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ジェットスター航空
(更新:2024年3月)

ジェットスター航空の国内線
「ちゃっかりPlus」
運賃のメリット5つを紹介


※ このページでは、ジェットスター航空・ちゃっかりPlusオプションの詳細を掲載しています。





このページの目次



国内線は「ちゃっかりPlus」オプションの追加料金は2500~3500円


2024年1月時点では、ジェットスター航空公式サイトで航空券を検索すると、デフォルトでの国内線の航空券代は、
「ちゃっかりプラス」
(Starter Plus)
運賃が表示されます。

ジェットスター予約画面ではデフォルトでStarter Plus運賃が表示される

例えば、成田→福岡の片道を検索すると、某便では
8,730円
になっていますが、左下に
「Plus」表記
があり、これは「ちゃっかりプラス」オプション込みの運賃になります。

ジェットスターのStarter運賃との比較

「別の選択肢を見る」をタップすると、一番安い「Starter」運賃に切り替えることができ、「ちゃっかりプラス」オプション料金が含まれていない
5,980円
と表示されています。

8,730円

5,980円

の差額で、成田~福岡線の「ちゃっかりプラス」追加料金は

2,750円

であることがわかります。

ちゃっかりプラスの追加料金は、路線・シーズンでオプション料金が異なります。

路線別・シーズン別の「ちゃっかりプラス」オプション料金は以下の通りです。

●通常期(閑散期)
2024年2月26日~3月14日
2024年3月31日~4月24日
2024年5月7日~7月11日
2024年9月2日~9月12日
2024年9月17日~9月19日
2024年9月24日~10月10日
2024年10月15日~10月26日

路線 追加料金
(片道)
成田〜
関西
2,750円
成田〜
札幌/新千歳
3,000円
成田〜
福岡
2,750円
成田〜
沖縄/那覇
3,250円
成田〜
旭川
3,000円
成田〜
高松
2,500円
成田〜
松山
2,750円
成田〜
高知
2,500円
成田〜
大分
2,500円
成田〜
熊本
2,750円
成田〜
長崎
3,000円
成田〜
宮崎
2,750円
成田〜
鹿児島
2,750円
成田〜
下地島
(宮古島)
3,000円
関西〜
札幌/新千歳
3,000円
関西〜
沖縄/那覇
3,000円
中部〜
福岡
2,500円
中部〜
沖縄/那覇
3,000円


●繁忙期
2024年3月15日~3月30日
2024年4月26日~5月6日
2024年7月12日~9月1日
2024年9月13日~9月16日
2024年9月20日~9月23日
2024年10月11日~10月14日

路線 追加料金
(片道)
成田〜
関西
3,000円
成田〜
札幌/新千歳
3,250円
成田〜
福岡
3,000円
成田〜
沖縄/那覇
3,500円
成田〜
旭川
3,250円
成田〜
高松
3,000円
成田〜
松山
3,000円
成田〜
高知
2,750円
成田〜
大分
2,750円
成田〜
熊本
3,000円
成田〜
長崎
3,250円
成田〜
宮崎
3,000円
成田〜
鹿児島
3,000円
成田〜
下地島
(宮古島)
3,250円
関西〜
札幌/新千歳
3,250円
関西〜
沖縄/那覇
3,250円
中部〜
福岡
2,750円
中部〜
沖縄/那覇
3,250円


「ちゃっかりPlus」(別名Starter Plus)オプションで付いてくる特典は、航空券購入時からの順序で並べると、

1.
座席指定料金が無料

2.
日付・便名の変更手数料が無料
(航空券運賃の差額自体は払う必要あり)

3.
受託手荷物10㎏まで無料

4.
500円まで機内食が無料
(機内販売のグッズも対象)

5.
マイレージが加算される
(JAL、カンタス航空、エミレーツ航空の中から1つのマイレージプログラムを選択)

