マイルで得得 > 裏技 > デルタ航空・プレミアムエコノミーに無料アップグレード
現在、このページで紹介している裏技が成功する確率が「極端に」低くなっています
↓
代わりに、ハワイアン航空の無料アップグレード裏技が残っています
このページで紹介している裏技をまとめると、
提携クレジットカードに入会して、1回も飛ばずにデルタ航空の上級会員になる
↓
デルタ航空の上級会員である間に、デルタ航空のコンフォートプラスに無料アップグレードする
という方法になるわけですが、残念ながら
現在デルタ航空のゴールドメダリオン会員・シルバーメダリオン会員が、コンフォートプラスに無料アップグレードされるケースが極端に少なくなっています。
理由は公開されてませんが
1.
アメリカの景気が良いため、コンフォートプラスの航空券を事前に購入するアメリカ人が増えている
2.
利益を増やすために、コンフォートプラスの無料アップグレード枠を少なくしている
3.
そもそも無料アップグレードを狙う上級会員が増えすぎている
などが考えられます。
実際に当サイト運営者も2023年後半に、ゴールドメダリオン会員としてデルタ航空を利用しましたが、日本→乗り継ぎ空港→目的地と、往復で4区間飛んだところ、残念ながら1区間もコンフォートプラスに無料アップグレードされませんでした。
しかし、ここで諦めないでください。
デルタ航空ではありませんが、
ハワイアン航空なら今でも、1回も飛ばずに即上級会員になれて、プレミアムエコノミーに無料アップグレードできる裏技が残っています。
「自分が行きたいのはハワイではなくアメリカ本土!」
と思われるかもしれませんが、実はコロナが明けてからは、デルタ航空の直行便より、ハワイアン航空のホノルル乗り継ぎアメリカ本土行きのほうが、5万円以上安くなる日程も多くなってきています。
しかも、デルタ航空の無料アップグレードは、ステータスが上の会員ほど有利になる事前決定制ですが、ハワイアン航空の無料アップグレードは、完全に公平な先着順になっています。
次回アメリカに行く時、お得にプレミアムエコノミーに乗りたい方は、ぜひ
ハワイアン航空のエコノミークラス→プレミアムエコノミーのアップグレードを毎回無料にする裏技
をご覧ください。
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エコノミークラスと極端には変わらないが、長距離路線だと、少し広いだけでも居心地UP
最近は、エコノミークラスとビジネスクラスの間に「プレミアムエコノミー」を導入する航空会社が増えてきています。
日本の航空会社では、ANAとJALの両方で、一部の長距離国際線を中心に、プレミアムエコノミーが導入されています。
アメリカの航空会社ですと、デルタ航空やユナイテッド航空などもプレミアムエコノミーを導入しています。
デルタ航空では、エコノミークラスの中でも足元の広いシートのことを
「コンフォートプラス(Comfort Plus)」
と呼んでいます。
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デルタ航空・コンフォートプラスの座席です。頭の部分にある赤い線が目印です。1列後ろからは、赤い線がないので、普通のエコノミークラスの座席になります。
デルタ航空のコンフォートプラスのメリットは主に、
1.
「足元が広い(前の席とのシートピッチが、エコノミークラスより少し広い」
2.
「エコノミークラスより、リクライニングの角度が多い」
3.
