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旅行記 (2009年04月)
JALビジネスクラス・シェルフラットシート搭乗記(ホノルル→成田)

ホノルル空港・JALサクララウンジ」の続きです。

このレポートでは、JALビジネスクラス特典航空券の、帰りのホノルル→成田の搭乗レポートをいたします。



搭乗したJAL71便の飛行機です。午後1時05分の出発で、行きと同じ大好きなボーイング747でした。

なんとシェルフラットシート搭載の機材に

行きの成田からホノルルでは、JALスカイラックスシートの搭乗レポートでお伝えした通り、旧型であるしょぼいシートでした。なのでビジネスクラスだとはいえ、ぐっすり眠ることはできませんでした。

「あー、またあのしょぼいシートか・・・」と思いながら搭乗してみると、



なんとシェルフラットシート搭載の機材だったのです。これには本当に唖然としてしまいました。

乗務員の方に聞いてみたところ、「基本的には成田〜ホノルル間ではスカイラックスシートの機材を使用しているが、機材のスケジュール調整などにより、時々シェルフラットシート搭載の機材になることがある」ということです。

ただし、「毎週のようになるわけではなく、月に1回あるかないか」ということです。搭乗した瞬間からハイテンションになってしまいました(笑)。

なので、予定外のJALシェルフラットシートの搭乗レポートをいたします。

フラットベッド型のシート

フラットベッド型のシートなので、シートはかなり傾くことになります。ただし、フルフラットベッド型ではないので、完全に180度傾くわけではありません。

今までに搭乗したノースウエスト航空のビジネスクラスや、マレーシア航空のビジネスクラスと同じタイプのシートになります。

それでは、まずはシート自体のレポートです。



これは、倒す前の状態のシートです。



これが、一番傾いている状態です。違いは明らかです。



シートを倒していない状態でも、足元はこのように広々としていました。ただ、足元の奥に荷物を置けないので、手荷物は棚に収納する必要がありました。



シートが倒れている状態での足元です。このように、足を楽に延ばすことができました。



通路を挟んだ隣のシートでは、このようにおじさんがシートを傾けて寝ていました。このように、斜めの状態でほぼ水平になっているのがわかります。



シートを全開に倒している時は、横を見ても、このように隣の乗客が見えないので、知らない人同士が座る時にも、一応プライバシーが確保されます。



シートは電動式になっていて、このボタンで操作できます。細かい調整が面倒な場合は、下の部分にある水平になっている絵のボタンを押せば、一気に水平になります。逆に、垂直に座っている絵のボタンを押せば、一気に元の状態に戻ります。



今回は、ジャンボ機の2階席になりましたが、サイドにはこのような収納スペースがありました。以前に日本航空でバンコクに飛んだ時も、2階のエコノミー席だったのですが、同じ収納スペースがあったのを覚えています。



パーソナルモニターも、このように大きめのサイズになっていました。おそらく、今までで一番大きい画面だったと思います。しかし映画は見ずに、せっかくのフラットベッドシートを倒してぐっすり寝てしまいました。



通常のシートポケットに加え、このような雑誌入れのスペースまで用意されていました。なので、前のポケットがかさばることもありませんでした。



リモコン置き場のすぐ下には、このようにパソコン用電源がありました。これなら、パソコンが必要なビジネスマンなども、電源を気にせずパソコンを使うことができます。

ちなみに、ノースウエスト航空のエコノミークラスでサンフランシスコへ飛んだ時、エコノミーにも関わらずパソコン用電源がついていました。なので、ノースウエスト航空も100%悪いということではないようです(笑)。



このように、読書灯もありました。エコノミーのような天井からの読書灯だと、周りに少し明かりが漏れてしまいますが、このタイプの読書灯なら、そのような心配もいりません。