の5つになります。

今までジェットスター航空の航空券を購入する時、「ちゃっかりPlus」を付けようか迷った方もいるのではないでしょうか。

以下、それぞれの特典を詳しく解説してみます。


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メリット1
座席指定料金が無料


普通にジェットスター航空の航空券を購入し、基本料金である「Starter」運賃だと、座席指定画面で座席を指定しようとすると、
「500円」
のような追加料金が表示されます。

料金ですが、500円一律ではなく、便名・路線・座席の列などにより、数十円前後します。

「事前に窓側の席を指定したいけど、500円払うのはもったいない」

と、あえて座席指定せず、当日チェックイン時に窓側席が空いていればラッキー、という方も多いのではないでしょうか。

「ちゃっかりPlus」オプションを購入していれば、
航空券購入時に、座席指定が無料でできます

ただし無料で座席指定できるのは「スタンダードシート」だけになります。非常口列の席・機内前方のシートは対象外になります。

特に座席間隔が狭いLCCだと、事前に窓側・通路側を無料で指定出来るだけでも十分ありがたいです。


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メリット2
日付・便名の変更手数料が無料


ジェットスター航空の国内線では、基本料金の「Starter」運賃で購入した航空券だと、後から日付・便名の変更をするには、

「3,700円」

の変更手数料がかかります。

上記手数料は1区間ごとにかかるので、行きと帰りも変更するには,
7,400円もの手数料がかかります。

ところが「ちゃっかりPlus」オプションを付けておくと、
この変更手数料が無料になります。変更は何度でも無料です

ただし、変更後の便で、航空券料金の差額が発生する場合は、その差額は払う必要があります。

例えば、元の予約の往復航空券代(基本運賃部分)が「10,980円」で、変更後の航空券代が「16,380円」の場合、差額の5,400円は払う必要があります。

「ちゃっかりPlus」オプションを付けていないと、差額の5,400円に加えて、往復の変更手数料7,400円が追加でかかります。

航空券購入後、変更する可能性が少しでもある方は、「ちゃっかりPlus」オプションを付けておけば、1度の変更だけで元が取れてしまいます。


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メリット3
受託手荷物が10キロまで無料


ジェットスター航空はLCCなので、預け手荷物がある場合は追加料金が発生します。

ジェットスター国内線の場合、航空券購入と同時に受託手荷物の追加料金も払うと、

「15キロまで片道1,780円」

かかります。

ところが、「ちゃっかりPlus」オプションを付けておくと、
10㎏までの預け手荷物が無料になります

通常は15㎏で1,780円なので、10kgだと約1,190円分の価値になります。

預け手荷物があるけど10キロ以内に収まる場合は、15㎏の受託手荷物だけに1,780円払うより、
2,500円~3,500円で「ちゃっかりPlus」オプションを付けたほうが、総合的に得になります


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メリット4
500円分の機内食(機内バウチャー付き)


通常なら、スナックやドリンク類などの機内食サービスは有料になりますが、「ちゃっかりPlus」オプションを購入すると、500円分のバウチャー(利用券)が付いてきます。

