マイルで得得 > 裏技 > エコノミー利用でも、上級会員でなくても、航空会社のビジネスクラスラウンジに入れる方法


2023年4月2日申し込み分まで

ANAラウンジ含むビジネスクラスラウンジ1年間無料で入れる裏技

目次 (このページの内容)



基本的に、エコノミークラス利用で、マイレージの上級会員でなければ、航空会社のビジネスクラスラウンジには入れない


基本的に、航空会社のビジネスクラスラウンジに入れるのは、

・ビジネスクラスの乗客
・マイレージプログラムの上級会員(エリート会員)


のどちらかに相当する方のみになります。

ビジネスクラスの乗客は、搭乗するまでの間、ビジネスクラスラウンジでゆったりすることができます。

また、エコノミークラスを利用する時にも、マイレージプログラムの上級会員(エリート会員)であれば、ビジネスクラスラウンジを利用することができます。

ちなみに、エコノミークラス利用でも、上級会員でなくても、プライオリティパスを保有していれば、一部ビジネスクラスラウンジに入れる方法も有名です。

言い換えれば、マイレージの上級会員でなく、利用クラスがエコノミークラスで、プライオリティパスも保有していない場合、ビジネスクラスラウンジには入れないことになります


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ダイナースクラブカードを持っていると、エコノミー利用でも、上級会員でなくても、航空会社のビジネスクラスラウンジに入れる


前述通り、基本的に、航空会社のビジネスクラスラウンジでは、

・マイレージプログラムの上級会員
・ビジネスクラスの乗客
・プライオリティパス保有者

のみが入れる対象になりますが、実は、入れる対象がもう1つあります

それは、

ダイナースクラブカード(クレジットカード)保有者」

です。

ダイナースクラブカードは年会費が高めですが、代わりに豪華な特典が付いているプレミアムカードとして有名です。

実はこのダイナースクラブカードは、世界中の空港ラウンジと提携しており、ダイナースクラブカードを持っている人は、プライオリティパスのように、提携ラウンジに入れることになります。

そして、ダイナースクラブカードの一部提携ラウンジには、何と航空会社のビジネスクラスラウンジも含まれているのです

大事なのは、航空会社のビジネスクラスラウンジだということです。各カード会社のゴールドカード会員が利用できる、典型的な空港運営のラウンジではありません。

典型的なゴールドカード会員用の空港運営ラウンジは、どちらかと言えば休憩室のような雰囲気がありますが、航空会社のビジネスクラスラウンジだと、軽食ブッフェ、アルコール飲み放題、リラックスできるソファー、シャワーなど、施設もそれなりになります(ラウンジにより違いあり)

ダイナースクラブカードを持っていれば、エコノミークラスの格安航空券やツアーで旅行する時や、特典航空券で旅行する時も、(一部の)ビジネスクラスラウンジが使えることになります。もちろん、どの航空会社を利用する時でも大丈夫です


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航空会社のビジネスクラスラウンジのほうが、豪華である場合が多い


空港のラウンジは、主に

「クレジットカードのゴールド会員以上が入れるカードラウンジ」

「航空会社のラウンジ」

の2種類に分けられます。

空港により例外もありますが、基本的には、カードラウンジより、航空会社ラウンジのほうが、総合的に豪華になるケースが多いです。

例えば、成田空港の第1ターミナルなら、カードラウンジのIASSラウンジより、ダイナースクラブカードで入れる大韓航空ラウンジのほうが、軽食などの内容が豪華になっています。

ホノルル空港なら、カードラウンジであるIASSラウンジより、ダイナースクラブカードで入れるハワイアン航空ラウンジのほうが、内容は豪華になっています。

そういう意味でも、既にゴールドカードを持っている人でも、別途ダイナースクラブカードを持つことは大切になります(ラウンジ利用の場合)。

ダイナースクラブカードがあれば、以下のようなビジネスクラス・ラウンジに入ることができます(一部抜粋)。


成田空港の大韓航空ラウンジ内部の様子


中部国際空港・大韓航空ラウンジ


ソウル仁川空港のアシアナ航空ラウンジでは、韓国らしく、チャプチェ風に味付けされた料理
 

北京空港・中国国際航空ラウンジには、成田・羽田のANAラウンジ、JALラウンジにもないような、立派な仮眠室もあり

あくまでも一部の例ですが、このように、航空会社のラウンジであれば、施設・軽食共に、充実していることが多いです。


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ダイナースクラブカードで入れるラウンジはどこ?
ラウンジ一覧表


ダイナースクラブカード保持者は、どの航空会社のラウンジを利用できるのでしょうか。

以下、ダイナースクラブカードが提携している、世界中の航空会社ビジネスクラスラウンジを、エリア別に紹介します。


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朗報!
2021年4月より、成田の国際線ANAラウンジも対象!