帰りも、おいしかった機内食


機内食の様子をお伝えします。



まずはテーブルクロスがひかれました。



メニューです。洋食では「ビーフステーキ」「エビと帆立のソテー」から選ぶことができました。また好物の肉を頼みました。



まずは前菜とおつまみです。ポテトサラダ、トマトのマリネ、ハムのようなものがありました。これは別に普通の味でした。



前菜のズーム写真です。



生まれて初めてカンパリソーダを飲んでみました。薬のように苦すぎて、思わず「おぇ」となってしまいました。やはり私は、幼稚向けのオレンジジュースなどが合っているようです(笑)。



洋食のメインディッシュ全体です。



メインのステーキです。行きと同様、今回のステーキもボリュームがありました。



よだれが出てきそうです。



ハムとエビのサラダです。おいしかったのですが、サラダらしく、もう少し多めの野菜があればうれしかったです。



野菜スティックとパンです。



野菜スティックは、このようにソースにつけて食べました。私の中では「野菜スティック=かなり安くできる食べ物」という位置づけなので、ビジネスの機内食で出されたことはあまりうれしく思いませんでした。



シートを少しだけ傾けて、このように、足をリラックスさせながら食事をいただきました。

続いて和食です。



和食全体の様子です。



メインの魚です。



おかずです。



ごぼうサラダとお肉です。



あたたかい味噌汁もありました。



デザートです。おいしかったのですが、ムースの上にかかっているクリームが少し多すぎました。

間食にカップラーメン



メニューをよく見ると、ラーメン、うどん、そばのカップ麺が用意されていたので、あまりお腹は空いていませんでしたが、一応頼んでみました。



このように、ふたにシールが貼ってありました。



私はラーメンを頼みました。家ではなんとなく食べているカップラーメンですが、飛行機だと、なぜかおいしく感じてしまいました。



着陸の前に出された軽食です。ターキー(七面鳥)のサンドイッチと、ポテトサラダでした。



デザートにはコーヒー味のアイスクリームが出されましたが、これはかなりおいしかったです。これは癖になりそうです。



この青い空と白い雲の地平線。今まで一番きれいだったかもしれません。

JALシェルフラットシートの感想

シェルフラットシートの感想ですが、行きに、しょぼいスカイラックスシートになったせいかもしれませんが、かなり快適に過ごすことができました。

テレビを見たり読書をするときは、少しだけ傾けて、ぐっすり眠りたい時は、ほぼ水平まで傾けることができました。

今までにもフラットベッドシートの利用経験はありますが、成田〜香港、香港〜クアラルンプールと約4時間のフライトでした。今回はホノルル〜成田の約7時間と長めのフライトだったので、その分さらにリラックスできた気がします。

日本〜ハワイ間のフライトはジャルウェイズが運航しているので、一部の乗務員はタイ人になります。私の列の担当はタイ人だったのですが、行きのフライトの日本人乗務員よりも、とても丁寧に接客をしてくれました

さすがに日本語になまりがありましたが、一生懸命親切に対応してくれたので良かったです。今までのビジネスクラスのフライトの中で、一番いい対応だったと思います。もちろんノースウエスト航空は比較の対象外です(笑)。

なお、人間は100%満足できる生き物ではないのでしょうか、今度はこのシェルフラットシートを12時間以上かかるロンドン線、ニューヨーク線などで乗れたらと思います。12時間以上と長い時間飛んでこそ、フラットベッドシートの本当の心地よさを実感できるのではないでしょうか。

以上ですが、今回のハワイ旅行を、サクララウンジ、スカイラックスシート、ハワイアン航空、アイランドエア、ハワイ観光、シェルフラットシートとレポートさせていただきました。

特に、今回の旅行では、サクララウンジの利用と、アイランドエアの搭乗が記憶に残りました。

今回の旅行レポートが、みなさんのこれからの旅行計画のお役に立てれば幸いです。以上、ハワイ旅行のレポートでした。


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※このページの情報は2009年04月現在のもので、予告なしに変更されることがあります。