アメリカ国内線だと、有料のアルコール類が無料
となります。
コンフォートプラスですが、機種により差はありますが、日本〜米国本土間を飛ぶ中型機・大型機であれば、20〜30席ほど用意されています。
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メリット・1
エコノミークラスより、足元(シートピッチ)が約10センチ広い
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デルタ航空・コンフォートプラスの座席の足元の様子です。エコノミークラスと比べて、シート間隔が広いのがわかります。
10センチあるかないかの差ですが、この少しの差があるだけで、特に日本〜米国本土間の長距離路線では、フライトが楽になるのも事実です。
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メリット・2
エコノミークラスより、リクライニングの角度が少し高い
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斜め後ろから見たコンフォートプラスの座席です。エコノミークラスより、リクライニングの角度が高めなのがわかります。これだけの角度なら、何とか仮眠もとることができます。
前の座席の人がリクライニングしてきても、自分もそれなりにリクライニングできるので苦になりません。
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真横から見た様子です。大柄な白人男性が座っていますが、そんなに窮屈になっていないのがわかります。
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メリット・3
アメニティ・キットが貰える
日本発着の米国本土・ハワイ路線では、エコノミークラスだとアメニティ・キットが提供されませんが、コンフォートプラスなら、無料のアメニティ・セットが貰えます。
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貰えるアメニティセットです。袋に「COMFORT +」と書かれており、コンフォートプラス専用なのがわかります。
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アメニティセットの中身です。歯ブラシと歯磨き粉、アイマスク、耳栓の3点です。必ずしも必要なものではないかもしれませんが、無料なのですから、これだけでも十分です。
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メリット・4
アメリカ国内線ではアルコール類が無料
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デルタ航空を含む米系航空会社は、アメリカ国内線だとアルコール類が有料になるのが一般的ですが、デルタ航空のコンフォートプラスにアップグレードされると、アルコール類が無料になります。
7〜10ドル程度のお酒も、無料なら嬉しいものです。アルコール類は、白ワイン、赤ワイン、ビールのほか、ウィスキー、ラム酒などから選べます。
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コンフォートプラスへのアップグレード料金は、片道10,000円から
格安航空券やパッケージツアーなどで、デルタ航空のエコノミークラスに乗る場合、出発する前、または出発当日に、コンフォートプラスへアップグレードすることができます。
コンフォートプラスへのアップグレード料金ですが、為替レート・時期・路線等により変動しますが、相場としては、
・日本〜ホノルル線 片道10,000円〜
・日本〜米国本土線 片道13,000円〜
程度の追加料金がかかります。
往復なら、20,000〜30,000円程度の追加料金になります。
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例えば、エコノミークラス航空券の予約画面で、片道13,050円で、コンフォートプラスへアップグレードできることが案内されています(シアトル線の場合)。
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デルタ航空の上級会員なら、なんとアップグレード料金が無料!
往復ともコンフォートプラス(足元が広くてリクライニング角度が多い席)へアップグレードすれば、数万円かかってしまうので、足元が広いシートとはいえ、躊躇してしまうかもしれません。
しかし、アップグレード料金を払うのを躊躇してしまう方に朗報です。
実は、デルタ航空のマイレージ「スカイマイル」の上級会員になると、エコノミークラスからコンフォートプラスへのアップグレード料金が、毎回無料になるのです。
例えば、羽田〜ロサンゼルス間を往復し、コンフォートプラスにアップグレードするなら、片道13,000円前後の場合、往復だと28,600円前後払う必要があります。
しかし、デルタ航空のマイレージ「スカイマイル」の上級会員なら、往復とも無料でコンフォートプラスにアップグレードすることができるのです。
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実は、1回も飛ばなくても、即デルタ航空の上級会員になれる方法がある!
海外出張などで、たくさんの長距離路線に乗る人を除き、マイレージプログラムの上級会員になることは難しくなります。
デルタ航空のマイレージプログラムも同じで、基本的には、年に日本〜アメリカ間を数往復しなければ、毎年デルタ航空の上級会員になることはできません。
しかし、
「1回も飛ばずに、即デルタ航空のマイレージ上級会員になれる方法」
があるのです。
それは、
「デルタ航空のマイレージ『スカイマイル』では、デルタ スカイマイル アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カードに入会するだけで、上級会員になれる」
というサービスです。
つまり、デルタ航空(またはスカイチーム加盟航空会社)にたくさん乗らなくても(極端には1回も乗らなくても)、このカードに入会するだけで、即デルタ航空の上級会員になれてしまうのです。
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デルタ航空の上級会員は、何度もコンフォートプラスへのアップグレード料金が無料!
デルタ航空の上級会員になると、デルタ航空に乗る時に、いくつかの特典を活用することができますが、最も活用すべきなのが、
「コンフォートプラスへの無料アップグレード特典」
です。
利用条件ですが、
出発の24時間前、または72時間前になってから、コンフォートプラスに、無料アップグレード用の空席があれば、無料でアップグレードできる
特典になっています。
24時間前か72時間前かは、上級会員のレベルによって決まっています。
ゴールドメダリオン会員
→出発の72時間前から
シルバーメダリオン会員
→出発の24時間前から
となっています。
例えば、ゴールドメダリオン会員が、出発の1ヵ月前にエコノミークラスの航空券を購入しても、まだ出発の72時間前ではないため、購入時に、すぐコンフォートプラスへのアップグレードは確約されません。
出発の72時間以内になった時点で、コンフォートプラスのアップグレード用に空席があれば、デルタ航空のゴールドメダリオン会員は、無料でコンフォートプラスにアップグレードすることができます。
具体的なアップグレード方法ですが、スカイマイルの会員番号で、デルタ航空の公式サイトにログインした後、予約管理画面で「アップグレードのお申し込み」手続きを行います。
そして、出発の72時間以内になった時点で、コンフォートプラスのアップグレード用の空席があれば、自動でアップグレードされます。
(※ 無料アップグレード用の空席枠は別になるので、有償航空券で空席があっても、必ずしも無料でアップグレードされるわけではありません)
(※ 無料アップグレード用の空席枠が多めの時は、72時間以上前でも、アップグレード手続き完了のメールが届くことがあります)
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シルバーメダリオン会員よりゴールドメダリオン会員のほうが、コンフォートプラスへ無料アップグレードされる確率が高い!
