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スクート航空
(2018年5月)
(現在も、内容はほぼ同じ)

スクート航空
ビジネスクラス
搭乗記/レポート
(機種:B787)


※ このページでは、スクート航空・B787・ビジネスクラス(スクートビズ)の様子・詳細を掲載しています。





このページの目次



優先チェックイン・優先搭乗


スクート航空・ビジネスクラス(スクートビズ)の優先チェックイン・優先搭乗に関しては、以下の通りです。

↓優先チェックイン
あり
↓優先搭乗
あり


スクート航空はLCCなので、「ビジネスクラスでも各種優先サービスがないのでは?」と思うかもしれませんが、優先チェックイン・優先搭乗共にあるので安心です。

スクート航空 エコノミークラスのチェックインカウンターの列

成田空港・スクート航空のチェックインカウンターです。チェックイン開始時間10分前に着きましたが、エコノミークラス側はすでに列が出来ていますが、手前ビジネスクラス側は0人です。優先チェックインが役立つ瞬間です。

スクート航空 ビジネスクラスの優先カウンター

スクート航空・ビジネスクラスのカウンターは「ScootBiz / Priority」と表示されています。

スクート航空 ビジネスクラス 優先搭乗

搭乗ゲートです。ビジネスクラス専用の優先レーンが設けられています。この写真だと左側になります。

スクート航空 ビジネスクラス 優先搭乗

ビジネスクラスのほか、プラス料金を払いオプションの「BoardMeFirst」を利用すれば、エコノミークラスでも一緒に優先搭乗ができます。


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機種・路線


乗った機種・路線は、以下の通りです。

↓機種
ボーイング
B787
↓路線
成田〜台北桃園


スクート航空は、このページで紹介しているB787を、成田〜台北のほか、成田〜バンコク、関空〜台北など多くの路線で運航しています。

スクート航空 ボーイング787型機

ゲートに駐機しているスクート航空の787型機です。LCCだと小型機が主流のため、LCCで中型機のB787を見るのは新鮮です。


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シートマップ・避けるべき席


スクート航空・B787・ビジネスクラスの、シートマップ・避けるべき座席番号に関してです。

↓シートの配列
1−2−1
↓避けるべき座席番号
特別に避けるべき座席はなし


スクート航空 ビジネスクラス シートマップ

Seatguru.com から引用した、シートマップです。

座席の配列は、2〜3〜2です。

Seatguru.com では、避けるべきシートは赤色で、要注意のシートは黄色で表示されますが、どちらの色の座席はありません。

ただし、満席でない限り、中央3列の真ん中のシートは避けたほうが無難かもしれません。

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機内の様子・雰囲気


スクート航空・B787・ビジネスクラスの、機内の様子・全体の雰囲気です。

スクート航空 ビジネスクラス キャビン全体

ビジネスクラス全体の様子です。座席の配列は2〜3〜2です。

スクート航空 ビジネスクラス キャビン全体


スクート航空 ビジネスクラス 前から後方

ビジネスクラス全体の様子を、前から見た様子です。


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座席のタイプ・リクライニング角度


スクート航空・B787・ビジネスクラスの、座席のタイプ・リクライニング角度に関してです。

↓座席のタイプ
リクライナー
↓リクライニング角度
↓通路へのアクセス
窓側・真ん中の席からは、直接通路へ出れない


スクート航空 ビジネスクラス シート

シートの様子です。国際線のビジネスクラスというよりは、国内線のANAプレミアムクラス、JALファーストクラスに似たリクライナーになります。

スクート航空 ビジネスクラス 足元

足元の様子です。ビジネスクラスにしては狭いですが、窮屈なLCCのエコノミークラスと比較すれば、広く感じます。

スクート航空 ビジネスクラス 足元

足元を横から見た感じです。エコノミークラスのシートピッチがとても広い航空会社より、数センチだけ更に広い?という感覚でしょうか。

スクート航空 ビジネスクラス リクライニング操作ボタン

リクライニングの操作ボタンです。電動ではなく手動で、JALのクラスJシートと似た感じです。ビジネスクラスとしてはショボいですが、安く乗れるLCCの簡易ビジネスクラスとしては十分です。

スクート航空 ビジネスクラス シート倒す前

シートを倒す前の様子です。

スクート航空 ビジネスクラス シート倒した後

最後までリクライニングした状態です。これだけ?と思うかもしれませんが、エコノミークラスと比べると、これだけの角度でも、3−4時間座っていると楽なのは事実です。

スクート航空 ビジネスクラス シート倒した状態

背もたれを最大限倒して、フットレストを一番上げている状態です。

スクート航空 ビジネスクラス 座っている乗客

最大限のリクライニングとフットレストで、人が座っている状態です。エコノミークラスより楽なのは明らかです。

スクート航空 ビジネスクラス 倒れてくる前のシート

前に座っている人が最大のリクライニングをすると、このように少し圧迫感があります。自分も最大にシートを倒せば、少し圧迫感は改善されます。


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テーブル・ドリンクホルダー・収納


スクート航空・B787・ビジネスクラスの、テーブル・ドリンクホルダー・収納についてです。

スクート航空 ビジネスクラス サイドテーブル

サイドテーブルです。水カップ2つを何とか置ける大きさです。

スクート航空 ビジネスクラス テーブルはアームレストの下

テーブルはアームレストの中から出します。

スクート航空 ビジネスクラス テーブル半分

テーブルは半分に折りたためます。

スクート航空 ビジネスクラス テーブル全開

全開したテーブルです。この写真からはわからないかもしれませんが、テーブルは水平ではなく少し斜めに下がった状態になり、機内食のトレーを置くと、少し不安定な状態でした。きっとしばらくは修理されないでしょう。