日本人に朗報です。

2021年4月1日から、ダイナースクラブカード保有者は

・成田空港
(第5サテライト)
(第2サテライト)

にある国際線ANAラウンジに入れるようになりました。

(羽田空港・第3ターミナルにある国際線ANAラウンジは、2023年1月末にて利用不可に)

ダイナースクラブカード保有者は、利用する航空会社に関係なく、成田空港のANAラウンジに入れます。

例えば、成田空港のANAラウンジは第1ターミナルにあるので、ANAのほか、タイ国際航空、シンガポール航空、ユナイテッド航空、KLMオランダ航空など、他の航空会社に乗る時でもANAラウンジに入れます。

ジップエア、ピーチ、エアソウル、エアプサン、ジンエアー、スクート航空など、第1ターミナルから出発するLCCに乗る時も、ANAラウンジに入れます。

成田空港 国際線ANAラウンジ リラックスエリア

成田空港・国際線ANAラウンジ

成田 ANAラウンジの食事コーナー

成田空港・国際線ANAラウンジのビュッフェコーナー。ちょっとしたホテルのバイキングを思わせる雰囲気です

成田/羽田 ANAラウンジの食事 豚骨ラーメン

国際線ANAラウンジで提供されている食事の一部

成田/羽田 ANAラウンジの食事 並んでる握り寿司の皿

時間限定ですが、握り寿司も食べ放題です(急きょ終了可能性あり)

今までは、ダイナースクラブカードで入れる日本国内の航空会社ラウンジは「大韓航空ラウンジ」がメインでしたが、これからはANAラウンジも対象になり、日本人にとってダイナースクラブカードは一気に利用価値が上がりました。


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日本国内
(航空会社のビジネスクラスラウンジのみ抜粋)


日本国内の空港で、ダイナースクラブカードで入れる、航空会社のビジネスクラスラウンジは、以下の通りです。

空港 利用できる
ビジネスクラス
ラウンジ
羽田
第3
(国際線)
ANAラウンジ
2023年
1月末で
対象外
成田
第1
ANAラウンジ
大韓航空
関西 なし
中部 大韓航空
福岡 大韓航空

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アジア
(航空会社のビジネスクラスラウンジのみ抜粋)


アジアの空港で、ダイナースクラブカードで入れる、航空会社のビジネスクラスラウンジは、以下の通りです。

空港 利用できる
ビジネスクラス
ラウンジ
ソウル/仁川 アシアナ航空
釜山 大韓航空
チェジュ 大韓航空
北京 中国国際航空
広州 中国南方航空
バンコク/
スワンナプーム
エールフランス
バンコクエア
オマーン航空
ウランバートル MIATモンゴル
バンダル
スリブガワン
ロイヤルブルネイ

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アメリカ/カナダ/メキシコ
(航空会社のビジネスクラスラウンジのみ抜粋)


北米の空港で、ダイナースクラブカードで入れる、航空会社のビジネスクラスラウンジは、以下の通りです。

空港 利用できる
ビジネスクラス
ラウンジ
ハワイ/ホノルル ハワイアン
サンフランシスコ エールフランス
ニューヨーク/
JFK
大韓航空
エールフランス
ワシントンDC エールフランス
ブリティッシュ
トルコ航空
ヒューストン KLMオランダ
ボストン エールフランス
バンクーバー スカイチーム
トロント エールフランス
メキシコシティ アエロメヒコ

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ヨーロッパ/中東/アフリカ
(航空会社のビジネスクラスラウンジのみ抜粋)