対象のクレジットカードに入会するだけで、即デルタ航空の上級会員になれるわけですが、クレジットカードは2種類あり、それぞれ違うレベルの上級会員資格が与えられます。
具体的には
デルタ スカイマイル アメリカン・エキスプレス・カード
→シルバーメダリオン会員
デルタ スカイマイル アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カード
→ゴールドメダリオン会員
となります。
前述通り、コンフォートプラスへアップグレードされるタイミングは、シルバーメダリオン会員だと出発の24時間前から、ゴールドメダリオン会員だと出発の72時間前になります。
つまり、デルタ スカイマイル アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カードに入会してゴールドメダリオン会員になったほうが、コンフォートプラスへ無料アップグレードされる確率が高くなるわけです。
空席状況によっては、無料アップグレード用の枠が、出発の72時間前にゴールドメダリオン会員で一杯になり、出発の24時間前には、無料アップグレード用の枠がないケースもあります。
なので、コンフォートプラスへの無料アップグレードを最優先するなら、ゴールドメダリオン会員になることが大事になります。
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ゴールドメダリオン会員なら、デルタ航空ラウンジにも無料で入れる!
アップグレードされなくても、ラウンジ利用は保証されている!
シルバーメダリオン会員より、ゴールドメダリオン会員のほうがいい理由がもう1つあります。
それは、ゴールドメダリオン会員なら、デルタ航空ラウンジに無料で入れるからです。
もしシルバーメダリオン会員なら、たとえコンフォートプラスへ無料でアップグレードされたとしても、デルタ航空のラウンジに入れる資格はありません。
つまり、ゴールドメダリオン会員なら、搭乗前はデルタ航空ラウンジで寛げて、搭乗後はコンフォートプラス席でゆったりできるわけです(アップグレードされた場合)。
例えば、ゴールドメダリオン会員が、デルタ航空で羽田〜シアトルを往復する場合、コンフォートプラスに無料アップグレードされなかったとしても、往路は羽田空港で、復路はロサンゼルス空港で、それぞれデルタ航空ラウンジに入ることができます。
逆に、シルバーメダリオン会員はラウンジに入れないため、もしコンフォートプラスへアップグレードされなかったら、「ラウンジに入れない」「コンフォートプラス席にも座れない」と、何もメリットを受けれなくなってしまいます。
しかし、ゴールドメダリオン会員なら、万が一コンフォートプラスへ無料アップグレードされなくても、ラウンジ利用だけは確約されているので、それだけでも上級会員のメリットを満喫できるわけです。
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カード年会費はは2回アップグレードされると元が取れる!