バウチャーはプリントアウトなどをする必要はなく、直接機内で500円分のバウチャーを使えます。

ジェットスター航空 男性の客室乗務員

CAは、どの乗客が「ちゃっかりPlus」オプションを付けたか知っているので、離陸前または水平飛行に入ったら直接席まで来てくれて、

「500円分のバウチャーが使えますので、メニューの中からお選びください。また後でお伺いいたします」

と伝えに来てくれます。

そして、お菓子や飲み物類を500円分までもらえます。搭乗券やバウチャーなどの提示は必要ありません。

バウチャーですが、
500円未満でのお釣りは出ないので、出来る限り500円に近くなるように注文するのがコツです

500円を超える時は、差額をその場で支払えば大丈夫です。

ジェットスター航空 機内食メニュー

シートポケットの中に、機内食メニューが入っています。機内誌とは別に、機内食メニュー専用の小冊子があります。

ジェットスター航空 ソフトドリンク

ミネラルウォーター、小さいペットボトルの緑茶、缶コーヒーなどは250円です。

ジェットスター航空 温かい飲み物

ホットコーヒー、お茶などの温かい系ドリンクは200円です。ドリンクメニューの中で1番安いです。

ジェットスター航空 ビール・アルコール類

アルコール類は、缶ビールが500円、ワインボトルが600円と、なかなかの料金設定です。

ジェットスター航空 カップヌードル

カップヌードル、スープ系は350円です。

ジェットスター航空 スナック類

ポテトチップス、せんべい、チョコレートなどのお菓子類は250円です。

ジェットスター航空 セットメニュー

「ちゃっかりPlus」オプションを付けた乗客用でしょうか、500円の飲み物+スナック類のセットメニューもあります。

ジェットスター航空 どら焼き

ジェットスターオリジナルのどら焼きです。このどら焼きとドリンクのセットが500円です。500円分バウチャーを損なく使い切れます。

ジェットスター航空 毛布は有料

ちなみに、機内販売のグッズ支払いにも、500円分の機内バウチャーを使えます。


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メリット5
マイルが加算される


ジェットスター航空はLCCでは珍しい「マイルを貯められる」航空会社になります。

ただし、基本運賃である「Starter」運賃ではマイルは加算されません。「ちゃっかりPlus」オプションを付けた場合のみマイルが加算されます。

マイルを貯められるマイレージプログラム・マイル付与率は、以下の通りです。


下記の全てのマイレージを一度に貯められるわけではありません。好きな1社のマイレージを選択する形になります

カンタス航空・フリークエントフライヤー
一律800マイル

JALマイレージバンク:
区間マイルの30%

エミレーツ航空・スカイワーズ:
区間マイルの50%

この中でおすすめなのは

「カンタス航空・フリークエントフライヤー」への加算です。

なぜなら、路線に関わらず800マイル(ポイント)加算されるからです


例えば、成田〜関空線なら、片道の飛行距離は約280マイルなので、加算率30%なら、たったの約80マイルしか貯まらないところ、カンタス航空のマイレージなら、約10倍の800マイル付与されるわけです。

カンタス航空はJALと同じワンワールドに加盟しているので、
貯まったカンタス航空のマイル(ポイント)は、JAL国内線の特典航空券に交換することもできます

JAL国内線の場合、片道10,000マイルと必要マイル数は高めですが、乗り継ぐ旅程でも同じ10,000マイルなので、乗り継げば1区間5,000マイルで飛べるので、乗り継げば実はJALマイルよりお得に使えます

例えば、羽田から福岡へ飛ぶ時、羽田→伊丹→福岡というルートで予約して、大阪で1泊してから福岡へ向かうことも可能です。

多少差はありますが、カンタス航空の10,000マイルでJAL国内線を2区間飛べば、マイル単価は少なくとも2円になるので、「ちゃっかりPlus」オプションを付けて獲得できる800マイルは、少なくとも1,600円分の価値になります。

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結論:
ちゃっかりPlusは払う金額以上の価値あり


以上、「ちゃっかりPlus」オプションのメリットを5つ解説してみましたが、利用価値を金額でまとめてみると、

座席指定料金
→500円

預け手荷物10キロ
→1,190円

カンタス航空の800マイル
→1,600円

機内バウチャー
→500円

と、
上記4つだけでも既に3,790円分の価値があり、オプション料金の元が取れています

これに加えて、

「最低3,700円かかる航空券の変更手数料無料」

も付いていることを考えると、
「ちゃっかりPlus」オプションを付けるのは、お得と考えることができます

最後に、


・マイルは貯めていない
・預け手荷物はない
・機内でドリンク類はいらない
・100%予定通り飛べる
・座席はどこでもいい

という方は、「ちゃっかりPlus」オプションを購入する必要はありません


朗報!
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