「シンガポール・チャンギ空港での乗り継ぎレポート」の続きです。
今回はシンガポール航空のビジネスクラスを利用したので、経由したシンガポール空港では、ビジネスクラスラウンジである「シルバークリスラウンジ」を利用することができました。
夜9時ごろにラウンジに入り、乗り継ぎ便は翌日の朝8時ごろでしたので、朝の6時半ごろまでラウンジにいました。ビジネスクラスラウンジでは珍しく、24時間営業になっています。
このレポートでは、約10時間滞在したシルバークリスラウンジでの様子をお伝えいたします。
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ターミナル内を歩いていると、このような案内板があるので、「Silver Kris Lounge」に従って歩いて行きました。ターミナルの2階部分にありました。
少し暗めで、高級ホテルのラウンジっぽい作り
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ラウンジ全体の様子です。全体的に暗めで、落ち着きのある雰囲気でした。ただ、どこでも明るい日本に慣れていると、少し暗すぎる感じもあるかもしれません。
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小さいですが、水槽もありました。
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バーがありました。ただし、利用している客は一人もいませんでした。
食事は種類も多く平均より少し上だけど
ANAやJAL以下
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ビュッフェスタイルの食事が用意されていました。ビュッフェエリアは2箇所あったのですが、この1箇所のみが使われていました。この日はかなり空いていたほうなのかもしれません。
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おそらく魚?などの小さいな揚げ物のようです。
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魚の煮込み風です。
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お肉の煮込み風とジャガイモです。
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インド風のチキンです。
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野菜スープです。
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カレーやライスです。
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各種サンドイッチです。ちゃんとサランラップで包まれていました。これを見ながら、ローマ空港のアリタリア航空ビジネスクラスで食べた、乾燥しまくったサンドイッチを思い出してしまいました(笑)。
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のり巻きもありました。
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各種野菜・フルーツもありましたが、ハエが何匹もとまっていました・・・。
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各種飲み物です。
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のり巻きですが、ごはんがパサパサでまずかったです。日本の100円寿司がミシュランレベルのように感じてしまいます(笑)。
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魚の煮込み風やジャガイモ等です。海苔巻きとは対照的に、皿の左側にある煮込み魚は少し辛くおいしかったです。
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もうこれは何か忘れてしまいました(笑)。これもあまりお口に合わなかったのは覚えています。
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トマトのサンドイッチです。
設備は一般的
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デスクトップのパソコンは10台前後ありました。とても大きなモニターでした。
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ノートパソコン用デスクもいくつかありました。無料のWifiもありましたが、LANケーブルも用意されていました。
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トイレには、歯ブラシ、歯磨き粉、ひげそりなどがありました。
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トイレの隣には、シャワー室がありました。係員が常にいて、シャワーを使いたいことを伝えると、タオルセットをくれるようです。
24時間営業なのに
仮眠用の施設が不十分
実は、24時間営業のラウンジなので、ラウンジで優雅に仮眠をとるつもりでいました。
しかし、実際にラウンジ内を歩いてみても、
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体を曲げれば、何とか横になれる小さめのソファーしか見当たりませんでした。
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実際に女性の方がソファーで横になっていましたが、あまりリラックスできていないようでした。
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深夜を過ぎると、一部の明かりが消されて、何と利用者は私1人になってしまいました(笑)。奥にいるのは全員従業員です。
世界を代表するハブ空港にある24時間ラウンジなので、てっきり仮眠客がたくさんいるかと思っていた私は間違っていたようです。
1人しかいない私のところに受付係っぽい女性がやってきて、「何時のフライトですか?」と聞いてきたので、朝の8時と伝えると、「それじゃ6時に起こしましょうか?」と言ってくれました。ラウンジでのモーニングコールです。
ついでに、仮眠用のソファがあるか聞くと、「yes」と言うので連れて行ってもらうと、
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ラウンジの隅に1つだけ、このような仮眠用ソファがありました。ぐっすり眠れないのは明らかでした。あー、成田のANAラウンジが恋しい・・・。
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その後、他の従業員が、私にブランケットと枕を持ってきてくれました。やはり24時間ラウンジなので、それなりの用意はあるようです。
朝の6時に係員が起こしにきてくれて、搭乗ゲートに向かいました。
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なお、ビュッフェは朝食メニューに変わっていました。これはおかゆのようです。
シンガポール空港・シンガポール航空ビジネスクラスラウンジの評価
(あくまでも個人的な意見です)
シンガポール空港にあるシンガポール航空ビジネスクラスラウンジですが、評価は星5つ中、星3.5にしたいと思います。
同じ日の朝に、成田のANAビジネスクラスラウンジに寄ったせいかもしれませんが、全体的に、特に素晴らしいと思える点はありませんでした。
高級ホテルのラウンジっぽい雰囲気はありましたが、特別広いわけでもなく、設備も目新しさはありませんでした。
食事のメニュー数は多めでしたが、似たり寄ったりの内容で、果物にはハエ数匹がたかっていたなど、少し期待外れだった点もありました。
24時間営業でない成田のANAラウンジでさえも、仮眠用の個室スペースがたくさん用意されていたこともあり、シンガポール航空のラウンジは24時間営業にもかかわらず、個室スペースは1つもなくがっかりしてしまいました。
評判の高い空港にある、評判の高い航空会社によるラウンジでしたので、かなり期待してしまいましたが、正直言って、期待外れでした。成田のANAビジネスクラスラウンジやJALサクララウンジのほうが全然上だと思います。
ちょっとがっかりしてしまったシルバークリスラウンジでしたが、平均という意味で星3つにしようと思いましたが、従業員の方が親切にしてくれましたので0.5プラスして星3.5といたしました。
半日以上の乗り継ぎがある方は、このラウンジ内で過ごすよりも、市内のホテルに泊まったほうがいいかもしれません。もちろんホテル代はかかってしまいますが。
以上、シンガポール航空ビジネスクラスラウンジの体験レポートでした。
シンガポール→バンコクへのビジネスクラスですが、成田→シンガポールのビジネスクラスとあまり変わらないので省略させていただきます。
次は、今回の旅行の目的地であるバンコクの旅行記をレポートをいたします。
注目情報:
エコノミークラス利用でも、マイレージ上級会員でなくても、シンガポール空港のキャセイパシフィック航空ラウンジに入れる裏技(シンガポール航空利用時もOK) |