アップグレードは1回だけでも、ラウンジ利用分も含めるとお得
ここまでの説明は、
「デルタ航空の国際線には、エコノミークラスより足元が広いコンフォートプラスが設定されている」
「通常、エコノミークラスから、コンフォートプラスへアップグレードするには、最低13,000〜15,000円程度の手数料がかかる(日本〜アメリカ本土の場合)」
「デルタ航空の上級会員になれば、エコノミークラスから、コンフォートプラスへアップグレードは無料になる(無料アップグレード枠に空席がある場合)」
「デルタ スカイマイル アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カードに入会すれば、即デルタ航空のゴールドメダリオン会員資格が与えられる。つまり、無料アップグレードの権利が与えられる」
というものでした。
しかし、
「デルタ スカイマイル アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カードに入会すれば、上級会員になれるのはいいけど、カードの年会費がかかるから微妙・・」
と思われるかもしれません。
確かに、デルタ スカイマイル アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カードの年会費は28,600円(税込)と高めになっています。
高めの年会費ですが、例えば、日本〜アメリカ本土間の路線だと、エコノミークラスからコンフォートプラスへアップグレードするのに、片道最低13,000円前後はかかります(アップグレード料金は常に変動)。
ということは、2回アップグレードされれば、カードの年会費である28,600円の元が、ほぼ取れる計算になります。
もし、片道で1回しか無料アップグレードがされなくても、デルタ航空ラウンジに2回以上入れることを考慮すると、28,600円の元を取ることはそんなに難しくありません。
デルタ航空ラウンジには、有料だと1回約6,000円で入ることができますが、ゴールドメダリオン会員なら無料で入れます。
例えば、羽田〜デトロイト〜ニューヨークと飛ぶ場合、往路は羽田とデトロイトで2回、復路はニューヨークとデトロイトで2回と、合計4回ラウンジに入れることになり、これだけで2万円以上の価値があります。
ラウンジの価値を考えると、1回コンフォートプラスへアップグレードされるだけで、カード年会費の28,600円以上の価値を得られることになります。
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デルタ航空のゴールドメダリオン会員になって、コンフォートプラスへ無料アップグレードするための手順
その1
デルタ スカイマイル アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カードに入会する
●入会画面で途中、スカイマイルの会員番号を入力する必要があります
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その2
デルタ スカイマイル アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カードが届くと同時に、ゴールドメダリオン会員に昇格する
●デルタ航空から、プラスチック版のゴールドメダリオン会員カードは郵送されません。代わりに、アプリのデジタル版カードを使うことができます
●プラスチック版のゴールドメダリオン会員カードがなくても、コンフォートプラスへの無料アップグレードはすることができます
●はじめの1年間は、無条件でゴールドメダリオン会員になれます。2年目以降は、年間150万円以上のカード利用がある場合のみ、ゴールドメダリオン会員資格が維持されます。
●例えば、カードの入会日が7月1日であれば、翌年の6月30日までは必ずゴールドメダリオン会員になります。7月1日〜6月30日の1年間のカード利用額が150万円以上なら、2年目である、翌年の7月1日〜翌々年の6月30日も、ゴールドメダリオン会員でいられます。もし、7月1日〜6月30日のカード利用額が150万円未満なら、翌年の7月1日からは、ゴールドメダリオン会員ではなくなります。
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その3
ハワイ・アメリカ・アジア・中南米方面へ行く時、デルタ航空のエコノミークラス航空券を購入する
●航空券の予約時・購入時に、デルタ航空・スカイマイルの会員番号を登録する
●旅行会社経由で買った航空券でも、無料アップグレードの対象になります。必ずしも、デルタ航空の公式サイトで航空券を購入する必要はありません
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その4
航空券の購入時、または購入後の好きな時に、デルタ航空の公式サイトにログインして、アップグレードの申し込みをする
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コンフォートプラスへの無料アップグレード申請画面
●購入時に申請する場合は、ログイン後、航空券の予約を進めていき、「お客様の情報」画面 → 「アップグレードのお申し込み」 → 「デルタ・コンフォートプラスへのアップグレードの申し込み」のチェックボックスを選択
●購入後、後から申請する場合は、ログイン後、「旅程」ページから予約を選択し、「アップグレードのお申し込み」 → 「デルタ・コンフォートプラスへの無償アップグレード」のチェックボックスを選択
●無償アップグレードの申し込み自体は、航空券の購入時、または購入後できるだけ早めに行ってください。申し込みの手続き自体は、出発の72時間前になるまで待つ必要はありません。
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その5
コンフォートプラス(プレミアムエコノミー)へのアップグレードが完了したら、デルタ航空から通知(Eメール)が届く
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デルタ航空から届いたメールです。メールのタイトルは英語で
「Information About Your Complimentary Medallion Upgrade」(メダリオン会員用の無料アップグレードについて)
になっています。
コンフォートプラスへアップグレードされた区間は、赤い下線部分のように「Delta
Comfort +」と表記されています。
アップグレードされなかった区間は、「Main Cabin」(通常のエコノミークラス)のままになっています。
以上、デルタ スカイマイル アメリカン・エキスプレス・ゴールド・カードの特典を活用して、コンフォートプラスへのアップグレードが無料になる方法を紹介しました。
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※ このページの情報は、予告なしに変更されることがあります。
※ 予告なしに、「ゴールドメダリオン会員」が受けられる特典内容・利用条件等が、変更されることがあります。
※万が一、「急きょ利用条件等が変更された」 「航空券の予約にマイレージ番号を登録し忘れた」 「アップグレードの申請を忘れた」 「コンフォートプラスにアップグレード用の空席がなかった」等の理由で、アップグレードが出来なかった場合、当サイトはその責任を負うことはできません。