はい、基本的に、ユナイテッド航空・マイレージプラスのマイルを使う場合、ANA国内線特典航空券では、好きなルートを選ぶことができます(特典航空券用の空席がある場合)。
例えば、通常は羽田から札幌へは直行便でいくところを、あえて、羽田→函館→札幌、羽田→秋田→札幌のように、希望するルートで飛ぶことも可能です。
本来直行便で行けるところを、あえて乗り継ぐこの方法ですが、主に2つのメリットが考えられます。
1つ目のメリットは、「希望日に特典航空券の予約が取れる確率が高くなること」です。
例えば、希望日に羽田→那覇行きに空席がなくても、羽田→福岡→那覇なら空席があるかもしれません。
経由地は福岡のほかに、名古屋、大阪、鹿児島など多数あるので、乗り継ぎ地にこだわらないのであれば、希望日に予約できる可能性も上がります。
2つ目のメリットは、「乗り継ぐ場所で、ちょっとした(数時間程度の)観光をすることもできること」です。
例えば、羽田から那覇へ福岡経由で飛ぶようにして、福岡での乗り継ぎ時間を3〜4時間にすれば、博多などでちょっとした観光が可能になります。
羽田から札幌へ函館経由で飛ぶようにすれば、数時間程度ではありますが、ちょっとした市内観光をすることもできます。
極端に遠回りするルートでも大丈夫(予告なしにダメになる可能性もあり)
ユナイテッド航空・マイレージプラスのマイルを使う場合ですが、乗り継いで飛ぶルートは、かなり遠回りになっても大丈夫です。
なので、羽田→福岡→那覇、羽田→大阪→鹿児島、羽田→函館→札幌のように、直行で飛ぶルートに近い乗り継ぎルートである必要はありません。
以下、遠回りして飛ぶルートをいくつか紹介します。以下のルートでも、通常の片道特典航空券として予約することができます(予告なしに変更される可能性あり)。
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羽田→福岡→札幌というルート
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羽田→沖縄→大阪と、かなり遠回りするルート
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羽田→小松→仙台と飛ぶルート。金沢で日中観光した後、仙台に向かうことができます。
このように、(現状では)かなり自由にルートを組める状態であることがわかります。
とにかく遠回りして飛びたい、好きなところで数時間観光して最終目的地に飛びたいなど、それぞれの目的に合わせて経路を決めることができます。
特典航空券の検索画面では、「往復」「片道」ではなく、「複数都市周遊」を選ぶ
ユナイテッド航空・マイレージプラスのマイルを使う場合、ANA国内線特典航空券は、ユナイテッド航空の公式サイトからオンライン予約できるので便利です。
ただし、上記のルートのように、一般的ではないルートで予約したい場合は、ちょっとしたコツがあります。
それは、特典航空券の旅程で
「往復」
「片道」
「複数都市周遊」
の3つから選ぶことができるのですが、上記のような好きな経路で予約するには、「複数都市周遊」を選ぶのがベストです。
「往復」「片道」を選んでも、乗り継ぐルートが選択肢に表示されるのですが、必ずしも、希望する経路が一覧に表示されるわけではありません。
例えば、羽田→那覇を「往復」「片道」で選ぶと、本来は羽田→鹿児島→那覇と飛びたいのに、検索結果には表示されない可能性があります。
なので、「複数都市周遊」を選び、自ら「羽田→鹿児島」「鹿児島→那覇」と入力することにより、この経路で予約を進めることができます(特典航空券用の空席がある場合のみ)。
この「複数都市周遊」で予約を進める場合、初めてだと、少し戸惑うかもしれません。
「複数都市周遊」で予約を進める方法の詳細は、ユナイテッド航空・マイレージプラス、ANA国内線特典航空券のオンライン予約方法をご覧ください。
また、ユナイテッド航空・マイレージプラスのANA国内線特典航空券のルール等詳細はこちらでご確認ください。 |