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インタビュー (PEATERさん・2007年02月)
いつか、世界1周旅行をしたいPEATERさん (2/2)
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このページでは、PEATERさんに主にマイルの使い方についてお聞きします。

Q 特典航空券を利用されたことはありますか?

もちろんありますよ。毎年、最低でも1回は利用します。

Q 特典航空券では、どちらへ、どの航空会社で行かれましたか?

最近では
・JL(日本航空):KIX-SGN(ホーチミン)
・TG(タイ国際航空):KIX-BKK(バンコク)
ですね。

Q なぜ、その旅程に決めたのですか?

基本的に、行きたい旅先を先に選びます。発券できたから、できないからという理由で、旅程を変更することはしません。旅行を楽しむことが1番ですから。

Q 今までの経験上、特典航空券はすんなり発券できましたか?

やはり、なかなか出来ないことが多いですね。今年の正月に行ったペナン島も発券できず、泣く泣く航空券を購入して行きました。今も来年の正月のを発券しようとしていますが、出来ずにいます…。

Q これから、特典航空券でどちらへ、どの航空会社で行ってみたいですか?

5月に休みが取れれば、AF(エールフランス航空)でパリに行きたいと思っています。また、来年の正月はGA(ガルーダインドネシア航空)でデンパサールに行きたいので、発券を挑戦中です。(休みも、特典航空券もなかなか取れませんが…。)

Q どうして、その目的地、そしてその航空会社で行ってみたいのですか?

パリは以前から行きたかったのですが、フランス語が怖くて二の足を踏んでいました…。でも、今年は勇気を出し、チャレンジしようと思います!

また、正月は日本は寒すぎるので、南国に非難します。バリは友人から薦められました。航空会社を選ぶ理由は「今までに利用した事がない!」を優先しています。GAなんてインドネシアに行く時に利用しないと一生利用する機会がなさそうですからね(笑)。

Q 人気マイレージプログラムを中心に、最近は特典航空券が取りづらくなってきています。これに対して何か実践していることはありますか?

そうなんですよ。なかなか取れないんですよ。(特にUA、NW。)どうしたらいいんでしょうね?誰か教えて下さい。

私が実践しているのはとにかく早めに取るという事です。航空会社により何日前から取れるのかが違うので、事前に調べ、出来るだけ早く電話をします。それでも取れない事もあります…。(ちなみに、GAは開始日の朝9時に電話したのに、取れませんでした。どういうこと!?)

また、マイルで得得で勉強させて頂き、1度駄目でも諦めずに何回かチャレンジするようにしています。今の各航空会社のシステムでは、地道にチャレンジし続けるしかないのかなぁ。と感じています。

Q 特典航空券を自分以外の人に発券されたことがありますか?

残念ながら、まだありません。行きたい人と一緒に休みが取れて、(もちろん、すんなりと)特典航空券を発券し、行きたい所に旅行に行ける。最高ですね(^^)。そんな日が来る事を願っています。

Q マイル使用という視点で、おすすめする特典航空券の旅程はありますか?

正直わかりません。マイルで得得を拝見し、日々、勉強させて頂いています。特に、デイビッドさんが発券された(その後、キャンセルされた様ですが…)マレーシア航空のビジネスクラスはかなり得だと思いました。

Q 逆に、損だと思う特典航空券の旅程はありますか?

必要マイル数の多い少ないや、特典航空券が取れる、取れないばかり気にして、本来行きたい旅程ではない旅程での旅行です。旅行の本来の楽しみを忘れてしまってはどんなに少ない必要マイル数でも損だと思います。

Q 特典航空券以外でマイルを使用されたことがありますか?/使用してみたいですか?

今のところありません。また、現状の交換率ではしたくもありません。様々な企業が、各航空会社と連携し、ポイント交換のシステムを次々と構築していますが、現状の交換率では全く魅力を感じません。

Q 今までマイレージプログラムを利用してきて良かったこと、うれしかったことはありますか?

やはり、特典航空券での旅行はお得感があります。将来的に各アライアンスのエリート資格の獲得を目標にしているので、資格を得て、そのサービスを体験できた時にきっと、もっと良かったと思えるような気がします。

Q 逆に、よくなかったこと、嫌だったことはありますか?

希望日に特典航空券が取れずに「どうしようか?」と考えなければいけないのは嫌ですね。時間も労力も無駄です。もっとストレスなく、マイルが使用できるようにして欲しいですね。

Q これからのマイレージプログラムの将来について、何か心配されていることはありますか?

年々、各アライアンス共に、加盟航空会社数が増加し、どんどん便利になってきています。しかし最近、(特に一部の)プログラムでは加入者数が増え、特典航空券が取りにくい状況になってきているように感じます。

つまり、形式上ではどんどん拡大し、利便化しているように見えますが、実情は、マイルを貯めやすくはなったが、使いにくくなっているのではないでしょうか?

そんな背景があるのに、各航空会社ともに、提携航空会社、利用会員数の増加、そして、その場限りのキャンペーンばかりに力を入れ、プログラム利用者の利便性の向上に真摯に取り組んでいないと言わざるを得ない状況だと思います。

いまやマイレージは、「第2の通貨」と言われ、世界中で多くの旅行者が利用しているそうです。そんな状況だからこそ、経営破綻しても(過去のアメリカ系航空会社の様に)プログラムは継続しなければいけなかったのだと思います。

このまま、会員数が伸び続け、ただでさえ厳しい航空業界の財務状況を更に圧迫し、また、その利便性の悪さに世界中の利用者が愛想を尽かしてしまった時、航空業界全体(もしくは一部の大手航空会社)に、危機的な状況が待っているのでは…。と不安になります。

Q これからのマイレージプログラムについて、何か期待されることなどはありますか?

何か、画期的な新しい取り組みが欲しいですね。具体的に「これ!」と、言うのは特にないのですが…。

マイレージプログラムも一般に普及し、マンネリ感がある現状を打破してくれるような、斬新な試みに期待しています。マンネリ感を解消し、業界の更なる発展のために、時代を先導するリーダーの出現を待っています!

Q 最後に、マイラーとしての自分自身の心得みたいなものをお聞かせください。

旅行とは、本来、その計画や、旅程を楽しむものだと思います。マイレージプログラムはそれを援助するものであって、決して第1ではないと考えています。

だから、マイルを貯めることや、効率的に使うことばかりに気を取られるのではなく、(もちろん、そのための情報収集は大切ですが。)旅行本来の楽しみを忘れずに、マイラーとしてマイルを貯めること、使うことを楽しみたいと思っています。

---------------インタビュー終了---------------

PEATERさん、どうもありがとうございました。


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