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JAL
(更新:2018年9月)

JAL国内線
クラス J
搭乗記/レポート


※ このページでは、JAL国内線・クラスJの詳細を掲載しています。





このページの目次



機種・路線


JAL国内線・クラスJが搭載されている機種は、以下の通りです。

↓機種
全ての飛行機

ただし以下の
機種を除く

SAAB340B(SF3)
ATR42-600(ATR)
DHC8-Q400
エンブラエル170(E70)


エンプラエル190(E90)には、クラスJは搭載されています

↓路線
ほとんどの主要路線

ただし、上記の小型機で運航されている一部ローカル路線を除く

2018年3月25日より、羽田〜三沢・南紀白浜線などでも、クラスJ搭載のE90型機になったので、羽田発着路線では、全ての路線にクラスJが搭載されるようになりました。


今回乗ったのは羽田〜函館線ですが、機種が違っても、クラスJの様子は同じになります(座席の配置は多少異なります)。

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シートマップ・避けるべき席


JAL国内線・クラスJの、シートマップ・避けるべき座席番号に関してです。

↓シートの配列
機種により異なる

基本的に、普通席より1席分少ない

例えば、普通席が3−3−3と横に9列のところ、クラスJは2−4−2と横に8列、という感じ
↓避けるべき座席番号
↓避けるべき理由


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機内の様子・雰囲気


JAL国内線・クラスJの、機内の様子・全体の雰囲気です。

JAL国内線 クラスJ 飛行機前方にある

搭乗ブリッジを渡って飛行機へ向かいます。クラスJの座席は飛行機前方にあるので、左側に向かいます(中型機・大型機の場合)。



JAL国内線 クラスJ 全体

クラスJのキャビンです。クラスJのマークが描かれたヘッドカバーシートがお洒落です。

JAL国内線 クラスJ 雰囲気

前方を向いて見た、クラスJキャビンの様子です。777-200型機の場合、シートの配列は2〜4〜2になります(一部列を除く)。普通席だと、3〜3〜3となるので、クラスJは1席分少ないので、その分1席の幅にゆとりがあります。

JAL国内線 クラスJ 後ろから全体

後ろから見た、クラスJ全体の様子です。


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シートピッチ・足元の広さ/狭さ


JAL国内線・クラスJの、座席のタイプ・リクライニング角度に関してです。

↓シートピッチ
約97センチ
↓足元の広さ/狭さ
広め


JAL国内線 クラスJ 足元/シートピッチ

足元の様子です。普通席よりスペースがあるのがわかります。普通席のシートピッチが約80センチ、このクラスJが約97センチなので、普通席より約17センチも広いことになります。


JAL国内線 クラスJ 横から見たシート

横から見た様子です。


JAL国内線 クラスJ シート リクライニング前

シートをリクライニングする前の様子です。ちなみに、隣に座っている赤いシャツを着た男性のシートは、既にリクライニングされています。

JAL国内線 クラスJ シート 倒した後

隣のシートと同じくリクライニングした時の様子です。

JAL国内線 クラスJ シート リクライニング時の様子

リクライニングを倒して、座っているシートの様子です。

JAL国内線 クラスJ パンフレット

シートポケットに入っていた、クラスJのパンフレットです。このほうがリクライニング角度の違いがわかりやすいかもしれません。

JAL国内線 クラスJ 前方のシート

普通席と比べてシートピッチがあるので、このように前の人がシートを倒してきても、あまり圧迫感はありません(少しはありましたが)。ちなみに、クラスJのシートに、パーソナルモニターはありません。


JAL国内線 クラスJ リクライニング用のボタン

シートのリクライニングボタン、フットレストの調整ボタンです。電動ではありません。


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ヘッドレスト・フットレスト


JAL国内線・クラスJの、ヘッドレスト・フットレストについてです。

↓ヘッドレスト
あり
↓フットレスト
あり


JAL国内線 クラスJ フットレスト

フットレストがあるので使ってみました。とても楽です。リクライニングしてフットレストも使うと、1−2時間のフライトもゆったりできます。

JAL国内線 クラスJ フットレスト

わかりにくいですが、フットレストを出している状態を、上から撮った様子です。

JAL国内線 クラスJ ヘッドレスト

ヘッドレストも付いています。


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ドリンクホルダー・収納・テーブル


JAL国内線・クラスJの、ドリンクホルダー・収納についてです。

↓ドリンクホルダー
× なし
↓小物入れの収納
△ あり


JAL国内線 クラスJ アームレスト下にあるテーブル

テーブルはひじ掛けの中に収納されています。ちょっと出すのが面倒です。


JAL国内線 クラスJ 折りたためるテーブル

ドリンクホルダーはないので、このようなテーブルに飲み物を置きます。テーブルは折り畳みタイプです。このように半開きにすることができます。

JAL国内線 クラスJ テーブル全開

全開している状態のテーブルです。

JAL国内線 クラスJ サイドテーブル

となり席との間には、このようなサイドテーブルがあります。ここに飲み物を置くことも可能ですが、隣の人とのスペースがはっかり区分けされていないので、隣に知らない人が座ると置きにくいです。

