マイルで得得 > エアライン大辞典 > JAL > 搭乗記


JAL
(更新:2019年11月)

JAL国内線
A350/B787
新ファーストクラス
搭乗記/レポート


※ このページでは、2019年から導入されている、JAL国内線・新ファーストクラスの詳細を掲載しています。

※ このページでは、A350のファーストクラスを掲載していますが、B787のファーストクラスも基本同じになります。





このページの目次



機種・路線


JAL国内線・新ファーストクラスが搭載されている機種は、以下の通りです。

↓機種
A350
B787


B737にファーストクラスは導入されていません
↓路線
羽田〜福岡
羽田〜伊丹
羽田〜新千歳
羽田〜那覇
の一部便


主要路線でも、上記以外の機種だと、新ファーストクラスがない飛行機になります。

ただし、上記の機種を選んでも、急きょ当日機種が変更されて、新ファーストクラスに乗れない可能性もあります。

JAL国内線 新ファーストクラス搭載のA350型機

新ファーストクラスが搭載されている、JALのエアバス350型機。


↑目次へ戻る↑



当日アップグレード料金


JAL国内線・新ファーストクラスの、アップグレード料金に関してです。

↓アップグレード料金
8,000円


路線・便に関係なく、普通席→ファーストクラスへの当日アップグレード料金は、一律8,000円になります。

短めの羽田〜伊丹線でも、長めの羽田〜那覇線でも同じ料金なので、ファーストクラスに座れる時間という意味では、那覇行きが一番コスパが良くなります。

元の普通席の航空券は、ホテルパックや特典航空券など、どのタイプの運賃でも大丈夫で、全て当日アップグレードの対象になります。

↑目次へ戻る↑



シートマップ・避けるべき席


JAL国内線・新ファーストクラスの、シートマップ・避けるべき座席番号に関してです。

↓シートの配列
A350
2−2−2
が2列・計12席

B787
2−2−2
が1列・計6席
↓避けるべき座席番号
↓避けるべき理由


ファーストクラスの足元は広く、窓側の人も簡単に通路に出れるので、特別避けるべき座席はありません。

↑目次へ戻る↑



機内の様子・雰囲気


JAL国内線・新ファーストクラスの、機内の様子・全体の雰囲気です。

JAL国内線 新ファーストクラス 前方から

JAL新ファーストクラスを、前から見た様子です。A350は2列ありますが、B787だと1列だけになります。

JAL国内線 新ファーストクラス 後方から

後ろから前方を見た様子です。

JAL国内線 新ファーストクラス 斜め後方から

後ろから前方斜めの様子です。


↑目次へ戻る↑



座席・シートピッチ・足元の広さ/狭さ


JAL国内線・新ファーストクラスの、座席のタイプ・リクライニング角度に関してです。

↓シートピッチ
約134センチ
↓足元の広さ/狭さ
広い


JAL国内線 新ファーストクラス シート

シートの様子です。


JAL国内線 新ファーストクラス リクライニング

わかりにくいですが、リクライニングを最大限に倒して、フットレストを最大限に上げている状態です。


JAL国内線 新ファーストクラス 足元

足元の様子です。広々としています。

JAL国内線 新ファーストクラス フットレストを上げた状態

フットレストを上げている状態です。熟睡とまではいきませんが、ちょっとした仮眠をとるには十分な心地よさです。

JAL国内線 新ファーストクラス シェル型

横を見た感じです。シェル型シートなので、頭周辺には囲いがあり、ある程度のプライバシーがあります。

JAL国内線 新ファーストクラス 仕切り板

となりのシートとの間にある、仕切り版を手前に出せば、このように隣の乗客は直接見えないので、ある程度はゆったりできます。

JAL国内線 新ファーストクラス シート操作ボタン

