます

今回のCMサイトのポイントの他に、コツコツ貯めているGポイントも、同じTポイントを経由してANAマイルへ交換することができます。

将来、GポイントもANAマイルへ交換すると決めて、一時的にたくさんのTポイントがある時に、たまたまTポイントカードを落としてポイントがパー、という悲劇はどうしても避けたいものです

以上ですが、Tポイントの意外な欠点について話させていただきました。

特に、私のように将来ANAマイルに交換する予定で、既に数千ポイント貯まっている方は、持ち歩かないのも1つの選択だと思います。

最後に、Tポイントは1年に1回加算がないと失効してしまうので、年に最低1回はTカードを提示して、ポイント失効を避ける必要もあるのでご注意ください。私も気をつけようと思います。


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※このページの情報は2010年09月現在のもので、予告なしに変更されることがあります。