ヨーロッパの空港で、ダイナースクラブカードで入れる、航空会社のビジネスクラスラウンジは、以下の通りです。

空港 利用できる
ビジネスクラス
ラウンジ
ロンドン/
ヒースロー
スカイチーム
パリ/
シャルルドゴール
スター
アライアンス
モスクワ/
ドモジェドボ
S7
アンマン
(ヨルダン)
ロイヤルヨルダン
モーリシャス モーリシャス

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オセアニア/中南米
(航空会社のビジネスクラスラウンジのみ抜粋)


オセアニア・中東・中南米の空港で、ダイナースクラブカードで入れる、航空会社のビジネスクラスラウンジは、以下の通りです。

空港 利用できる
ビジネスクラス
ラウンジ
ナンディー
(フィジー)
フィジーエア
パペーテ
(タヒチ)
エアタヒチヌイ
シドニー REX航空
メルボルン REX航空
サンパウロ スターアライアンス
ゴル航空
リオデジャネイロ ゴル航空
パナマシティ コパ航空
ボゴタ アビアンカ

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利用航空会社に制限なし。LCCに乗る時でも、航空会社のビジネスクラスラウンジに入れる


ダイナースクラブカード会員は、利用する航空会社に関係なく、上記のビジネスクラスラウンジに入れるのもうれしい点です

通常、マイレージの上級会員になっても、自社便または提携航空会社便に乗らない時は、ビジネスクラスラウンジに入ることができません

例えば、ANAマイレージクラブなどの上級会員は、提携航空会社でないJAL、大韓航空などを利用する時、ANAラウンジには入れないことになります。

しかし、ダイナースクラブカードなら、このような心配はありません。利用するのがJAL、大韓航空、マレーシア航空のほか、ジップエア、ティーウェイ航空のような格安航空会社であろうと、上記のビジネスクラスラウンジが入り放題になるわけです


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航空会社のビジネスクラスラウンジではないが、ビュッフェの食事内容が豊富な、VIPラウンジにも入れる


今までの解説は、「ダイナースクラブカードを持っているだけで、上記のビジネスクラスラウンジに入れる」ということでしたが、実は、ダイナースクラブカード保持者は、他にも入れるラウンジがたくさんあるのです

航空会社によるビジネスクラスラウンジではありませんが、空港が運営するVIPラウンジにも、ダイナースクラブカード会員は無料で入ることができるのです

ダイナースクラブカード会員が入れるVIPラウンジの数は、世界中だと数百にもなるのですが、特に注目すべきなのが、ビュッフェの食事内容が豊富であるVIPラウンジです

成田、羽田、関空、名古屋など、日本の空港だと、「航空会社のラウンジ=豪華」「空港運営のラウンジ=休憩室」というイメージがありますが、海外の空港だと、空港運営のラウンジでも、食事が用意されていて豪華なVIPラウンジも用意されているのです

例えば、食事内容が比較的豪華だと言われるVIPラウンジの一部は以下の通りになります。

空港 利用できる
VIPラウンジ
ソウル仁川 SKY HUB
ラウンジ
香港 Chase Sapphire
ラウンジ
バンコク Miracle
ラウンジ
ロンドン
ヒースロー
Premium Plaza
ラウンジ



ソウル仁川空港にあるHUBラウンジ。サラダ・麺類など豊富。


香港国際空港にあるラウンジ。サラダバーもあり


バンコク・スワンナプーム空港にあるラウンジ。東南アジアらしくフルーツが豊富。


ロンドン・ヒースロー空港・第2ターミナルにあるプレミアムプラザラウンジ。ビジネスホテルのランチビュッフェ並みの内容。


香港、バンコク、シンガポールなど、入れるビジネスクラスラウンジがない空港でも、代わりに、上記のような食事内容が豪華であるVIPラウンジに入れるのも、ダイナースクラブカードの強みになります


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乗り継ぎ空港では仮眠も取れる


国際線に乗る時の空港ラウンジは、

・出発前に食事を摂る
・お酒でリラックスする
・シャワーを浴びる

が主な目的になりますが、乗り継ぎ時の空港ラウンジには、もう1つのメリットがあります。それは

「仮眠を取れる」

です。

海外での乗り継ぎは、到着便で既に疲れているところ、さらに数時間待って、そこからまた飛行機に乗るという、結構ハードになります。

特に、日本を夜遅くに出発し、乗り継ぎ空港に現地の早朝に着き、さらに最終目的地行きの便に乗ることが多い中東系エアラインは、航空券代がお手頃な代わりに、スケジュールはハードな傾向にあります。