スクート航空 ビジネスクラス シートポケット

ビジネスクラスとはいえ、唯一の収納スペースはシートポケットだけです。


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電源・充電・コンセント・USB


スクート航空・B787・ビジネスクラスの、電源・コンセントに関してです。

↓コンセントの数
↓USB電源の数
なし


スクート航空 ビジネスクラス コンセント

コンセントがあります。ちなみに、ビジネスクラス(スクートビズ)では無料でコンセントを使えますが、エコノミークラスでは有料です。


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テレビ・ヘッドフォン


スクート航空・B787・ビジネスクラスの、テレビ・ヘッドホンに関してです。

スクート航空のビジネスクラスでは、テレビ・ヘッドホン共にありません。


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機内エンターテイメント・チャンネル


スクート航空・B787・ビジネスクラスの、機内エンターテイメント・チャンネルに関してです。

スクート航空 ビジネスクラス エンタメ視聴のパスワード

テレビはありませんが、スマホから専用のアプリをインストールすれば、機内で映画などを視聴できます。有料ですが、ビジネスクラスだと無料クーポンが渡されるので、パスワードを入力すれば、無料で視聴できます。

ちなみに、このクーポンをCAから貰う時、英語で「アプリが必要なので、離陸前にアプリをダウンロードしておいてください」のような説明をされました。

スクート航空 ビジネスクラス エンタメのガイドブック

スマートフォンの画面で映画などを探すのが面倒な場合、エンターテイメント用の機内誌があるので便利です。

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毛布・枕・スリッパ


スクート航空・B787・ビジネスクラスの、毛布・枕・スリッパに関してです。

↓毛布
〇 あり
有料
↓枕
× なし
↓スリッパ
× なし


スクート航空 ビジネスクラス 毛布 開封前

毛布です。スクート航空カラーである黄色です。有料のアメニティセットを購入すると、毛布も付いてきます。公式サイトから予約する時に購入することができます。機内で直接買うこともできます。

スクート航空 ビジネスクラス ブランケット

ブランケットです。フルサービスのビジネスクラスと比べると質素な毛布ですが、未使用状態なので清潔感はあります。購入したものなので持ち帰ることもできます。


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アメニティ・セット


スクート航空・B787・ビジネスクラスの、アメニティグッズに関してです。

スクート航空 ビジネスクラス アメニティセット

有料のアメニティセットです。毛布とアイマスクが付いてきます。有料なので、購入しない場合は何も提供されません。


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WIFI・インターネット


スクート航空・B787・ビジネスクラスの、WIFI・インターネットに関してです。

↓WIFI
あり
↓料金
20MB
5.99 米ドル

50MB
10.99 米ドル

100MB
17.99 米ドル

200MB
32.99 米ドル

500MB
65.99 米ドル


スクート航空・B787には、WiFiが搭載されています。

時間制ではなくデータ容量制なので、動画などを見るには料金が高くなります。

上記のWIFI料金は機内でWIFI料金を払う場合です。事前に公式サイトから支払う場合、上記料金から20%安くなります。

スクート航空の公式サイト:WIFI料金一覧表

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客室乗務員/CAの態度・接客


スクート航空・B787・ビジネスクラスの、客室乗務員の態度・接客に関してです。

↓シンガポール人・乗務員の接客
普通〜親切・丁寧
↓日本人・乗務員の接客
普通〜親切・丁寧


スクート航空 ビジネスクラス CA/客室乗務員

接客をしている客室乗務員です。おそらくシンガポールベースのシンガポール人CAがメインの印象です。

接客はCAにより差がありますが、日本のような「おもてなし」スマイルはないですが、比較的丁寧に対応している印象です。

ただし、シンガポール独特の英語なのでしょうか、すごく癖のあるイントネーションで聞きづらかったです。しかも早口なのでなおさらです。でも「What?」と言えば、繰り返し言ってくれます。


(※ 客室乗務員の態度は、今回搭乗したフライトでの評価です。フライトによっては、親切な乗務員もいますし、とても態度の悪い乗務員もいます)


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まとめ・感想


スクート航空・B787・ビジネスクラスの、メリット・デメリットは、以下の通りです。

良かった点

・成田〜台北線なら、片道約2万円〜と安い(安くない時期・大手航空会社と1−2万円の差なら避けるべき)

残念な点

・シートはリクライナー

・ビジネスクラスというよりは、プレミアムエコノミーのほうが近い


以上、スクート航空・B787・ビジネスクラスの搭乗記でした。





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