2011年12月に、ソウルへ特典旅行で行ってきました。
特典航空券の詳細
まず、今回の旅行で使用した特典航空券の詳細は以下の通りになります。
●マイルを使ったマイレージプログラム
ANAマイレージクラブ
●使ったマイル数
17,000マイル X 2人分
(ANA特典・エコノミークラス往復・ローシーズン)
●旅程・航空会社・座席クラス
区間数 |
航空会社
&
飛行区間 |
座席クラス |
1 |
ANA
羽田→大分
(※大分で1泊) |
普通席 |
2 |
ANA
大分→名古屋 |
普通席 |
3 |
ANA
名古屋→宮崎 |
普通席 |
4 |
ANA
宮崎→伊丹
(※大阪で1泊) |
普通席 |
5 |
ANA
関西→ソウルインチョン |
エコノミークラス |
6 |
ANA
ソウルインチョン→成田 |
エコノミークラス |
JCBのOki Dokiポイントから移行した
ANAマイルの消化を考えた結果、
マイルを効率よく使える
「ソウル特典+国内4区間」を選択
懐かしいと思われる方も多いかもしれませんが、一時期、私は一生懸命CMサイトのポイントを貯めて、それをANA JCBカード経由にて、効率よくANAマイルへ交換していました。
ただし、2010年1月、Oki DokiポイントのボーナスポイントのANAマイル交換レートが改悪される前に、ANAの約4万マイル分へ交換しました。
そのANA約4万マイルをどのように使おうか、しばらく悩んでいました。4万マイルあれば、ローシーズンであれば、アメリカ西海岸にも行くことができます。
ただし、長距離路線で、燃油サーチャージが自己負担になる特典は損になるので、今回アメリカは除外しました。
なので、燃油サーチャージが自己負担になっても、あまり負担にならない韓国へ行くことにして、それにANA国内線を故意に4区間入れることにより、マイルの価値を上げることにしました。
外資系マイレージプログラムでは基本的に無理ですが、ANAマイレージクラブでは、ANA国際線の特典航空券には、国内線を最大4区間まで含めることができます。別に地方出発である必要はなく、東京や大阪発でも、わざと日本中を周ることも可能です。
ローシーズンなら、九州などに寄ってからソウルに行っても、一人17,000マイルで済むので、同行する親の分を入れても、二人で34,000マイルと、ちょうどいいマイル数になりました。
ちなみに、今回の特典の元々の出発は、2011年の夏だったのですが、急用が出来てしまい、2度特典のフライト日を変更した後、やっと2011年12月に行くことができました。
なお、ANAマイレージクラブでは、特典のフライト日変更が無料でできたので、本当に助かりました。
もしこれがデルタ航空・スカイマイルなら、1人1回の変更につき150ドルが請求されるので、2人2回の変更なら、なんと合計600ドルもかかっていたことになります。日系マイレージプログラムならではのメリットを感じました。
ANA国内線を最大4区間入れることが出来るわけですが、羽田出発の場合、また東京に戻ってからソウルに行くことはできず、関西か名古屋からソウルインチョンへ飛ぶ必要があります。
名古屋発ソウル行きは、特典用の空席が全くなかったのですが、関空発はタイミング良く空きがあったので、関空からソウルに行くことにしました。
同行者の母は、大分の別府温泉に行きたかったので、まずは羽田から大分へ飛ぶことにしました。
その後、素直に大分から大阪経由でソウルに飛ぶこともできたのですが、せっかく最大4区間国内線を飛べるので、1日で大分→名古屋→宮崎→大阪とグルグルする旅程にしてみました(笑)。
これは特典を予約した後に、同行する母に伝えたのですが、特典の旅程表を見せても理解できないようでした。そして数分後、急に「何なのよこれ!」と少しキレた様子でした(笑)。
ちなみに、無理やり日本国内線を4区間入れたので、デルタ航空・スカイマイルのニッポン500マイルキャンペーンを活用し、2人でデルタ航空の4,000マイルゲットです。
