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(更新:2023年2月)

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ANA プロペラ機 (DHC8-Q400) 搭乗レポート

※ このページでは、ANA国内線・プロペラ機(機種はDHC8-400)の詳細を掲載しています。





このページの目次



機種・路線


ANA国内線・プロペラ機が運航されている路線は、以下の通りです。

↓機種
ボンバルディア
DHC8-Q400
↓路線
成田~仙台
成田〜新潟
伊丹~青森
伊丹~秋田
伊丹~松山
伊丹~高知
伊丹~福岡
伊丹~熊本
伊丹~大分
伊丹~鹿児島
中部~秋田
中部~松山
中部~熊本
中部~宮崎
新千歳~稚内
新千歳~根室中標津
新千歳~女満別
新千歳~釧路線
新千歳~函館
福岡~小松
福岡〜宮崎
福岡~対馬
福岡~五島福江
長崎~対馬
長崎~壱岐
長崎~五島福江


上記路線の一部便はジェット機で運航されているケースあり

一部路線は運休中の可能性あり


ANA プロペラ機 DHC8−Q400 機体

DHC8-Q400型機です。オープンゲートを使うことが多く、このように飛行機まで歩いて搭乗することが多いです。


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シートマップ・避けるべき席


ANA国内線・プロペラ機の、シートマップ・避けるべき座席番号に関してです。

↓シートの配列
2−2
↓避けるべき座席番号
特になし
↓避けるべき理由


ANA プロペラ機 シートマップ

DHC8-Q400のシートマップです(ANA公式サイトから引用)。2列ー2列の配列で、前方の赤い4席は、非常口列の座席になります。

一番後ろの座席もリクライニングできますし、この機種は翼が上にあるので、どの窓側席からも景色を見下ろせるので、特に避けるべき座席はないと言えます。

ANA プロペラ機 翼は上だから邪魔にならない

上に翼がある窓側席からの光景です。ジェット機のように、翼が邪魔にならず景色を見下ろせます。

ちなみに、この写真だとプロペラが少し邪魔に見えますが、肉眼では、プロペラが動いている間は、半透明みたく透けるので、思ったほど邪魔にはなりません。

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機内の様子・雰囲気


ANA国内線・プロペラ機の、機内の様子・全体の雰囲気です。

ANA プロペラ機 機内の様子

機内の様子です。前方から後方を見た様子です。小型機なので、乗り込んだ時点で一番後ろが見えます。狭いですが、ジェット機では味わえない新鮮さもあります。

ANA プロペラ機 キャビン全体

後ろから前方を見た様子です。


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座席・シートピッチ・足元の広さ/狭さ


ANA国内線・プロペラ機の、シート・座席のタイプ・広さに関してです。

↓シートピッチ
非公開
↓足元の広さ/狭さ
普通
(小型機だがLCCほど狭くはない)


ANA プロペラ機 シート

シートの様子です。

ANA プロペラ機 シート 上から

シートを上から見た感じです。シートの間隔は特別狭くなさそうなのがわかります。

ANA プロペラ機 シート 横から

シートを横から見た感じです。

ANA プロペラ機 足元・シートピッチ

足元の様子です。中型機・大型機のジェット機と比べても、特別狭くありません。小型機なのでさすがに機内の圧迫感は拒めないですが、座ると狭苦しさはありません。


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ヘッドレスト・フットレスト


ANA国内線・プロペラ機の、ヘッドレスト・フットレストについてです。

↓ヘッドレスト
なし
↓フットレスト
なし


ANA プロペラ機 シート

ヘッドレスト・フットレスト共にありません。


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ドリンクホルダー・収納・テーブル


ANA国内線・プロペラ機の、ドリンクホルダー・収納についてです。

↓ドリンクホルダー
× なし
↓小物入れの収納
× なし


ANA プロペラ機 テーブル

テーブルは一般的なタイプです。

ANA プロペラ機 ドリンク

中型機・大型機のテーブルには、ドリンク用の穴がありますが、この機種にはありません。中には、穴にカップを入れる度にANAに乗っていることを実感する方もいるかと思います。