シートのリクライニング操作ボタンです。電動なので楽です。


↑目次へ戻る↑



ヘッドレスト・フットレスト


JAL国内線・新ファーストクラスの、ヘッドレスト・フットレストについてです。

↓ヘッドレスト
あり
↓フットレスト
あり


JAL国内線 新ファーストクラス ヘッドレスト

ヘッドレストです。JALなので、ちゃんと消毒はしていると思いますが、ヘッドレストにカバーが掛けられていないのは微妙です。

JAL国内線 新ファーストクラス フットレストを上げた状態

フットレストを出している状態を、上から撮った様子です。


↑目次へ戻る↑



ドリンクホルダー・収納・テーブル


JAL国内線・新ファーストクラスの、ドリンクホルダー・収納についてです。

↓ドリンクホルダー
× なし
↓小物入れの収納
〇 あり


JAL国内線 新ファーストクラス サイドテーブル

ドリンクホルダーはないので、このようなサイドテーブルに飲み物を置きます。隣のシートからは孤立しているので、自分専用のサイドテーブルになります。

JAL国内線 新ファーストクラス メインのテーブル

テーブルは、ひじ掛け下に収納されており、引き上げるタイプです。
全開している状態のテーブルです。国際線ビジネスクラス並みの大きさです。

JAL国内線 新ファーストクラス 小物収納スペース

肘掛けの下に、小物を置けるスペースがあります。電源も同じ場所にあるので、スマホを充電しながら置くことができます。

JAL国内線 新ファーストクラス 読書灯

読書灯です。


↑目次へ戻る↑



電源・充電・コンセント・USB


JAL国内線・新ファーストクラスの、電源・コンセントに関してです。

↓コンセントの有無/数
あり/1
↓USB電源の有無/数
あり/1


JAL国内線 新ファーストクラス 電源

電源はコンセント・USBの両方が付いています。


↑目次へ戻る↑


テレビ・イヤホン


JAL国内線・新ファーストクラスの、パーソナルモニター・ヘッドホンに関してです。

↓個人用テレビの有無
〇 あり
↓個人用テレビのサイズ
約15インチ
↓イヤホンの質
いいほう


JAL国内線 新ファーストクラス モニター

最前列だと、モニターは前方の壁に付いています。離れていても十分大きいです。

JAL国内線 新ファーストクラス パーソナルテレビ

A350型機の2列目シートだと、前列シートの後部にモニターが付いています。かなり大きいのがわかります。


JAL国内線 新ファーストクラス ヘッドフォン

ヘッドフォンです。ちゃんとJALのロゴもプリントされており、国内線のイヤホンとしては十分です。

JAL国内線 新ファーストクラス SONY製のヘッドホン

パナソニック製で、下手な外資系航空会社の国際線ビジネスクラスより、しっかりしたヘッドフォンです。


↑目次へ戻る↑



機内エンターテイメント・チャンネル


JAL国内線・新ファーストクラスの、機内エンターテイメント・チャンネルに関してです。

↓日本語メニュー
あり
↓操作方法
リモコン


JAL国内線 新ファーストクラス エンタメのコンテンツ

エンタメシステムのメニューです。映画、テレビ番組、音楽、カメラ映像など一般的な内容です。

JAL国内線 新ファーストクラス ジェットストリーム

せっかくソニー製のいいヘッドフォンを使えるので、あえてジェットストリームなどを聞けば、贅沢な時間を過ごせそうです。

JAL国内線 新ファーストクラス 尾翼カメラ

エアバス350型機にライブカメラは、「尾翼の上」「機体の下前方」の2箇所付いており、これは尾翼カメラからの画像です。上から見下ろしている感じです。

JAL国内線 新ファーストクラス 車輪カメラ

これは機体下にあるカメラです。飛行機本体が見えないので、景色だけ楽しめます。このように、羽田・伊丹・福岡など市街地に空港がある場合、着陸寸前の映像は迫力があります。

