先日、当サイトでは、ユナイテッド航空・マイレージプラスで、ANA国内線特典航空券がオンラインで予約できるようになった件をお伝えしました。
私もそうですが、「ユナイテッド航空のコールセンターに電話する面倒がなくなった」「コールセンター発券手数料も払う必要がなくなった」と喜んだ方も多いのではないでしょうか。
ANA国内線特典航空券がユナイテッド航空公式サイトで予約できるようになってから、私は数回、オンラインでANA国内線特典の検索をしてみました。
直行便がある区間も、
乗り継ぎで飛ぶことが可能。
片道3区間になるケースも。
マイレージプラス、ANA国内線特典の徹底ガイドにも詳細がありますが、2013年7月現在、マイレージプラスのANA国内線特典では、直行便がある区間も、乗り継ぎで飛ぶことも可能で、必要マイル数も変わらず片道6,000マイルで済みます。
実際に、ユナイテッド航空ホームページの特典航空券検索画面で見てみたいと思います。
例えば、羽田→福岡間の特典空席をチェックすると、
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このように、羽田→福岡間で特典の空席がある便が表示されます。この直行便を選べば、必要マイル数は片道6,000マイルになります。
しかし、この画面を下にスクロールしていくと、
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これは、羽田→大阪伊丹→福岡というように、経由するルートになります。片道2区間飛ぶことになりますが、必要マイル数は、直行便と同じ片道6,000マイルになります(これはマイレージプラス独自のルール)。
基本的に、直行便のルートか、2つの便を乗り継ぐルートのどちらかになりますが、出発地、到着地によっては、片道3区間のルートになる場合もあります。
例えば、羽田→函館を選ぶと、基本的に羽田から函館への直行便になりますが、出発地を成田にして、成田→函館とすると、
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成田→仙台→札幌→函館と、合計3区間も飛ぶルートが出てきました。
ちなみに、もう少し見てみると、
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成田→福岡→名古屋→函館と、かなり遠回りのルートも出てきました(笑)。
いくつかの例を紹介しましたが、まとめると、「マイレージプラスのANA国内線特典では、直行便がある区間も、乗り継いで飛ぶことができ、しかも必要マイル数も変わらない」ということになります。
ANA国内線特典の乗り継ぎ回数が増えるほど、デルタ航空・スカイマイルのニッポン500マイルキャンペーンを活用できる
上の例を見ながら、「なんで直行で飛べる区間を、わざわざ乗り継いだり遠回りしなくちゃいけないの?」と思われた方もいるかもしれません。
しかし、ここで関係してくるのが、デルタ航空・スカイマイルで実施されている、ニッポン500マイルキャンペーンになります。
このニッポン500マイルキャンペーンとは、「日本国内線を飛んで、その搭乗券をFAXすると、もれなく1区間(1枚の搭乗券)につき500マイル贈呈します」というキャンペーンになります。
このキャンペーンの醍醐味は、日本国内線を特典航空券で利用した時の搭乗券も、500マイル贈呈の対象になるということです。
つまり、マイレージプラスのANA国内線特典でANA国内線を飛んだ時も、ANAの搭乗券をデルタ航空にファックスすれば、1枚につき500マイル獲得できるわけです。
もうお気づきだと思います。
つまり、マイレージプラスのANA国内線特典で、直行便がある区間でも、あえて直行便を避けて、わざと1〜2回乗り継ぎするルートを選べば、ニッポン500マイルキャンペーンで獲得できるデルタ航空のマイル数も増えるわけです。
例えば、マイレージプラスのANA特典で、羽田〜函館間の往復を直行便ですると、往路で1区間、復路で1区間と、合計2枚の搭乗券になり、ニッポン500マイルで獲得できるデルタ航空のマイルは1,000マイルになります。
しかし、マイレージプラスのANA特典で、故意に成田〜仙台〜札幌〜函館と飛ぶと、往路で3区間、復路で3区間と、合計6枚の搭乗券になり、ニッポン500マイルで獲得できるデルタ航空のマイルは、なんと3,000マイルになるわけです。
特典航空券でマイルを獲得できること自体すごいわけですが、1回の国内特典旅行で、デルタ航空の3,000マイルも獲得できるのは、かなりすごいことです。
ユナイテッド航空・マイレージプラスのマイルで、ANA国内線特典を利用する予定の方は、ぜひ、わざと経由するルートを選んでみてはいかがでしょうか。そして、デルタ航空のマイルをコツコツと貯めてみるのも面白いかもしれません。
「私はスターアライアンスのマイルをメインにしているから、スカイチームであるデルタ航空のマイルはいらない」なんて言わずに、ぜひ貯めてみてください。
デルタ航空・スカイマイルには、2013年7月現在、マイルの有効期限はありません。つまり、ニッポン500マイルキャンペーンで貯めたマイルは、基本的にずっと保有しておくことができます(将来マイルの有効期限が復活しない限り)。
私も、マイレージプラスのANA国内線特典には興味があるので、できれば片道3区間になるルートで利用してみたいと思います。
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