これで、大分で1泊、名古屋・宮崎を経由して大阪で1泊、そしてソウルに向かう旅程にしました。本当は名古屋と宮崎でも1泊するのも面白いと思ったのですが、そうするとソウルの滞在期間を短くする必要があったので、名古屋と宮崎は乗り継ぎだけにしました。
特典のフライト日を変更する時、
オペレーターが時間をかけて、
特典の空席をチェックしてくれて、
折り返し電話をくれた
今回のソウル行き+日本国内4区間の特典ですが、2度フライト日を変更したのですが、2回とも結構時間がかかりました。
というのも、1つの旅程に国内線4区間、国際線2区間と合計6区間もあり、6区間全てで、うまく特典の空席がある日程を見つけるのに時間がかかったからです。
私がコールセンターに電話をし、特典の搭乗日を変更しようとしても、「大分行きは空席があるのですが、次の日の名古屋行きはもう一杯です」のように、どこかの区間が既に満席になっていました。
そこで私が「XX日はどうですか?」と聞いても、「XX日は国内線区間は空いているのですが、そうするとXX日のソウル行きが一杯で・・」のように、国内線がOKでもソウル行きが満席のケースもありました。
そのようなやり取りを約30分もしたのですが、結局私が希望する日程で、うまく変更することはできませんでした。
そうすると、オペレーターの方から、「現在のルートのままで、全ての便で空席がある日程をお調べします。時間がかかると思いますので、わかり次第、折り返しお電話いたします」と言ってくれました。
基本的に、「特典の予約は、オペレーターと話しながらすること」と思っていたので、オペレーターが自ら調べてくれて、折り返し電話をしてくれるとは予想外の対応でした。
少し申し訳ないと思ったのですが、素直にお願いし、電話を切りました。すると数時間後、同じオペレーターの方から折り返し電話がきました。
そして、「現在の旅程で、うまく全区間で空席があるのは、第1区間目の羽田出発が12月XX日なのですが、いかがでしょうか?」と提案してくれました。
結構先のことなので、何とも言えなかったのですが、うまく週末をはさんだ旅程だったので、一応その日程に変更してもらうことにしました。そして、12月になり、うまく時間も取れたので、そのまま韓国に行ってきました。
今回は、特典の予約、2度の変更と、数人のオペレーターの方と話しましたが、みなさん素晴らしい対応でした。
マイル単価はいくらか?
マイル単価ですが、出発の半年前の予約だったこともあり、正規割引運賃で一番安い運賃をもとに計算してみます。
なお、関空〜ソウル間、ソウル〜成田間は、それぞれ往復航空券を買った場合の、半分の運賃にしています。
飛行区間 |
航空券の料金 |
羽田→大分 |
約14,000円 |
大分→名古屋 |
約13,000円 |
名古屋→宮崎 |
約12,000円 |
宮崎→伊丹 |
約14,000円 |
関西→ソウルインチョン |
約13,000円 |
ソウルインチョン→成田 |
約16,000円 |
. |
合計
約82,000円 |
と、航空券代は合計で約82,000円になりました。
ANAマイレージクラブでは、ANA便の特典では燃油サーチャージが自己負担になるので、上の金額に燃油サーチャージをプラスする必要はありません。
約82,000円を17,000マイルで割ると、
82,000 ÷ 17,000 = 約4.8
となり、今回の特典航空券のマイル単価は約4.8円になりました。
マイル単価を高めるために、故意に国内線4区間を入れたわけですが、平均的なマイル単価である2円の2倍以上になったので、エコノミークラスの特典としては満足しています。
以上、ANAのソウル特典+日本国内線4区間の予約レポートをいたしました。
続いて、羽田空港・ANA国内線ターミナルにある、エアポートラウンジ「北ピア」の訪問レポをいたします。 |