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スイス航空
(2013年6月)

スイス航空
ビジネスクラス
搭乗記/レポート
(機種:A340)


※ このページでは、スイス航空・ビジネスクラスの様子・詳細を掲載しています。

※ このページで掲載している搭乗記は機種A340ですが、B777でも、基本的にシートの様子は同じになります。





このページの目次



機種・路線


乗った機種・路線は、以下の通りです。

↓機種
エアバス
A340-300
↓路線
成田~チューリッヒ


スイス航空は、このページで紹介しているA340のほか、長距離路線ではA330、B777なども運航していますが、基本的には、ビジネスクラスの様子は同じになります(一部列のレイアウトなど、小さな違いはあり)。



出発ゲートから見えた飛行機です。機種はエアバスの340-300という大型機です。


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シートマップ・避けるべき席


スイス航空・ビジネスクラスの、シートマップ・避けるべき座席番号に関してです。

↓シートの配列
1-2-1
or
2-2-1
↓避けるべき座席番号
8 A
8 K




Seatguru.com から引用した、シートマップです。

座席の配列は、1~2~1の列と、2~2~1の列があります。

Seatguru.com によると、避けるべき座席は、赤いシートの2席「8A」「8K」になり、理由は「窓側席なのに、窓がない」になります。

逆に、窓がなくてもいい方は、この座席でも問題ないことになります。

同時に、左側の2列席も、可能な限り避けたほうがいいかもしれません。

シートマップを見ればわかりますが、左側は、同じ幅のスペースに1席・または2席配置されています。

つまり、2席配置されている列は少し窮屈になるわけです。2人隣同士で座りたい場合は、中央の2席のほうが、少しゆとりがあります。ただし、中央席だと窓がないのが欠点になります。


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機内の様子・雰囲気


スイス航空・ビジネスクラスの、機内の様子・全体の雰囲気です。



ビジネスクラス全体の様子です。シートの配列は2列~2列~1列のところと、1列~2列~1列のところと、2パターンあります。

つまり、進行方向左側の1列だけのシートは、右側のシートと比べて、少しは?幅が広い印象を受けました。

なお、左側で2列(2席)あるシートの場合、窓側の人は直接通路に出れないため、もし通路側の人がシートを完全に倒していると、またぐ必要があるため、1人で飛ぶ時は、左側の窓側席は避けたほうがいいかもしれません。



進行方向向かって、一番右側の席は全部1人だけで、通路へも直接出れるので、1人旅の場合は、右側の1人席がいいかもしれません。



座っている人を横から見た様子です。足の部分だけシートをリクライニング(というか、上に引き上げると)、このように足を伸ばしてリラックスすることができます。


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座席のタイプ・リクライニング角度


スイス航空・ビジネスクラスの、座席のタイプ・リクライニング角度に関してです。

↓座席のタイプ
スタッガード
↓リクライニング角度
180度
(フルフラット)
↓通路へのアクセス
左側の2席部分の窓側席は、直接通路へ出れず、通路側に座っている人を横切る必要あり

右側の窓側席は全て1人なので、通路への直接のアクセスあり




今回座った席です。シートをリクライニングする前の様子です。



完全にリクライニングした時の様子です。完全にフルフラットになります。



フルフラットにしている時の足元の様子です。



機内食の後は、このようにシートをフルフラットにして、寝ている人が多かったです。

なお、感じ方に個人差があると思いますが、スイス航空のこのビジネスクラスシートのクッションは、弾力があると言いますか、寝心地がいいほうだと思いました。

また、デルタ航空のビジネスクラスや、エティハド航空のビジネスクラスのように、プライベート空間のあるスタッガードシートではなかったため、照明が消された後も、数人がつけていた読書等の光が目立ちました。



シートのリクライニング操作ボタンです。特徴は右上にある、シートクッションの柔らかさを調整できるボタンです。「Softer」を押して、一応柔らかめになったのでしょうか、寝心地がよく、ぐっすり寝ることができました。



完全にフルフラットにして横になっている時には、頭の近くに、別の操作ボタンがあります。

倒して寝ている状態から、「Landing」ボタンを押すと、一気にシートが元の状態に戻ります。


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テーブル・ドリンクホルダー・収納


スイス航空・ビジネスクラスの、テーブル・ドリンクホルダー・収納についてです。



常に使えるサイドテーブルがあり、その下からスライドする形で、食事用のテーブルを取り出せます。

なお、飲み物(ペットボトル)専用のドリンクホルダーはありません。



シート前方のシートポケットです。ハンガーも既に入っていました。ハンガーが勝手に置いてあったビジネスクラスは、今まで始めてかと思います。



パーソナルテレビのすぐ下には、小物等を入れるスペースがありました。これだけでも一応いいのですが、シンガポール航空のビジネスクラス(A330)には、引き出しタイプの小物入れスペースがあったり、航空会社によって差があります。

