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旅行レポート (2011年01月)
サウスウエスト航空の搭乗レポート

JAL羽田深夜便サンフランシスコ行き・エコノミーの搭乗レポート」の続きです。

続いて、サンフランシスコ→ラスベガス間で乗った、サウスウエスト航空の搭乗レポートをいたします。

なお、サンフランシスコ空港は以前のこちらのレポートをご覧ください。前回の時から変わった様子は一切ありませんでした。

マイレージですが、サウスウエスト航空は他社とマイレージ提携しておらず、自社のポイントプログラム「Rapid Rewards」に貯める必要があります。なので、今回ポイントは貯めませんでした。

こんな搭乗は初めて



サウスウエスト航空は、サンフランシスコ空港の第1ターミナルを利用して、JAL便が発着する国際線ターミナルのすぐ隣でした。歩いても行ける距離です。第1ターミナル内の様子です。典型的な、アメリカ国内線用のターミナルという感じでしょうか。

2008年にコンチネンタル航空に乗った時も、この第1ターミナルでした。もう3年経つのですが、年をとるほど、時間の経過が早く感じるのは本当のようです(笑)。



外を見てみると、サウスウエスト航空の飛行機がありました。昔は黄土色っぽい機体でしたが、現在はすべて、この青っぽい機体になっているようです。



隣のターミナルには、今回乗ってみたかったヴァージンアメリカ航空が見えました。次回のアメリカ旅行ではぜひ乗りたいと思います。



搭乗ゲートにあった椅子には、なんとサウスウエスト航空のロゴが刻まれていました。このゲートはサウスウエスト専用だと思われますが、このような小さな心遣いが、長年ファンをキープしているのかもしれません。



私の便の搭乗ゲートの様子です。みなさん、何か通常のゲートと違うものがわかりましたでしょうか。そうなんです。変な柱が何本もたっていたのです。これ、単なる飾りではありません。



近くで見てみると、このように、1本1本の柱ごとに異なる番号が書かれていました。裏表には違う番号が書かれていました。一瞬戸惑ってしまいましたが、実はこれ、搭乗できる順番を示した番号なのです。



さっそく私の搭乗券を見てみると、私の番号は29になっていました。つまり、私はこの飛行機に29番目に乗れることになります。チェックインカウンターで説明がなかったのが少し残念です。



案の定、搭乗時間になると、みなさん番号順に並んでいました。まるで、小学校の体育の時間のようです(笑)。

このように番号順に並ばせることで、全乗客が搭乗する時間が数分間短くなるのでしょうか。世界一の格安航空会社の戦略を実感できる一瞬でした

これはアメリカ国内線? 気分のよくなったフライト



夜の便だったからでしょうか、ゲートを離れると、機内はすぐに真っ暗になりました。ラスベガスに着くまで、機内が明るくなることはありませんでした。これも経費削減の一環なのでしょうか。

空席が目立ち、搭乗率は30〜40%ぐらいでしょうか。思ったよりも空いていてよかったです。いろんな経費を削減しているようなので、こんな低い搭乗率でも、もしかして黒字なのかもしれません。



テーブルにはサウスウエストのロゴが張ってありました。パーソナルテレビはありませんでした。天井にもテレビはありませんでした。座席配列は3−3で、特別狭い感じもありませんでした。



乗った機種はボーイングの737でした。実は、サウスウエストは、すべての機材をこの737に統一しています。機種を1つに絞ることにより、コストカットを図れるようです。



飲み物にはスプライトゼロを頼みました。母はコーヒーを頼みました。ノンアルコールはすべて無料でした。



スナックとしてピーナッツも無料で渡されました。「Lightly Salted」(薄い塩味)と書かれていましたが、かなりしょっぱかったです(笑)。



サウスウエストの機内誌で、名前は「Spirit」でした。



サウスウエストの就航地一覧です。このように、たくさんの主要都市に飛んでいます。

ラスベガスの夜景に感動



サンフランシスコ〜ラスベガス間には、大きな街がないようで、このように、外はずっと真っ暗で、翼の先で光っているライトしか見えませんでした。



すると急に、暗闇の中に、このように大きな明りの固まりが姿を現しました。ラスベガスは砂漠の中に作られた町というのは聞いていましたが、それを実感できる光景です。こんなに四角になっている明りを見たのは、今回が初めてだと思います。



ぼやけていて申し訳ないのですが、ラスベガスのメイン通りであるストリップの様子です。真ん中にある緑の建物がMGMホテルになります。まさかこんな綺麗な夜景を飛行機から見れるとは思っていませんでした。ラスベガス行きのフライトは、夜到着の便がおすすめです。

サウスウエスト航空の評価
(あくまでも個人的な意見です)


今回2度目だったサウスウエスト航空ですが、星の数は、星5つ中、4つにしたいと思います

まず良かった点でしが、「料金が安かった」ことです。格安航空会社なので当たり前かもしれませんが、唯一スーツケースを預けても無料の航空会社だったので、2人で50ドルも節約できました。

同時に、これは特にアメリカ国内線では重要になると思うのですが、「客室乗務員の態度が良かった」点も大きなプラスでした。

国内線・国際線に関わらず、米系航空会社のサービスが良くないのは知れ渡っている事実ですが、サウスウエスト航空に乗ると、それが信じられなくなると言っても過言ではありません。

実際に、機内で母がコーヒーを渡されると、「ちょっと、あの人微笑んでたわよ。変なおっさんだと思ったら、ちゃんと接客はしてるじゃない」と言いました。母もサウスウエストの接客に何かを感じたようです。

私も飲み物を飲み終わった後、同じ乗務員が片付けにきたのですが、コップと空き缶を渡すと、ちゃんと「Thank you」と言いました。当たり前のことかもしれませんが、米系航空会社はこれができない乗務員で一杯です。

飛行機を降りる時も、ちゃんと1人1人の乗客に「Bye」「Thank you」と笑顔で言っていました。パイロットも出てきていました。機内誌の名前ではありませんが、サウスウエストのスピリットを感じたフライトだったと思います。

なお、星4つにした理由ですが、欠点として、格安航空会社とはいえ、パーソナルテレビがないのが残念な点です
同じLCCであるジェットブルー航空ヴァージンアメリカ航空は、パーソナルテレビを設置しています。

以上、サウスウエストの搭乗レポートでした。マイレージは貯まりませんが、安い料金でちゃんとした接客を受けれるのであれば、利用価値十分のフライトだったと思います。

次は、ラスベガスの観光レポートをいたします。


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※このページの情報は2011年01月現在のもので、予告なしに変更されることがあります。