ANA プロペラ機 足元・シートピッチ

小物置きスペースはなく、一般的なシートポケットだけになります。


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電源・充電・コンセント・USB


ANA国内線・プロペラ機の、電源・コンセントに関してです。

↓コンセントの有無/数
なし
↓USB電源の有無/数
なし


ANAのプロペラ機には、電源はありません。


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テレビ・イヤホン


ANA国内線・プロペラ機の、パーソナルモニター・ヘッドホンに関してです。

↓個人用テレビの有無
× なし
↓個人用テレビのサイズ
↓イヤホンの質
普通


ANA プロペラ機 モニターはなし

パーソナルテレビがなくても、天井に釣り下がるタイプのモニターがあるのが一般的ですが、この小型機には、天井からのモニターもありません。

イヤホンは、中型機・大型機に乗る時と同じタイプです。


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機内エンターテイメント・チャンネル


ANA国内線・プロペラ機の、機内エンターテイメント・チャンネルに関してです。

↓日本語メニュー
↓操作方法


今のところ、プロペラ機のシートにエンターテイメントシステム(パーソナルテレビ)搭載されていません。

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毛布


ANA国内線・プロペラ機の、毛布に関してです。

↓毛布
〇 あり


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飲み物・ドリンク


ANA国内線・プロペラ機の、ドリンク類に関してです。

↓ドリンクの料金
無料


基本的にドリンクメニューは他の路線と同じになり、コーヒー、アップルジュース、お茶、水、コンソメスープなどになります。

しかし、プロペラ機だと実際の飛行時間が30分前後と短い路線が多く、冷たいお茶やリンゴジュースだけの提供となり、欲しい人だけ通り過ぎるCAから飲み物をもらう、というスタイルが多いです。

ANA プロペラ機 ドリンク

冷たいお茶をいただきました。


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WIFI・インターネット


ANA国内線・プロペラ機の、WIFI・インターネットに関してです。

↓WIFI
あり
↓料金
無料


現在はANA国内線・プロペラ機でも、無料のWiFiサービスが利用できるようになっています。

大型機・中型機に比べると、プロペラ機へのWIFI導入が遅れていましたが、2019年にプロペラ機全機にWIFIが導入されています。

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注意点1:
ジェット機より、機内持ち込み手荷物サイズが小さい


(他の航空会社のプロペラ機でも同じですが)、ANA国内線・プロペラ機では、ジェット機よりも、機内持ち込み手荷物のサイズが制限されています。

ANA プロペラ機 手荷物サイズの注意喚起

函館空港では、ANAチェックインカウンターに着くと、このような機内持ち込み手荷物に関する案内がありました。

「手荷物大丈夫ですか?」「機内の収納スペースがこんなに違います」「中大型機の手荷物サイズでは収納できません」と書かれた注意書きです。

サイズですが、(搭乗時だと)3辺合計が100cm以内、幅が45cm以内、高さが35cm以内、奥行きが20cm以内です。

私のキャリーバックはサイズギリギリだったのですが、カウンターのスタッフに、(少し強めに)機内に持ち込まず、カウンターで預けるよう言われ、今回国内線で小型に乗るのは初めてだったので、言う通りにしました。

ANA プロペラ機 注意を無視する乗客

しかし、よく見てみると、私がカウンターで預けるように言われたキャリーバッグと同じ(または少し大きめ?)サイズのバッグを、みなさん機内に持ち込んでいるようです。素直に聞かずに機内に持ち込めばよかったです。

ANA プロペラ機 搭乗口でスタッフに注意される乗客

搭乗口で、私の前方に座っていた女性のところに、ANAの職員がやってきて、その女性のバッグはサイズオーバーで機内に持ち込めないから、預けるように言われていました。職員はサイズを測るための段ボール箱を持っていました。

ただし、その乗客はまたチェックインカウンターには戻って行かなかったので、その場で職員が手続きしてくれるようです。

ANA プロペラ機 狭い収納スペース

荷物収納スペースです。確かに、中大型機に比べると、スペースが狭いのが明らかです。


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注意点2:
外を歩いて搭乗する(雨の日は濡れる)


JALなどの小型機も同じですが、ANA国内線・プロペラ機だと、外を歩いて搭乗することが多いです。

ANA プロペラ機 外を歩いて搭乗

伊丹空港・函館空港など一部空港では、このようにターミナルから飛行機まで歩いて向かいます。雨なら大変です。

ANA プロペラ機 雨の日は大変

機内に乗り込みます。悪天候なら大変ですが、晴天なら逆に気持ちがいいかもしれません。

プロペラ機でもボーディングブリッジで搭乗するケースあり

ただし、新千歳空港など一部の空港では、プロペラ機でも搭乗ブリッジで搭乗できるゲートもあります(新千歳空港でも、バス+徒歩の搭乗になることもあり)。


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まとめ・感想


ANA国内線・プロペラ機の、メリット・デメリットは、以下の通りです。

良かった点

・小型機だが、シートピッチ(足元の間隔)は狭くない

・翼が機体上部にあるので、どの窓側席からも景色が見える

・必然的に乗客数が少ないので、比較的早く降機できる


残念な点

・徒歩の搭乗が面倒(雨の時は濡れる)

・ジェット機では機内に持ち込める、一部サイズのキャリーバッグは、上の収納スペースに収納できない(カウンターで預けるか、前方シート下に収納する)


以上、ANA国内線・プロペラ機の搭乗記でした。




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