「パースへの特典航空券を発券しました」の続きです。
このページでは、シドニーからパースへ飛んだ、カンタス航空・エコノミークラスの様子をお伝えします。
機種はボーイングのジャンボ機・747だったのですが、日本路線で飛んでいる同じ747でも、エコノミークラスのシート等は基本的に同じになるので、日本路線で747に乗る予定の方には、少しは参考になるかと思います。
まずは、シドニー空港でのチェックインなどの様子をお伝えします。
カンタスは人気がない?
今回シドニーの中心部からシドニー空港までは電車で行きました。約15分で着いてしまいます。
空港の駅は地下にあるので、地上へ登っていくと、各ターミナルへの道が分かれています。
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このように、左側のターミナル2は主にジェットスター航空とヴァージンブルー航空が使用していて、右側のターミナル3は主にカンタス航空が使用しています。今回の特典はカンタスなので右側に向かいました。
すると、ちょっと面白い光景に出遭いました。
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おそらく同じ電車から降りてきた人たちなのですが、何と他の全員が左側のターミナル2(ジェットスターとヴァージンブルー)へ向かったのです。
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私が向かった右側のターミナル3はどうかというと、このように誰もいませんでした(笑)。
ちなみに、チェックイン方法は、有償航空券、特典航空券のどちらでも全て同じになります。
自動チェックイン機を使う
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カンタス航空の国内線では、このような自動チェックイン機でチェックインを行います。預ける荷物がない場合はそのまま搭乗口へ、ある場合は荷物預けカウンターで荷物を預けます。
せっかくなので、チェックイン機の使い方を簡単にレポートしたいと思います。
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まずは画面に触れると、名前(姓のみ)を入力します。
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続いて、行き先を選びます。
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続いて、自分の乗る便を選びます。
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続いて、座りたい座席を選びます。
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そして、このように搭乗券が出てきます。ちゃんと、今回特典を発券した日本航空・JALマイレージバンクの会員番号も印字されていました。
ちなみに、窓側は全て一杯だったので、仕方なく通路側の席を選びました。
でも、どうしても窓側がよかったので、荷物を預けるカウンターで窓側席がないかを聞いてみると、一番後ろの列の窓側が空いているとのことでした。なので窓側に変更してもらいました。
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このように、カンタス航空の大きなロゴが壁一面に飾られていました。全日空、日本航空も羽田空港にこのような大きなロゴを作ってもいいかと思うのですが。
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外のゲートにはこのようにカンタス航空の飛行機が横に並んでいました。やはりこのようなハブ空港ならではの光景を見るのは気持ちがいいものです。
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搭乗手続きが始まりました。このように搭乗ゲート付近はかなり混雑していました。
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これが今回乗った飛行機です。少し見づらくて申し訳ないのですが、実はこれジャンボ機です。
私はすっかり国内線でジャンボ機を使うのは日本だけだと思っていたので、オーストラリアの国内線でジャンボ機に乗れてしまうのは少し意外でした。
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機内の様子です。搭乗口付近が混んでいたこともあり、やはり機内はほとんど満席でした。
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出発時刻が夜の7時ごろということもあり、ちょうど日の入りのきれいな空を見ることができました。
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オーストラリアの真ん中は何もないとよく言われますが、離陸から10分位経つと、このような何もない光景がずっと続きました。
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国内線とはいえ、このような軽い機内食が出されました。メニュはビーフシチュー&マッシュポテトの野菜添えとパンです。質素ですが、無料ですからそれだけでも感謝です。
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機内食だけでなく、うれしいことにアルコール類も全て無料です。なので、美しい日の入りを満喫しながらおいしい白ワインを飲みました。
このフライトも無料。機内食も無料。アルコール類も無料。そしてこの美しい光景。もう最高の気分でした(笑)。
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オンデマンドではありませんでしたが、このように各座席にはパーソナルモニターが付いていました。
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フライトマップの画面です。このように、アデレード上空を通過してパースへ向かっていきました。アデレードはもっと南にあるかと思っていたのですが、シドニーの左にありました。
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無事パース空港に着き、知り合いの方とも会うことができました。このように、荷物の受取レーンにはたくさんの人がいました。ジャンボ機がほぼ満席だったのに加え、迎え客もいたので当たり前かもしれませんが。
カンタス航空に乗った感想
今回は日本航空・JALマイレージバンクの2万マイルを使った特典航空券で乗りましたが、機内食も出たのでとても満足なフライトでした。
国内線とはいえ、オーストラリアの東から西へ一気に横断したので、片道4時間以上もかかる長めのフライトでした。
客室乗務員ですが、半分は男性乗務員でした。私は客室乗務員は女性で当たり前という考えが好きではないので、男性乗務員が働いている姿を見て、日本もこうなってほしいと思ってしまいました。
肝心な接客ですが、シンガポール航空ほど良いとは言えませんが、アメリカ系などに比べるとはるかにましで、一般レベルより少し上あたりかなと思いました。
笑顔だけが全てではありませんが、印象がいい感じで接客していたのでよかったです。
また、アメリカの国内線はアルコール飲料どころか、機内食までも有料化しているので、アルコール、機内食の全てが無料だったのはうれしかったです。
特に、ここ数年はローコストキャリアであるヴァージンブルー航空との競争が激化しているようなので、このような機内食などのサービスで差をつけようとしているのかもしれません。
ぜひ、カンタス航空には、オーストラリアの伝統的なメジャーキャリアとしての位置を守り続けてもらいたいと思います。
以上、カンタス航空の国内線搭乗レポートでした。次は、パースの観光レポートをしたいと思います。 |