JAL国内線 新ファーストクラス リモコン

座った状態だと、基本モニターに手が届かないので、パーソナルテレビの操作はリモコンで行います。


↑目次へ戻る↑



毛布・スリッパ


JAL国内線・新ファーストクラスの、毛布に関してです。

↓毛布
〇 あり


JAL国内線 新ファーストクラス アメニティ

毛布とスリッパは、搭乗時に既にシートに置かれているので、わざわざCAに頼む必要はありません。

JAL国内線 新ファーストクラス 毛布

ブランケットです。ファーストクラス専用の毛布です。クラスJ・普通席より厚みのある毛布です。

JAL国内線 新ファーストクラス スリッパ

スリッパと靴ベラです。


↑目次へ戻る↑



飲み物・ドリンク


JAL国内線・新ファーストクラスの、アメニティグッズに関してです。

↓ドリンクの料金
無料

アルコール類も全て無料


JAL国内線 新ファーストクラス メニュー

ファーストクラスでは食事が提供されますが、飲み物類も全て無料です。国際線のようなメニューが置かれています。

JAL国内線 新ファーストクラス ドリンクメニュー

アルコール類も全て無料です。ビールのほか、日本酒、焼酎、ワイン、シャンパンなど、国際線ビジネスクラス並みのメニューです。

ソフトドリンクも、ミネラルウォーターはペリエと、普通席では味わえない品揃えです。

JAL国内線 新ファーストクラス シャンパン

シャンパンです。ゆったりとしたシートでシャンパンを嗜む。贅沢なひと時です。


↑目次へ戻る↑




機内食・軽食・昼食・夕食


JAL国内線・新ファーストクラスの、機内食に関してです。

10:29までの出発:朝食

10:30−16:59の出発:昼食

17:00以降の出発:夕食

が提供されます。

以下は、羽田発・昼食時間帯の機内食の一例です。

JAL国内線 新ファーストクラス 昼食・ランチ

国際線の機内食?と勘違いするほどのレベルです。ただし、国際線のようにメインディッシュを選べるわけではなく、1種類になります。

JAL国内線 新ファーストクラス 前菜サラダ

前菜にも生ハム・海老などの食材が使われて、国際線ビジネスクラスに乗っていると錯覚してしまいそうです。

JAL国内線 新ファーストクラス メインディッシュのステーキ

メインディッシュのステーキです。柔らかくて文句ありません。

↑目次へ戻る↑




WIFI・インターネット


JAL国内線・新ファーストクラスの、WIFI・インターネットに関してです。

↓WIFI
ファーストクラスが
搭載されている
A350
B787
ではWIFIあり
↓料金
無料


JAL国内線・ファーストクラスの、WiFiサービスに関してです。

ファーストクラスか普通席は関係なく、WIFIがあるかどうか機種で決まります。

ファーストクラスが搭載されているA350型機、B787型機では、両方でWIFIが提供されています。

JAL国内線 新ファーストクラス WIFI

機内モードをONにしてWIFIもオンにし、「Japan Airlines」を選択し、同意画面などを進んでいくとWIFIにつながります。JALのアプリから接続すると、もっと簡単に接続できます。

WIFIは無料ですが、普通席・クラスJでも無料なので、ファーストクラスならではの特典はありません。

↑目次へ戻る↑




まとめ・感想


JAL国内線・新ファーストクラスの、メリット・デメリットは、以下の通りです。

良かった点

・サクララウンジよりワンランク上の、ダイヤモンド・プレミアラウンジに入れる
 (ANAだと、プレミアムクラス利用時も、ANAラウンジよりワンランク上のANAスイートラウンジには入れない)

・優先搭乗できる

・シートピッチ(足元の間隔)が広い

・アルコールの種類が豊富で全て無料

・昼食・夕食対象の便だと、国際線の機内食並みに食事が立派


残念な点

・前の座席下に手荷物を収納することができず、全ての手荷物を頭上の収納棚に入れる必要がある
 (ANAプレミアムクラスも同じ)

・羽田−伊丹線など飛行時間が短い路線だと、サービスが忙しい感じになる
 (ANAプレミアムクラスも同じ)


以上、JAL国内線・新ファーストクラスの搭乗記でした。





↑目次へ戻る↑

> JAL・徹底ガイドへ