アライアンス(Alliance)とは、英語で「提携」「同盟」という意味です。つまり、いくつかの航空会社が提携することにより、1つの提携グループが誕生します。
この提携グループのことをアライアンスと呼んでいます。
このアライアンスは、他に「航空連合」「国際航空連合」とも呼ばれます(意味は同じです)。
同じアライアンス内のエアラインは、様々なサービスを協力して行っていきます。
そのサービスの代表的なものが、「ネットワークを拡げるための共同運航便(コードシェア便)」、「チェックインカウンターや空港ラウンジ等の交互利用、そして「マイレージプログラムの相互提携」です。
現在、大規模なアライアンスは3つあります。その3つとは
スターアライアンス(Star Alliance)
スカイチーム(SkyTeam)
ワンワールド(oneworld)
です。各アライアンスは世界中のエアラインから構成されており、ネットワークは世界中に広がっています。各アライアンスとも、アメリカからのメジャー会社、ヨーロッパからのメジャー会社が中心になり構成されています。
スターアライアンスは、アメリカのユナイテッド航空、ドイツのルフトハンザドイツ航空が中心的なエアラインになっています。日本からはANAが加盟しています。
スカイチームはアメリカのデルタ航空、フランスのエールフランス航空が中心になっています。加盟している日系航空会社はありません。
ワンワールドはアメリカのアメリカン航空、イギリスのブリティッシュエアウェイズが中心になっています。日本からはJALが加盟しています。
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アライアンス(航空連合)のメリットは何?
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