エミレーツ航空、カタール航空などの中東エアラインは、乗り継ぎ地のドバイ空港、ドーハ空港などでの過ごし方が大切になります。

中東系エアラインでなくても、深夜便を利用した乗り継ぎを伴う飛行機旅行は、体力的にもハードになることが多いです。

シンガポール航空、タイ国際航空、トルコ航空など、日本を深夜に出発し、現地に早朝に着き、乗り継ぎ空港で数時間滞在し、乗り継ぐスケジュールになる航空会社も多くあります。

睡眠不足で疲れている時は、

「正直、空港ラウンジの無料ビュッフェより、とにかく寝たい」

という方も多いのではないでしょうか。

実は、一部の空港ラウンジでは、簡易的な仮眠カプセルまたは仮眠エリアが用意されているのです

さすがにホテルのベッドのように熟睡はできませんが、2~3時間だけ仮眠を取れるだけでも体力的に楽になるはずです。



© Dubai Airport
ドバイ空港でエミレーツ航空便が発着する第3ターミナルにある、仮眠カプセルが用意されているラウンジ



© Doha Airport
ドーハ空港にある、仮眠カプセルが用意されているラウンジ



© Istanbul Airport
イスタンブール空港のラウンジにある仮眠エリア



シンガポール空港の一部ラウンジにあるオットマン付きリクライニングシート



バンコク/スワンナプーム空港の一部ラウンジに用意されている仮眠エリア

特に疲れている時は、上記のような仮眠カプセル・仮眠ソファーで2-3時間仮眠を取れるだけでも大きな違いになります。


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ダイナースクラブカードの初年度年会費が無料!


世界中のビジネスクラスラウンジ、そして食事ができる空港ラウンジに入れるダイナースクラブカードですが、年会費は税込24,200円と高めなのが現状です。

年会費相当またはそれ以上の特典が付いているのですが、さすがに2万円以上の年会費は敷居が高い・・と思われるかもしれません。

そんな方に朗報です。

2023年4月2日までに入会すると、初年度年会費が無料になるキャンペーンが実施されています

(ネットでの入会手続きが2023年4月2日・23時59分までである限り、カードが手元に届くのは後日になっても、キャンペーンの対象になります)

初年度年会費が無料になるので、初めの1年間は無料で世界中のラウンジに入れることになります


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詳しい手順


以下、ダイナースクラブカードに入会して、航空会社のビジネスクラス・ラウンジに入るまでの詳しい手順です。


その1
ダイナースクラブカードに入会する

2023年4月2日までに入会すると、初年度年会費(税込24,200円)が無料

●家族会員カードも初年度年会費無料

●例えば、本会員カードは夫名義、家族会員カードは妻名義で発行すれば、2人とも初年度年会費が無料

●2023年4月2日・23時59分までに入会手続きをすれば、カードが手元に届くのは後日になっても、初年度年会費無料キャンペーンの対象

●ダイナースクラブカードを対象ラウンジで提示すればラウンジに入れます。プライオリティパスのように、クレジットカード到着後に別途プライオリティパスカードの申請が必要ないので便利です

●今すぐの海外旅行は難しいかもしれませんが、
初年度年会費無料キャンペーン中に申し込めば、入会から1年間は無料で上記ラウンジに入れることになります




その2
海外旅行時、成田、中部、福岡、ソウル、プサン、北京、シンガポール、ホノルル、ニューヨークなどを出発する時、各空港にある対象ビジネスクラスラウンジで、ダイナースクラブカードを提示し入室する

●どの航空会社利用時でもOK。格安航空会社(LCC)も対象

●空港で乗り継ぐ時でもOK

●特典航空券による旅行時もOK


●ラウンジがあるターミナルと、利用する航空会社のターミナルが異なる場合、ターミナル間の移動が不可の空港では、ラウンジにアクセスできない可能性あり

●ダイナースクラブカードで、海外のビジネスクラスラウンジに無料で入れるのは、年間10回まで(日本国内のラウンジは回数無制限で無料)

となります。


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