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シンガポール航空
(2011年4月)
(現在も内容はほぼ同じ)

シンガポール航空
ビジネスクラス
搭乗記/レポート
(機種:A330)


※ このページでは、シンガポール航空・A330・ビジネスクラスの様子・詳細を掲載しています。

※ このページで掲載している搭乗記は機種A330です。A380、A350、B777300、B787などのシートとは異なります。





このページの目次



機種・路線


乗った機種・路線は、以下の通りです。

↓機種
エアバス
A330
↓路線
成田〜シンガポール


今回乗ったのは成田〜シンガポール線ですが、同じA330である限り、羽田、関空、名古屋、福岡路線などでも、基本的にビジネスクラスの様子は同じになります。

シンガポール航空 A330 機体

方向が悪くほとんど見えませんが、ゲートに駐機しているシンガポール航空のA330型機です。


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シートマップ・避けるべき席


シンガポール航空・A330・ビジネスクラスの、シートマップ・避けるべき座席番号に関してです。

↓シートの配列
2−2−2
↓避けるべき座席番号
特別に避けるべき座席はなし


シンガポール航空 A330 ビジネスクラス シートマップ

Seatguru.com から引用した、シートマップです。

座席の配列は、2〜2〜2です。

Seatguru.com では、避けるべきシートは赤色で表示されますが、赤色の座席はありません(A330の場合)。

最前列・最後列が黄色なのは「ギャレーからの騒音が気になるかもしれない」という理由です。音に敏感でない限り、黄色い座席でも問題ないです。

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機内の様子・雰囲気


シンガポール航空・A330・ビジネスクラスの、機内の様子・全体の雰囲気です。

シンガポール航空 A330 ビジネスクラスキャビン全体

ビジネスクラスキャビンの様子です。座席の配置は2−2−2です。


シンガポール航空 A330 ビジネスクラス 斜め前の席

座っている状態で、斜め前のシートを見た感じです。シェル型シートになっていて、ある程度のプライバシーがあるのがわかります。

シンガポール航空 A330 ビジネスクラス 隣の人

座席の配列は2−2−2なので、どの席に座っても隣に人がいるわけですが、一応シェル型シートになっており、ギリギリ隣の人の顔は見えません。

シンガポール航空 A330 ビジネスクラス 通路はさんで

隣のシートを見た様子です。


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座席のタイプ・リクライニング角度


シンガポール航空・A330・ビジネスクラスの、座席のタイプ・リクライニング角度に関してです。

↓座席のタイプ
ライフラットシート
↓リクライニング角度
約170度
(ライフラット)

斜めの状態で、ほぼ水平になるシート(地面からは水平にはならない)
↓通路へのアクセス
窓側の席からは、直接通路へ出れない


シンガポール航空 A330 ビジネスクラス シート倒す前

シートを倒す前の様子です。

シンガポール航空 A330 ビジネスクラス ライフラットシート

最後までリクライニングした状態です。斜めの状態でほぼ水平になります。

シンガポール航空 A330 ビジネスクラス 収納とテレビ

シート前方の様子です。テレビモニターの下に収納棚があります。

シンガポール航空 A330 ビジネスクラス 足元

シートを倒していない時の、足元の様子です。

シンガポール航空 A330 ビジネスクラス リクライニング時の足元

シートを完全に倒している時の、足元の様子です。

シンガポール航空 ビジネスクラス 毛布

毛布を掛けて寝ている様子です。

シンガポール航空 A330 ビジネスクラス 操作ボタン

リクライニングの操作をするボタンです。シンプルでわかりやすいデザインです。


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テーブル・ドリンクホルダー・収納


シンガポール航空・A330・ビジネスクラスの、テーブル・ドリンクホルダー・収納についてです。

シンガポール航空 A330 ビジネスクラス サイドテーブル

サイドテーブルです。サイドテーブルと言っても、ほぼドリンクを置けるスペースしかありません。

スペースは小さくても、ドリンク用の凹みがあるのはプラス評価です。これがない場合、隣の人が適当な位置にグラスを置いて、シェアするスペースにも関わらず、半分以上占領されていると、少し気分が悪くなってしまいます。

シンガポール航空 A330 ビジネスクラス メインのテーブル

テーブルを引き出します。

シンガポール航空 A330 ビジネスクラス 豊富な収納

テレビの下には、このような2段の収納棚があります。扉付きでしっかりした収納スペースです。

また、収納棚の左側には、ペットボトル専用置き場があります。ちょっと喉が渇いた時に便利です。


シンガポール航空 A330 ビジネスクラス 収納棚のロック

それぞれの収納棚に、ロック機能が付いています。乱気流で大きく揺れても、そう簡単には中の物が飛び散りません。常にサービスランキングの上位になる航空会社らしい、立派な配慮です