なお、この小物入れスペースには、搭乗すると既にヘッドセットとアメニティセットが置いてありました。


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電源・充電・コンセント・USB


スイス航空・ビジネスクラスの、電源・コンセントに関してです。

↓コンセントの数
↓USB電源の数
なし




電源はコンセント1つのみです。

今はエコノミークラスでも、電源+USBのセットになっている航空会社も増えているので、ビジネスクラスでコンセント1つは残念です。ただ、木目調のデザインはお洒落です。


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テレビ・ヘッドフォン


スイス航空・ビジネスクラスの、テレビ・ヘッドホンに関してです。




シート前方にあるパーソナルモニターです。最新のビジネスクラスシートにしては、平均より小さめのモニターでした。




テレビの下の収納スペースに、ヘッドフォンが置かれています。

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機内エンターテイメント・チャンネル


スイス航空・ビジネスクラスの、機内エンターテイメント・チャンネルに関してです。



エンターテイメントシステムのメインメニューです。コンテンツは上から、

Movie、Music、Audio books、Games、Camera、SWISS kids、Communications、Flight infoです。

一般的な内容で、メニュー言語に日本語はなく、中国語さえもなかったので、あまりアジア圏マーケットに力を入れていないのかもしれません。



フライトマップです。ロシアのサンクトペテルブルグ上空を通過しているところです。



飛行機カメラの映像を常に見ることができます。天気がいいと、白い雲と青い空がずっと続いていきます。




エンターテイメントシステム用のリモコンです。「さすがビジネスクラス!」と思わせるような最新型のリモコンではなく、一般的なエコノミークラスのリモコンと同じタイプです。


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毛布・枕・スリッパ


スイス航空・ビジネスクラスの、毛布・枕・スリッパに関してです。



毛布です。




シートを完全にフラットにした状態で、ブランケットをかけて、横になっている状態です。



枕です。



スリッパです。セットで靴ベラはありません。

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アメニティ・セット


スイス航空・ビジネスクラスの、アメニティグッズに関してです。



アメニティセットのポーチです。



ポーチを開きます。



アメニティセットの中身です。靴下、アイマスク、耳栓、歯ブラシ、リップクリームなど、一般的な内容です。のど飴が入っているのは珍しいかもしれません。


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トイレの様子


スイス航空・ビジネスクラスの、トイレに関してです。

↓トイレの数
2室
↓アメニティ
ハンドクリーム




Seatguru.com から引用した、シートマップです。ビジネスクラス用のトイレは2か所あり、青い丸の場所にあります。



トイレには、ハンドクリーム等が、小さなチューブでたくさん置かれていました。自分の席に持ち帰って使えます。


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WIFI・インターネット


スイス航空・ビジネスクラスの、WIFI・インターネットに関してです。

↓WIFI
なし
↓料金


スイス航空・エアバスのA340には、WiFiは搭載されていません。

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客室乗務員/CAの態度・接客


スイス航空・ビジネスクラスの、客室乗務員の態度・接客に関してです。

↓白人系・乗務員の接客
普通
↓日本人・乗務員の接客
普通




ドリンクを配っている乗務員。

スイス航空・ビジネスクラスの乗務員ですが、接客は普通で、特別良くも悪くもありませんでした。

ものすごい笑顔もありませんが、イライラしている感じもなく、テキパキと仕事をしている印象です。

(※ 客室乗務員の態度は、今回搭乗したフライトでの評価です。フライトによっては、親切な乗務員もいますし、とても態度の悪い乗務員もいます)


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まとめ・感想


スイス航空・ビジネスクラスの、メリット・デメリットは、以下の通りです。

良かった点

・リクライニング角度は180度(フルフラット)

・右側の窓側席は、一人掛けシートでプライベート感がある(A340の場合)

・シートクッションの硬さを調整できる

・アメニティグッズの中に、のど飴がある


残念な点

・ANA/JALの最新ビジネスクラスのような、プライベート感があまりない

・左側の窓側席は、直接通路へアクセスできない(A340の場合)

・ビジネスクラスにしては、モニターが小さめ

・電源はコンセント1つだけ


以上、スイス航空・ビジネスクラスの搭乗記でした。




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