JAL国内線 クラスJ 物置きスペース

座る部分の端には、くぼみがあり、ちょっと物を置いておけるようになっています(実際には小物を置くためではないかもしれません)。


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電源・充電・コンセント・USB


JAL国内線・クラスJの、電源・コンセントに関してです。

↓コンセントの有無/数
基本なし
↓USB電源の有無/数
基本なし


今のところ、ほとんどの機種で、クラスJのシートに電源は装備されていません。

ただし、エンブラエルのE90型機には、電源が装備されています。


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テレビ・イヤホン


JAL国内線・クラスJの、パーソナルモニター・ヘッドホンに関してです。

↓個人用テレビの有無
× なし
↓個人用テレビのサイズ
↓イヤホンの質
普通


JAL国内線 クラスJ 天井のテレビ

モニターは普通席と同じく、天井や壁の共有モニターだけになります。こう考えると、スターフライヤーは普通席でも、全席にパーソナルテレビが装備されているのはすごいことです。


JAL国内線 クラスJ イヤホン

ヘッドフォンです。ちゃんとJALのロゴもプリントされており、国内線のイヤホンとしては十分です。CAが配るのではなく、シートポケットの中に入っています。


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機内エンターテイメント・チャンネル


JAL国内線・クラスJの、機内エンターテイメント・チャンネルに関してです。

↓日本語メニュー
↓操作方法


今のところ、機種に関わらず、クラスJのシートにエンターテイメントシステム(パーソナルテレビ)搭載されていません。

JAL国内線 クラスJ 音楽チャンネルのリモコン

音楽チャンネルは用意されています。ひじ掛けのところにある、音量・チャンネル操作などのボタンです。


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毛布


JAL国内線・クラスJの、毛布に関してです。

↓毛布
〇 あり


JAL国内線 クラスJ 毛布

ブランケットです。クラスJと書かれている、クラスJ専用の毛布が用意されています。


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飲み物・ドリンク


JAL国内線・クラスJの、ドリンク類に関してです。

↓ドリンクの料金
無料


JAL国内線 クラスJ ドリンクメニュー

他の乗客に飲み物を渡している時に、事前にメニューを渡されるので、考える時間があります。

基本的にドリンクメニューは普通席と同じになり、コーヒー、アップルジュース、お茶、水、コンソメスープ、キウイ味のスカイタイムジュースなどになります。

JAL国内線 クラスJ 専用のこだわりドリンク

面白かったのは、クラスJでは「こだわりドリンク」も用意されていることです。一番下に「クラスJのお客様には、厳選したお飲み物もご用意しております」と書かれています。

ちなみに、「こだわりドリンク」と書かれているだけで、実際に何かは客室乗務員に聞かないとわかりません。シールでも付箋でもいいので、初めからメニューに記載されていればベターなのですが。

JAL国内線 クラスJ限定のドリンク

せっかくクラスJに座ったので、こだわりドリンクを頼みました。具体的な味は忘れてしまいましたが、クランベリー風味のジュースでした。普通席の人たちは飲めないと思うと、おいしく感じます(2014年搭乗時)。

JAL国内線 クラスJ 野菜ジュース

最新版として、2018年4月搭乗時は、デルモンテの「ベジタブルリッチ」という野菜ジュースでした。


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WIFI・インターネット


JAL国内線・クラスJの、WIFI・インターネットに関してです。

↓WIFI
機種による
↓料金
無料


JAL国内線・クラスJの、WiFiサービスに関してです。

クラスJか普通席は関係なく、WIFIがあるかどうか機種で決まります。

JAL国内線 WIFI使用可を示すマーク

WIFIが搭載されている飛行機は「JAL SKY NEXT」と呼ばれ、ドア付近には「JAL SKY WIFI」と書かれています。



ちなみに、どの路線で、どの便がJAL SKY NEXTの飛行機かどうかを知るには、予約検索画面にある、このマークが目印になります。路線によっては、JAL SKY NEXTの飛行機と、そうでない飛行機が混ざっているので注意が必要です。


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客室乗務員/CAの態度・接客


JALの、客室乗務員の態度・接客に関してです。

↓乗務員の接客
良い
↓ANA/JALと比べると?


JAL国内線 クラスJ 接客している客室乗務員

ドリンクサービスをしている客室乗務員です。
丁寧な接客です。

クラスJのエリアは、普通席より狭いせいでしょうか、気のせいかもしれませんが、普通席より(ほんの少しだけ)一人一人丁寧に接している印象を受けました。

例えば、クラスJでは、飲み物を下げられる時、「おかわりはいかがでしょうか?」と聞かれる確率が、普通席よりは高いです。


(※ CAの評価は個人的な主観です。客室乗務員の態度は、今回搭乗したフライトでの評価です。フライトによっては、親切な乗務員もいますし、とても態度の悪い乗務員もいます)


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まとめ・感想


JAL国内線・クラスJの、メリット・デメリットは、以下の通りです。

良かった点

・座席の幅が少し広いだけでも、ゆったりする

・シートピッチ(足元の間隔)が広い

・クラスJ専用のドリンクメニューがある

・機内前方にシートがあるので、すぐに降機できる


残念な点

・優先搭乗できない(ファーストクラスは優先搭乗できる)

・最新機種を除き、電源がない


以上、JAL国内線・クラスJの搭乗記でした。




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