2010年あたりから既に飛んでいた飛行機にしては、ロック付きの収納棚や、ペットボトル専用置き場などを設置していることは立派なことです


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電源・充電・コンセント・USB


シンガポール航空・A330・ビジネスクラスの、電源・コンセントに関してです。

↓コンセントの数
↓USB電源の数
2


シンガポール航空 A330 ビジネスクラス コンセントとUSB

コンセントが1つあり、すぐ下にUSBポートが2つあります。


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テレビ・ヘッドフォン


シンガポール航空・A330・ビジネスクラスの、テレビ・ヘッドホンに関してです。

シンガポール航空 A330 ビジネスクラス 収納とテレビ

パーソナルモニターです。ビジネスクラスらしい大きいテレビ画面です。

シンガポール航空 ビジネスクラス ヘッドフォン

ヘッドホンです。ビジネスクラスでは普通のレベルです。

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機内エンターテイメント・チャンネル


シンガポール航空・A330・ビジネスクラスの、機内エンターテイメント・チャンネルに関してです。

シンガポール航空 A330 ビジネスクラス エンタメメニュー

エンターテイメント画面です。

シンガポール航空は、機内の上映映画数が数百にも

さすがシンガポール航空。用意されている映画の数は数百にもなります。

シンガポール航空のエンターテイメントシステムでは邦画もたくさん

邦画もたくさん用意されています。JALANAのフライトに乗っていると思うほどの多さかもしれません。

シンガポール航空の機内にはゲームがたくさんある

ゲームもたくさん用意されています。子供連れの旅行では、ゲームの数が結構重要かもしれません(でも今の子供たちはニンテンドーDSなどを持ち歩いていますね)。

シンガポール航空 A330 ビジネスクラス リモコン

コントローラーにある液晶画面で、常に到着地までの飛行時間が表示されています。この写真の場合、シンガポール到着は5時間20分後であることがわかります。


シンガポール航空 A330 ビジネスクラス フライトマップ

フライトマップです。

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毛布・枕・スリッパ


シンガポール航空・A330・ビジネスクラスの、毛布・枕・スリッパに関してです。

↓毛布
〇 あり
↓枕
〇 あり
↓スリッパ
× なし


シンガポール航空 ビジネスクラス 毛布

毛布です。

シンガポール航空 A330 ビジネスクラス ライフラットシート

枕です。毛布とほぼ同じカラーです。


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アメニティ・セット


シンガポール航空・A330・ビジネスクラスの、アメニティグッズに関してです。

シンガポール航空の日本〜シンガポール路線では、アメニティグッズは提供されません(予告なしに変更される可能性あり)。


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WIFI・インターネット


シンガポール航空・A330・ビジネスクラスの、WIFI・インターネットに関してです。

↓WIFI
なし
↓料金


シンガポール航空・エアバスのA330には、WiFiは搭載されていません。

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客室乗務員/CAの態度・接客


シンガポール航空・ビジネスクラスの、客室乗務員の態度・接客に関してです。

↓シンガポール人・乗務員の接客
親切・丁寧
↓日本人・乗務員の接客
親切・丁寧




接客をしている客室乗務員です。日本人・シンガポール人(アジア系の外国人)共に、問題ない接客でした。

ANAやJALのCAのような、日本人らしい接客とは少し違うかもしれませんが、丁寧で親切な対応であることに、変わりはありませんでした。

注文を取る時、ドリンクを渡す時、料理を下げる時など、ちゃんと微笑みながら対応してくれました。

ちなみに、何もサービスがない間、CA達が大きめの声で話したり笑ったりしているのが、ギャレーから聞こえてきました。

日系エアラインならクレームの対象になるかもしれませんが、外資系航空会社なので仕方のないことです。仕事はきちんと丁寧にしていたので十分です。


(※ 客室乗務員の態度は、今回搭乗したフライトでの評価です。フライトによっては、親切な乗務員もいますし、とても態度の悪い乗務員もいます)


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まとめ・感想


シンガポール航空・A330・ビジネスクラスの、メリット・デメリットは、以下の通りです。

良かった点

・収納スペースが多く、ロックも付いている

・古めの機種なのに、USBポートが2つある

・機種とは関係ないが、映画の数が豊富

・機種とは関係ないが、客室乗務員は、シンガポール人・日本人とも丁寧・親切。ただし、日系エアラインのCAほどではない


残念な点

・リクライニングがフルフラット(180度)ではない

・窓側の席から、直接通路へアクセスできない


以上、シンガポール航空・A330・ビジネスクラスの搭乗記でした。





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